4.5.3 ファンネル・チャートでのデータのビジュアル化

ファンネル・チャートは、各セグメントが徐々に狭まるじょうごの形状に似たグラフィカルな表現です。セグメントは垂直に配置され、階層を表します。ファンネル・チャート内では、各セグメントは順次プロセスのステップまたはステージに対応します。

このチャートを使用する場面: 線形順次プロセスを視覚化する(主にビジネス・コンテキストおよび営業コンテキストで)には、このチャートを使用します。たとえば、ファンネル・チャートを使用して、販売プロセス、オーダー履行、Webサイト訪問者の傾向などを追跡できます。
データセット: CUSTOMER_INSURANCE_LTV。この例では、サンプル・テンプレート・ノートブックOML-Run-me-firstを使用します。
ファンネル・チャートでデータをビジュアル化するには:
  1. OML-Run-Me-Firstノートブックで、CUSTOMER_INSURANCE_LTVを表示したパラグラフに移動します。ファンネル・チャート・アイコンをクリックします。

    図4-19 ファンネル・チャート・アイコンが表示されているツールバー


    ファンネル・チャート・アイコンが表示されているツールバー

  2. データが次のように表示されます。カーソルを合せると、ファンネル・チャートにプロットされた5つの各グループの系列が表示されます。

    図4-20 ファンネル・チャート


    ファンネル・チャート

  3. 同じグループのいくつかの属性CREDIT_BALANCEMORTGAGE_AMOUNTおよびINCOMEを比較してみましょう。「設定」をクリックし、次のように編集します。

    図4-21 ファンネル・チャートの設定


    ファンネル・チャートの設定

  4. 次のスクリーンショットに示すように、これらの属性(CREDIT_BALANCEMORTGAGE_AMOUNTおよびINCOME)が3つのファンネル・チャートに表示されるようになりました:

    図4-22 カスタマイズ後のファンネル・チャート


    カスタマイズ後のファンネル・チャート

これで、データをファンネル・チャートでビジュアル化するタスクは完了です。