43 Database as a Service管理者用のEM CLI動詞

この章では、Enterprise Managerセルフ・サービス・アプリケーション管理ユーザー用の、Database as a Service (DBaaS)のためのEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(EM CLI)動詞について詳しく説明します。クラウド管理に関連する他のEM CLI動詞については、『Enterprise Managerコマンドライン・インタフェース』を参照してください。

EM CLIにより、各種オペレーティング・システムのテキスト・ベースのコンソール(シェルおよびコマンド・ウィンドウ)からEnterprise Manager Cloud Control機能にアクセスできます。管理者は、SQL*Plus、OSシェル、Perl、Tclなどのカスタム・スクリプトを使用してEnterprise Manager機能をコールできるため、Enterprise Managerの機能と企業のビジネス・プロセスを容易に統合できます。

この章は次の各項で構成されています。

PaaSインフラストラクチャ・ゾーンのEM CLI操作はすべて、EM_CLOUD_ADMINISTRATORロールを持つユーザーのみ使用できます。また、ソフトウェア・プールの操作は、EM_SSA_ADMINISTRATORロールを持つユーザーのみ使用できます。EM CLI動詞は、セキュリティ・コンテキストからユーザー情報を取得し、これらの操作を実行する権限を持つユーザーのみに権限を付与します。

PaaSゾーンEM CLI動詞

次の表に、PaaSゾーンのリソースでサポートされる動詞の詳細を示します。

表43-1 PaaSゾーンEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli create_paas_zone

PaaSインフラストラクチャ・ゾーンを作成します。

  • name - 作成するPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。

  • credential - このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンでプロビジョニングに使用するグローバル名前付き資格証明。

  • hosts - このPaasインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するホスト・ターゲットのカンマ区切りのリスト。PaaSインフラストラクチャ・ゾーンには、メンバーとしてホストまたはOracle VMゾーンのいずれかを含めることができます。

  • ovm_zones - このPaasインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するOracle VMゾーン・ターゲットのカンマ区切りのリスト。

  • roles - このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンにアクセスできるSSAロールのカンマ区切りのリスト。

  • description - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの説明。

  • cpu_utilization - この配置ポリシー制約を使用すると、クラウド管理者はどのホストにも最大しきい値を設定できます。入力値は、1から100の間にする必要があります。指定しない場合、デフォルト値は、80パーセントになります。Oracle VMゾーン・ターゲットをメンバーとして追加する場合、このパラメータは必要ありません。

  • memory_utilization - これは、PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの配置ポリシー制約です。入力する値は、1から100の間である必要があります。指定しない場合、デフォルト値は、80パーセントになります。Oracle VMゾーン・ターゲットをメンバーとして追加する場合、このパラメータは必要ありません。

例:

emcli create_paas_zone 
   -name=MyPaaSZone 
   -credential=AIME__N 
   -hosts=xyxy.example.com 
   -roles="SSA_USER_ROLE1" 
   -description="Test PaaS zone" 
   -cpu_utilization=90 
   -memory_utilization=90

Sample Output:
PaaS Infrastructure Zone "MyPaaSZone" created successfully.

emcli create_paas_zone

-name=<Name of PaaS zone>

-credential=<Global Named Credential>

[-hosts=<Host1,Host2,Host3...>]

[-ovm_zones=<OVMZone1,OVMZone2,OVMZone3...>]

[-roles=<SsaRole1,SsaRole2,...>]

[-description=<Description of PaaS zone>]

[-cpu_utilization=<Value between 1 and 100>]

[-memory_utilization=<Value between 1 and 100>]

emcli update_paas_zone

PaaSインフラストラクチャ・ゾーンを更新します。

  • name - 既存のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。

  • credential - 更新するグローバル名前付き資格証明。

  • add_hosts - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するホスト・ターゲットのカンマ区切りのリスト。追加するホストは、他の既存のPaaSゾーンにまだ追加されていない必要があります。

  • remove_hosts - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンから削除するホスト・ターゲットのカンマ区切りのリスト。

  • add_ovm_zones - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するOracle VMゾーン・ターゲットのカンマ区切りのリスト。追加するOracle VMゾーンは、他の既存のPaaSゾーンにまだ追加されていない必要があります。

  • remove_ovm_zones - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンから削除するOracle VMゾーン・ターゲットのカンマ区切りのリスト。

  • add_roles - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンにアクセスできる、追加するSSAロールのカンマ区切りのリスト。

  • remove_roles - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンから削除するSSAロールのカンマ区切りのリスト。

  • description - PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの更新後の説明。

  • cpu_utilization - この配置ポリシー制約を使用すると、クラウド管理者はどのホストにも最大しきい値を設定できます。入力する値は、1から100の間である必要があります。

  • memory_utilization - この配置ポリシー制約は、PaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメモリー使用率を対象とします。入力する値は、1から100の間である必要があります。

例:

emcli update_paas_zone 
    -name=MyPaaSZone 
    -credential=AIME_N 
    -add_hosts=xyxy.example.com  
    -remove_hosts=xxy.example.com 
    -add_roles="SSA_USER_ROLE1"  
    -remove_roles="SSA_USER_ROLE2" 
    -description="Test PaaS zone" 
    -cpu_utilization=90 
    -memory_utilization=90 

Sample Output:
PaaS Infrastructure Zone "MyPaaSZone" updated successfully. 

emcli update_paas_zone

-name=<Name of PaaS zone>

[-description=<Description of PaaS zone>]

[-credential=<Global Named Credential>]

[-add_hosts=<Host1,Host2,Host3...>]

[-remove_hosts=<Host4,Host5...>]

[-add_ovm_zones=<OVMZone1,OVMZone2,OVMZone3...>]

[-remove_ovm_zones=<OVMZone4,OVMZone5...>]

[-add_roles=<SsaRole1,SsaRole2,...>]

[-remove_roles=<SsaRole3,SsaRole4,...>]

[-cpu_utilization=<Value between 1 and 100>]

[-memory_utilization=<Value between 1 and 100>]

emcli delete_paas_zone

PaaSインフラストラクチャ・ゾーンを削除します。PaaSインフラストラクチャ・ゾーンは、関連付けられている既存のソフトウェア・プールがある場合、削除できません。

  • name - 削除する既存のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。

例:

emcli delete_paas_zone 
       -name=MyPaaSZone 

Sample Output:
PaaS Infrastructure Zone "MyPaaSZone" deleted successfully

emcli delete_paas_zone

-name=<Name of PaaS zone>

emcli get_paas_zone_detail

PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの詳細を取得します。

  • name - 名前、説明、名前付き資格証明、ホストの数、ロール、最大メモリー割当て(%)、最大CPU使用率(%)など、既存のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの詳細。

例:

emcli  get_paas_zone_detail 
    -name=MyPaaSZone

Sample Output:
Name               MyPaaSZone
Description        TEST zone
Named Credentials  AIME_N
Number of Hosts    1
Roles              SSA_USER_ROLE1
Maximum Memory Allocation (%)    90
Maximum CPU Utilization (%)      90

emcli get_paas_zone_detail

-name=<Name of PaaS zone>

ソフトウェア・プールEM CLI動詞

次の表に、ソフトウェア・プールのリソースでサポートされる動詞の詳細を示します。

表43-2 ソフトウェア・プールEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli create_pool

データベース、スキーマまたはプラガブル・データベース・プールを作成します。

  • name - 作成するソフトウェア・プールの名前。

  • target_type - 作成するソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。たとえば: ミドルウェア・プールの場合はmwaas_zone、データベース・プールの場合はoracle_cloud_zone、スキーマ・プールの場合はschaas_pool

  • paas_zone - ソフトウェア・プールを作成するPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。

  • members - ソフトウェア・プールのメンバーとして追加するターゲットのカンマ区切りのリスト。

  • description - ソフトウェア・プールの説明。

  • placement_constraints - セルフ・サービス管理者がリソース使用率の上限を設定できるようにする配置制約のカンマ区切りのキー値ペア。これにより、リソース使用量の観点からデータベース・プールのメンバーを保護できます。プール・ターゲット・タイプの使用可能な配置制約を取得する場合は、get_pool_allowed_placement_constraints動詞を使用します。

  • member_constraints - 設定条件によってソフトウェア・プールへのメンバー・ターゲットの追加を制限するカンマ区切りのキー値ペア。プール・ターゲット・タイプの使用可能なメンバー制約およびその可能な値を取得する場合は、get_pool_allowed_member_constraints動詞を使用します。

  • properties - ソフトウェア・プール・ターゲット・タイプに基づいて指定する必要がある追加のプロパティに対するカンマ区切りのキー値ペア。

ノート:

  • GUIDを取得するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_procedures
    [-type={procedure type}]
    
    Sample command:
    emcli get_procedures -type=DBPROV
    
  • ルート資格証明はオプションです。これが必要になるのは、スナップ・クローン・データベース・リクエストのプールを使用する場合です。

  • グリッド・インフラストラクチャ資格証明はオプションです。これが必要になるのは、単にRACデータベースを作成する場合です。

  • ASM資格証明はオプションです。これが必要になるのは、ASMを使用するデータベースのライブ・クローニングでデータベース・プールを使用する場合です。

  • 同様の構成を持つ既存のプールは、スタンバイ・プールとして新しいデータベース・プールに関連付けることができます。これを行うには、standby_poolsプロパティを使用します。複数のプールを関連付けるには、パイプ記号を使用してプール名を区切る必要があります。

例:

  • データベース・プール -

    emcli  create_pool
        -name=MyDbPool
        -target_type=oracle_cloud_zone
        -paas_zone=MyPaaSZone
        -members=OraDb11g_home1_1_slc03qtn
        -description="Test Database Pool"
        -member_constraints= 
          "CONFIGURATION=oracle_database, 
           VERSION=11.2.0.2.0, 
           PLATFORM=226"
        -placement_constraints= 
           "MAX_INSTANCES=7"
        -properties= 
    "host_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55,
    root_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55"
    grid_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55,
    asm_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55,
    standby_pools=DB_POOL1|DB_POOL2
    Sample Output:
    Software Pool "MyDbPool" created successfully.
  • スキーマ・プール -

    emcli  create_pool
        -name= MySchemaPool
        -target_type= schaas_pool
        -paas_zone=MyPaaSZone
        -members= simple.us.example.com
        -description="Test Schema Pool"
        -member_constraints= 
          " TARGET_TYPE=oracle_database, 
           VERSION=11.2.0.2.0, 
           PLATFORM=226"
        -placement_constraints= 
           "MAX_SERVICES=7,
            USE_WORKLOAD=true,  
            MAX_CPU_USAGE=90, 
            MAX_MEMORY_USAGE=90, 
            ENFORCE_CPU=true"
        -properties= 
    "host_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55,
    database_credential_guid =DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55"
    
    Sample Output:
    Software Pool "MySchemaPool" created successfully.
    
  • プラガブル・データベース・プール -

    emcli  create_pool
        -name= MyPdbPool
        -target_type= pdbaas_pool
        -paas_zone=MyPaaSZone
        -members= database
        -description="Test PDB Pool"
        -member_constraints= 
          TARGET_TYPE_CDB=oracle_database, 
          VERSION_CDB=12.1.0.1.0, 
          PLATFORM_CDB=226"
        -placement_constraints= 
            "MAX_PDB_SERVICES=7, 
            PDBS_USE_WORKLOAD=true, 
            MAX_CPU_USAGE_BY_PDBS=90,  
            MAX_MEMORY_USAGE_BY_PDBS=90, 
            PDBS_ENFORCE_CPU=true"
        -properties= 
    "host_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55, gi_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55,
    cdb_credential_guid =DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55"
    
    Sample Output:
    Software Pool "MySchemaPool" created successfully
    

emcli create_pool

-name=<Name of Software Pool>

-target_type=<Target type of Software Pool>

-paas_zone=<PaaS Infrastructure Zone of Software Pool>

-members=<Member1, Member2...>

[-description=<Description of Software Pool>]

[-placement_constraints=<constraint1=value1, constraint2=value2...>]

[-member_constraints=<constraint1=value1, constraint2=value2>]

[-properties=<property1=value1, property2=value2>]

emcli update_pool

指定に従ってデータベース、スキーマまたはプラガブル・データベース・プールを更新します。

  • name - 既存のソフトウェア・プールの名前。

  • target_type - 既存のソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。たとえば: ミドルウェア・プールの場合はmwaas_zone、データベース・プールの場合はoracle_cloud_zone、スキーマ・プールの場合はschaas_pool

  • description - ソフトウェア・プールの説明。

  • add_members - ソフトウェア・プールのメンバーとして追加するターゲットのカンマ区切りのリスト。追加するターゲットは、ソフトウェア・プールのメンバー制約を満たす必要があります。

  • remove_members - ソフトウェア・プールから削除するメンバー・ターゲット。

  • placement_constraints - セルフ・サービス管理者がリソース使用率の上限を設定できるようにする配置制約のカンマ区切りのキー値ペア。これにより、リソース使用量の観点からソフトウェア・プールのメンバーを保護できます。

  • properties - ソフトウェア・プール・ターゲット・タイプに基づいて更新する必要があるプロパティに対するカンマ区切りのキー値ペア。

例:

  • データベース・プール -

    emcli update_pool
        -name=MyDbPool
        -target_type=oracle_cloud_zone
        -paas_zone=MyPaaSZone
        -add_members=
              OraDb11g_home1_1_slc03qtn
        -remove_members= 
              OraDb11g_home1_2_slc01mdr
        -description="Test Database Pool"
        -placement_constraints= 
           "MAX_INSTANCES=7"
        -properties= 
    "host_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55,
    root_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55"
    
    Sample Output:
    Software Pool "MyDbPool" updated successfully. 
    
  • スキーマ・プール -

    emcli update_pool
        -name= MySchemaPool
        -target_type= schaas_pool
        -add_members=
              simple.us.example.com
        -remove_members= 
              Simple1.us.example.com
        -description="Test Database Pool"
        -placement_constraints= 
           "MAX_SERVICES=17,
            USE_WORKLOAD=false,  
            MAX_CPU_USAGE=90,  
            MAX_MEMORY_USAGE=90, 
            ENFORCE_CPU=false"    
    
    Sample Output:
    Software Pool "MySchemaPool" updated successfully.y. 
    
  • プラガブル・データベース・プール -

    emcli update_pool
        -name= MyPdbPool
        -target_type= pdbaas_pool
        -paas_zone=MyPaaSZone
        -add_members=database
        -remove_members=database    
        -description="Test PDB Pool"
        -placement_constraints= 
            "MAX_PDB_SERVICES=7, 
            PDBS_USE_WORKLOAD=true, 
            MAX_CPU_USAGE_BY_PDBS=90,  
            MAX_MEMORY_USAGE_BY_PDBS=90, 
            PDBS_ENFORCE_CPU=true"
        -properties= 
    "host_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55, gi_credential_guid=DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55,
    cdb_credential_guid =DBA449B8967AAF77E040F00A73B11F55"
    
    Sample Output:
    Software Pool "MyPdbPool" updated successfully. 
    

emcli update_pool -name=<Name of Software Pool>

-target_type=<Target type of Software Pool>

[-description=<Description of Software Pool>]

[-add_members=<Member1, Member2...>]

[-remove_members=<Member4, Member5...>]

[-placement_constraints=<constraint1=value1, constraint2=value2...>]

[-properties=<property1=value1, property2=value2>]

emcli delete_pool

データベース、スキーマまたはプラガブル・データベース・プールを削除します。ソフトウェア・プールは、関連付けられている既存のサービス・テンプレートがある場合、削除できません。

  • name - 既存のソフトウェア・プールの名前。

  • target - ソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。

例:

  • データベース・プール -

    emcli delete_pool
       -name=MyDbPool
       -target_type=oracle_cloud_zone       
    Sample Output:
    Software Pool "MyDbPool" deleted successfully.
  • スキーマ・プール -

    emcli delete_pool
        -name=MySchemaPool
        -target_type= schaas_pool
    
    Sample Output:
    Software Pool "MySchemaPool" deleted successfully.
  • プラガブル・データベース・プール -

    emcli delete_pool
        -name= MyPdbPool
        -target_type= pdbaas_pool
    
    Sample Output:
    Software Pool "MyPdbPool" deleted successfully.

emcli delete_pool

-name=<Name of Software Pool>

-target_type=<Target type of Software Pool>

emcli get_pool_detail

名前、ターゲット・タイプ、説明、PaaSインフラストラクチャ・ゾーン、メンバーの数、配置制約、メンバー制約など、ソフトウェア・プールの詳細を取得します。

  • name - ソフトウェア・プールの名前。

  • target - ソフトウェア・プールのターゲット・タイプ

例:

  • データベース・プール -

    emcli get_pool_detail
        -name=MyDbPool
        -target_type=oracle_cloud_zone
    
    Sample Output:
    Name              MyDbPool
    Target Type       oracle_cloud_zone
    Description       Test Database Pool
    Paas Infrastructure Zone SLC01MDR_ZONE
    Number of Members               1
    Placement Constraints
     MAX_INSTANCES : 10
    Member Constraints
     CONFIGURATION : DatabaseInstance
     VERSION : 11.2.0.2.0 ,
     PLATFORM : Linux x86-64
  • スキーマ・プール -

    emcli get_pool_detail
        -name=MySchemaPool
        -target_type= schaas_pool
    
    Sample Output:
    Name                MyRchemaPool
    Target Type         schaas_pool
    Description         Test Schema Pool
    Paas Infrastructure Zone   SLC01MDR_ZONE
    Number of Members   1
    Placement Constraints
     MAX_CPU_USAGE : 90 ,
     ENFORCE_CPU : false ,
     MAX_MEMORY_USAGE : 90 ,
     MAX_SERVICES : 17 ,
     USE_WORKLOAD : false
    Member Constraints
     VERSION : 11.2.0.2.0 ,
     PLATFORM : Linux x86-64 ,
     TARGET_TYPE : Database Instance
  • プラガブル・データベース・プール -

    emcli get_pool_detail
        -name= MyPdbPool
        -target_type= pdbaas_pool
    
    Sample Output:
    Name                 MyPdbPool
    Target Type          pdbaas_pool
    Description          Test PDB Pool
    Paas Infrastructure Zone  PDB_ZONE
    Number of Members     1
    Placement Constraints
     MAX_MEMORY_USAGE_BY_PDBS : 90 ,     
     MAX_CPU_USAGE_BY_PDBS : 90 , 
     MAX_PDB_SERVICES : 7 ,  
     PDBS_ENFORCE_CPU : false , 
       PDBS_USE_WORKLOAD :false                                                           
    Member Constraints              
     PLATFORM_CDB : Linux x86-64 ,  
     TARGET_TYPE_CDB : Database Instance,
     VERSION_CDB : 12.1.0.1.0

emcli get_pool_detail

-name=<Name of Software Pool>

-target_type=mwaas_zone

データベース割当て制限EM CLI動詞

次の表に、データベースの割当て制限でサポートされる動詞の詳細を示します。

表43-3 データベース割当て制限EM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli create_dbaas_quota

EM_SSA_USERロール用のデータベース割当て制限を作成します。

  • role_name: 割当て制限の作成対象となるSSAユーザー・ロールの名前

  • databases: 許可されるデータベース・サービス・リクエストの数。

  • schema_services: 許可されるスキーマ・サービス・リクエストの数。

  • pluggable_databases: 許可されるプラガブル・データベース・リクエストの数。

  • memory: 許可されるメモリー使用量。

  • storage: 許可される記憶域使用量。

emcli create_dbaas_quota
           -role_name="My Role"
           -databases="10"
           -schema_services="10"
           -pluggable_databases="10"
           -memory="99"
           -storage="99"

Sample Output
Quota for "MyRole" setup successfully.

emcli create_dbaas_quota

-role_name="<SSAユーザー・ロールの名前>"

-databases="<データベース・リクエストの数>"

-schema_services="<スキーマ・サービス・リクエストの数>"

-pluggable_databases="<プラガブル・データベース・サービス・リクエストの数>"

-memory="<メモリー(GB)>"

-storage="<記憶域(GB)>"

emcli update_dbaas_quota

SSAユーザー・ロール用のデータベース割当て制限を更新します。

  • role_name - 割当て制限の更新対象となるSSAユーザー・ロールの名前。

  • databases - 許可されるデータベース・サービス・リクエストの数。

  • schema_services - 許可されるスキーマ・サービス・リクエストの数。

  • pluggable_databases - 許可されるPDBサービス・リクエストの数。

  • memory - 許可されるメモリー使用量。

  • storage - 許可される記憶域領域使用量。

emcli update_dbaas_quota
        -role_name="My Role"
        -databases="10"
        -schema_services="10"
        -pluggable_databases="10"
        -memory="99"
        -storage="99"   

Sample Output   
Quota for "My Role" updated successfully. 

emcli update_dbaas_quota

-role_name="<SSAユーザー・ロールの名前>"

-databases="<データベース・リクエストの数>"

-schema_services="<スキーマ・サービス・リクエストの数>"

-pluggable_databases="<プラガブル・データベース・サービス・リクエストの数>"

-memory="<メモリー(GB)>"

-storage="<記憶域(GB)>"

emcli delete_dbaas_quota

SSAユーザー・ロール用のデータベース割当て制限を削除します。

  • role_name - 割当て制限の削除対象となるSSAユーザー・ロールの名前。

emcli delete_dbaas_quota           -role_name="My Role"

Sample Output
Quota for "My Role" deleted successfully.

emcli delete_dbaas_quota

-role_name="<SSAユーザー・ロールの名前">

emcli get_dbaas_quota

SSAユーザー・ロール用のデータベース割当て制限設定をリストします。

emcli get_dbaas_quota  
     
Sample Output:
ROLE_NAME: SSA_USER_ROLE1 NUMBER_OF_SCHEMA_SERVICES: 99
MEMORY: 99
STORAGE: 99
NUMBER_OF_PLUGGABLE_DATABASES: 99NUMBER_OF_DB_INSTANCES : 99

Quotas for Roles retrieved successfully

emcli get_dbaas_quota

データベース・リクエスト設定EM CLI動詞

次の表に、データベースのリクエスト設定でサポートされる動詞の詳細を示します。

表43-4 データベース・リクエスト設定EM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli update_dbaas_request_settings

データベース・リクエスト設定を更新します。

  • future_reservation_length - セルフ・サービス・ユーザーがリクエストをスケジュールできるようになるまでの期間。

  • maximum_archive_duration - セルフ・サービスの作成リクエストが、「完了済」となった後、リポジトリからパージされるまでの期間。

  • default_retirement_period - セルフ・サービス・ユーザーがサービス・インスタンスを保持できる最大時間量。

例:

emcli update_dbaas_request_settings
  -future_reservation_length="2 Months"
  -maximum_archive_duration="10 Weeks"
  -default_retirement_period="No Reservation"
Sample Output:
Request settings updated successfully

emcli update_dbaas_request_settings

-future_reservation_length="<後続のリクエスト・スケジュール期間>"

-maximum_archive_duration="<リクエスト・パージ期間>"

-default_retirement_period="<デフォルト保存期間>"

emcli get_dbaas_request_settings

PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの詳細を取得します。

例:

emcli get_dbaas_request_settings
Sample Output:
Future Reservation Length  : 2 Months
Maximum Archive Duration : 10 Weeks
Default Retirement Period : 1 Years
Request Settings retrieved successfully.

emcli get_dbaas_request_settings

データベース・サイズEM CLI動詞

次の表に、データベース・サイズのリソースでサポートされる動詞を示します。

表43-5 データベース・サイズEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli create_database_size

このデータベース・サイズを構成する1つ以上の属性を指定します。異なる属性はセミコロン(;)で区切られます。データベース・サイズで指定された属性は、サービス・テンプレートで指定された値を上書きします

  • name - サイズの名前を作成します。

  • description - サイズの説明を作成します。

  • attributes - 異なる属性はセミコロン(;)で区切られます。ユーザーは次の属性の値を指定できます。

    • cpu: CPUコアの総数。

    • memory: GB単位での合計最大メモリー。

    • processes: Oracleに同時に接続できるプロセスの総数。

    • storage: Oracleに割り当てられる合計ストレージ(GB単位)。

例:

emcli create_database_size -name=Small -description="Small size database" -attributes="cpu:4;storage:50;memory:4"
Sample Output:
Database size 'Small' has been successfully created.

emcli create_database_size

-name="<サイズ名>"

-description="<サイズの説明>"

[-attributes="cpu:<コア数>;

memory:<GB単位でのメモリー>;

processes:<プロセスの最大数>;

storage:<データベースに割り当てられる合計ストレージ(GB単位)>;"

]

emcli update_database_size

変更する必要のある1つ以上の属性を指定します。異なる属性はセミコロン(;)で区切られます。データベース・サイズ定義から属性を削除する場合は、その属性に対して'remove'を指定します。

  • name - 既存のデータベースの名前。

  • description - 既存のサイズの説明を更新します。

  • attributes - 異なる属性はセミコロン(;)で区切られます。ユーザーは次の属性の値を指定できます。

    • cpu: CPUコアの総数。

    • memory: GB単位での合計最大メモリー。

    • processes: Oracleに同時に接続できるプロセスの総数。

    • storage: Oracleに割り当てられる合計ストレージ(GB単位)。

例:

emcli update_database_size -name=Small -description="Small size database" -attributes="cpu:4;storage:50;memory:4"
Sample Output:
Database size 'Small' has been successfully updated.

emcli update_database_size

-name="<既存のサイズ名>"

-description="<サイズの説明>"

[-attributes="cpu:<コア数>;

memory:<GB単位でのメモリー>;

processes:<プロセスの最大数>;

storage:<データベースに割り当てられる合計ストレージ(GB単位)>;"]

emcli delete_database_size

データベース・サイズを削除します。

name - 既存のデータベース・サイズの名前。

例:

emcli delete_database_size -name=small
Sample Output:
Database size 'Small' has been successfully deleted.

emcli delete_database_size

-name="<既存のサイズ名>"

emcli list_database_sizes

作成されたすべてのデータベース・サイズをリストします。[name]: 完全または部分文字列。

例:

eemcli list_database_sizesemcli list_database_sizes -name="Extra*"
Sample Output:
Name:Extra-Small
Description:Extra-small
CPU(cores):4
Memory(GB):4
Storage(GB):Not Specified
Processes(Units):Not Specified

Name:Small
Description:Small database
CPU(cores):8
Memory(GB):8
Storage(GB):Not Specified
Processes(Units):Not Specified

emcli list_database_sizes[name]: 完全または部分文字列。

データベース・プロファイルEM CLI動詞

この項では、Database as a Serviceで使用される様々なデータベース・プロビジョニング・プロファイルについて説明します。また、EM CLI動詞を使用してこれらのプロファイルを作成する方法について説明します。内容は次のとおりです。

データベース・プロビジョニング・プロファイル・タイプについて

Database as a ServiceおよびSchema as a Serviceで使用される4タイプのデータベース・プロビジョニング・プロファイルは、次のとおりです。

DBCAテンプレート

DBCAテンプレートでは、構造およびデータのタイプと、構造のみのタイプの両方がサポートされます。このデータベース・プロビジョニング・プロファイルは、Enterprise Managerに登録された本番データベースまたはソース・データベースから作成されます。

ノート:

構造およびデータでは、データベースの停止が必要です。非常に小さいデータベース(< 50GB)に使用されます。

RMAN

このデータベース・プロビジョニング・プロファイルのデータ・コンテンツは、RMANバックアップ・ピースで構成されます。RMANプロファイルの作成に使用できる方法は、次のとおりです。

  • ホットRMANバックアップ - このオプションは、ソース・データベースでアーカイブ・ログ・モードがONの場合にのみ有効です。

  • コールドRMANバックアップ - この場合、ソース・データベースはRMANバックアップを取るために停止されます。

  • 既存のバックアップ - このオプションは、ソースに対するRMANバックアップがすでに取得されており、プロファイルを作成するために既存のRMANバックアップの1つを使用する場合に使用できます。

  • ソース・データベースへのアクセス権がない場合の既存のバックアップ・ピース - ソース・データベースへのアクセス権がない場合は、既存のバックアップ・ピースを使用してプロファイル・ソース・データベースを作成します。このオプションは、ソースに対するRMANバックアップがすでに取得されており、既知の場所に保持されている場合に使用できます。このオプションは、EM CLI動詞を使用する場合にのみサポートされます。

スナップクローン

このデータベース・プロビジョニング・プロファイルのデータ・コンテンツは、ソース・データベースのデータファイルが存在するすべてのボリュームのファイラ(NetAppまたはSunZFSファイラ)のスナップショット情報から導出されます。

スキーマ

このデータベース・プロビジョニング・プロファイルのデータ・コンテンツは、データ・ポンプ・ツールを使用して作成されたエクスポート・ダンプからコンパイルされます。スキーマ・オブジェクト(構造のみ)またはスキーマおよびデータ(構造およびデータ)のエクスポートを選択できます。

空のスキーマをエクスポートしたり、Oracleスキーマを含めることはできません(これらのスキーマは選択できません)。フィルタで除外されるスキーマは、次のとおりです。

表43-6 フィルタで除外されるスキーマ

スキーマ スキーマ スキーマ スキーマ スキーマ

ANONYMOUS

DMSYS

OASPUBLIC

OWBSYS

TSMSYS

APEX_030200

EXFSYS

ODM

OWBSYS_AUDIT

WEBSYS

APEX_PUBLIC_USER

FLOWS_

ODM_MTR

SCOTT

WK_PROXY

APPQOSSYS

FLOWS_03000

OLAPSYS

SI_INFORMTN_SCHEMA

WK_TEST

AURORA$JIS$UTILITY$

FLOWS_FILES

ORACLE_OCM

SPATIAL_CSW_ADMIN_USR

WKPROXY

AURORA$ORB$UNAUTHENTICATED

LBACSYS

ORDDATA

SPATIAL_WFS_ADMIN_USR

WKSYS

BI

MDDATA

ORDPLUGINS

SYS

WMSYS

CTXSYS

MDSYS

ORDSYS

SYSMAN

XDB

DBSNMP

MGMT_VIEW

OSE$HTTP$ADMIN

SYSTEM

XS$NULL

DIP

MTSSYS

OUTLN

TRACESRV

EM CLIを使用したプロビジョニング・プロファイルの作成

この方法を使用すると、管理者またはクラウド・プロビジョニング・オペレータはEM CLI動詞を使用してデータベース・プロビジョニング・プロファイルを作成できます。動詞の構文を次に示します。

emcli create_dbprofile -input_file=data:<Prop file name>

動詞の説明とオプションについては、表43-13を参照してください。

データベース・プロファイルを作成する場合に準拠するステップについては、「EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの作成」を参照してください。

このコマンドは、作成されるプロファイルのタイプと使用されるオプションについて完全に記述するプロパティ・ファイルを受け入れます。様々なデータベース・プロビジョニング・プロファイルのプロパティ・ファイルは、「EM CLIプロパティ・ファイルの例」を参照してください。

EM CLIプロパティ・ファイルの例

次の項で、データベース・プロビジョニング・プロファイルのEMCLIプロパティ・ファイルの例を示します。

DBCAテンプレート

表43-7 DBCAテンプレートのEMCLIプロパティ・ファイル

名前 必須 説明 変数

参照データベース

必須

プロファイルが作成されるソース・データベース。

REFERENCE_DATABASE=

参照データベースのタイプ

必須

ソース・データベースのターゲット・タイプ(oracle_databaseまたはrac_database)。

REFERENCE_DATABASE_TYPE=

参照ノード

省略可

プロファイルが作成される参照ノード。RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

REF_NODE_SELECTED=

データベース・ゴールド・イメージの作成

省略可

プロファイルの一部としてデータベース・ゴールド・イメージを含みます。

DATABASE_GOLD_IMAGE_TYPE=

GIゴールド・イメージの作成

省略可

プロファイルの一部としてGIゴールド・イメージを含みます。

GI_GOLD_IMAGE_TYPE=

データベース・ゴールド・イメージの作成

省略可

プロファイルの一部としてデータベース・ゴールド・イメージを含みます。

DATA_CONTENT_MODE=

データ・コンテンツのモードの作成

省略可

作成モードは、既存のデータを使用するか、新しいデータを作成するかを決定します。

CREATE_DATA_OPTION=

バックアップに含まれるコンテンツ

省略可

バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、メタデータまたはデータです。

DATA_CONTENT=

参照ホスト資格証明

省略可

OS認証に使用される資格証明。

REF_HOST_CREDENTIALS=

データベース資格証明

省略可

データベース関連の操作の実行に使用される資格証明。

REF_DB_CREDENTIALS=

グリッド・インフラストラクチャの資格証明

省略可

グリッド・インフラストラクチャのOS認証に使用される資格証明。

REF_GI_CREDENTIALS=

ルート資格証明

省略可

ホストの権限付き操作の実行に必要なルート資格証明。

REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS=

OFAフォーマットへの変換

省略可

OFAフォーマットに変換します。

CONVERT_TO_OFA=

プロファイル名

必須

プロファイル名。

PROFILE_NAME=

プロファイルの説明

省略可

作成されるプロファイルの名前。

PROFILE_DESC=

プロファイルの場所

必須

ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

PROFILE_LOCATION=

プロファイルのバージョン

省略可

プロファイルのバージョン。何も指定しない場合、データベース・バージョンが使用されます。

PROFILE_VERSION=

プロファイル・ベンダー

省略可

プロファイルのベンダー。デフォルトは「Oracle」です。

PROFILE_VENDOR=

プロファイル・ノート

省略可

プロファイルのノート。

PROFILE_NOTES=

イメージ・バージョン・フラグの作成

省略可

イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

DB_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY=

イメージ・バージョン・フラグの作成

省略可

イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

GI_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY=

GIホーム・ゴールド・イメージID

省略可

ゴールド・イメージのエンティティID。

GI_GOLD_IMAGE_ID=

データベース・ホーム・ゴールド・イメージID

省略可

ゴールド・イメージのエンティティID。

DB_GOLD_IMAGE_ID=

データベース・ゴールド・イメージID

省略可

ゴールド・イメージのエンティティID。

DB_GOLD_IMAGE_ID=

データベース・ゴールド・イメージ名

省略可

データベース・ゴールド・イメージのエンティティ名。

DB_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME=

グリッド・インフラストラクチャのゴールド・イメージ名

省略可

データベース・ゴールド・イメージのエンティティ名。

GI_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME=

データ・ゴールド・イメージ名

省略可

データ・ゴールド・イメージのエンティティ名。

DATA_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME=

作業ディレクトリ

省略可

作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

WORKING_DIRECTORY=

記憶域タイプ

省略可

有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

STORAGE_TYPE_FOR_SOFTWARE=

ストレージ名

省略可

ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

STORAGE_NAME_FOR_SOFTWARE=

NFSマウント・ポイント

省略可

NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_SOFTWARE=

記憶域タイプ

省略可

有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです

STORAGE_TYPE_FOR_DATA=

ストレージ名

省略可

ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

STORAGE_NAME_FOR_DATA=

NFSマウント・ポイント

省略可

NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_DATA=

エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルです

省略可

エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルが、バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部であるかどうかを示します。

USER_INITIATED=

使用可能なデータベース・ターゲット

省略可

データベース・ターゲットが使用可能であるかどうかを示します。

DB_TARGET_AVAILABLE=

ソース・データベースのプラットフォーム名

省略可

ソース・データベースのプラットフォーム名。たとえば、Linux x86-64、x86-64 (64ビット)上のOracle Solarisなど。

SOURCE_DB_PLATFORM_NAME=

プロファイル実行のスケジュール

省略可

プロファイル実行のスケジュール。

PROFILE_SCHEDULE=

プロファイルの単一リフレッシュ

省略可

プロファイルの単一リフレッシュ。

PROFILE_SINGLE_REFRESH=

プロファイル・パージ・ポリシー・タイプ

省略可

プロファイル・パージ・ポリシー・タイプ。

PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE=

プロファイル・パージ・ポリシー値

省略可

プロファイル・パージ・ポリシー値。

PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE=

プロファイル・イメージ・バージョン

省略可

プロファイル・イメージ・バージョン。

PROFILE_IMAGE_VERSION=

プロファイルの場所リスト

省略可

プロファイルの場所リスト。

PROFILE_LOC_LIST

ソース・データベースからの新規のRMANバックアップ

表43-8 新規のRMANバックアップのEMCLIプロパティ・ファイル

名前 必須 説明 変数

参照データベース

必須

プロファイルが作成されるソース・データベース。

REFERENCE_DATABASE=

参照データベースのタイプ

必須

ソース・データベースのターゲット・タイプ(oracle_databaseまたはrac_database)。

REFERENCE_DATABASE_TYPE=

参照ノード

省略可

プロファイルが作成される参照ノード。RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

REF_NODE_SELECTED=

データのバックアップ・メカニズム

省略可

バックアップ・データの作成に使用する必要があるモードを特定するための変数。可能な値は、EXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMANおよびTHIN_PROVISIONINGです。

DATA_CONTENT_MODE=RMAN

バックアップに含まれるコンテンツ

省略可

バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、メタデータまたはデータです。可能な値は、METADATA_ONLYおよびMETADATA_AND_DATAです。

DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA

参照ホスト資格証明

必須

OS認証に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がNormalHostCredsで確認されます。

REF_HOST_CREDENTIALS=

データベース資格証明

省略可

データベース認証の実行に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がSysDbaCredsで確認されます。

REF_DB_CREDENTIALS=

プロファイル名

必須

プロファイルの名前。

PROFILE_NAME=

プロファイルの説明

省略可

作成されるプロファイルの名前。

PROFILE_DESC=

プロファイルの場所

必須

ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

PROFILE_LOCATION=

プロファイルのバージョン

省略可

プロファイルのバージョン。何も指定されていない場合は、データベースのバージョンが使用されます。

PROFILE_VERSION=

プロファイル・ベンダー

省略可

プロファイルのベンダー。デフォルトはOracleです。

PROFILE_VENDOR=

プロファイル・ノート

省略可

プロファイルのノート。

PROFILE_NOTES=

作業ディレクトリ

省略可

作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

WORKING_DIRECTORY=

エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルです

必須

バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部としてエンド・ユーザーが開始するプロファイルです。

USER_INITIATED=false

使用可能なデータベース・ターゲット

省略可

使用可能なデータベース・ターゲット。このユースケースでは、trueに設定する必要があります。

DB_TARGET_AVAILABLE=true

バックアップ・タイプ

省略可

バックアップのタイプ。

RMAN.BACKUP_TYPE=

使用するRMANチャネルの数(チャネルのデフォルト数: 2)

省略可

使用するチャネル数。可能な値は、1、2、3などです。

RMAN.RMAN_CHANNELS=

次までバックアップを保存

省略可

バックアップの保存期限。形式は、mm/dd/yyyyです。

RMAN.RETAIN_UNTIL=

暗号化タイプ

省略可

暗号化タイプ。可能な値は、ON、OFFです。

RMAN.ENCRYPTION_TYPE=

暗号化パスワード/キー

省略可

バックアップの暗号化に使用された暗号化キー。

RMAN.ENCRYPTION_PASSWORD=

圧縮タイプ

省略可

圧縮タイプ。可能な値は、HIGH、MEDIUM、LOWです。

RMAN.COMPRESSION_TYPE=

RMANバックアップの場所

必須

RMANバックアップの場所。

RMAN.RMAN_BACKUP_LOCATION=

バックアップ・ファイルの形式

省略可

バックアップ・ファイルの形式。

RMAN.BACKUP_FILE_FORMAT=

バックアップ・ファイル・タグ

省略可

バックアップ・ファイル・タグ。

RMAN.BACKUP_FILE_TAG=

ソース: 制御ファイルの場所

省略可

制御ファイルの場所。

RMAN.CONTROL_FILE_NAME=

制御ファイル・タグ

省略可

制御ファイル・タグ。

RMAN.CONTROL_FILE_TAG=

ソース: データベースSID

省略可

ソース・データベースのデータベースSID。

RMAN.ORACLE_DB_SID=

ファイル名の初期化

省略可

ファイル名を初期化します。

RMAN.INIT_FILE_NAME=

ユーザー・リスト・ファイル名

省略可

ユーザー・リスト・ファイルの名前。このファイルは、RMAN_BACKUP_LOCATIONに指定された場所に保持されます。

RMAN.USERLIST_FILE_NAME=

ソースDbのGDB名

省略可

ソースDbのGDB名。

RMAN.DATABASE_NAME=

既存のRMANバックアップの使用

必須

既存のRMANバックアップを使用します。このユースケースでは、NOに設定する必要があります。

RMAN.USE_EXISTING_BACKUP=NO

ソース・データベースからの既存のRMANバックアップ

表43-9 既存のRMANバックアップのEMCLIプロパティ・ファイル

名前 必須 説明 変数

参照データベース

必須

プロファイルが作成されるソース・データベース。

REFERENCE_DATABASE=

参照データベースのタイプ

必須

ソース・データベースのターゲット・タイプ(oracle_databaseまたはrac_database)。

REFERENCE_DATABASE_TYPE=

参照ノード

省略可

プロファイルが作成される参照ノード。RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

REF_NODE_SELECTED=

データのバックアップ・メカニズム

省略可

バックアップ・データの作成に使用する必要があるモードを特定するための変数。可能な値は、EXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMANおよびTHIN_PROVISIONINGです。

DATA_CONTENT_MODE=RMAN

バックアップに含まれるコンテンツ

省略可

バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、メタデータまたはデータです。可能な値は、METADATA_ONLYおよびMETADATA_AND_DATAです。

DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA

参照ホスト資格証明

必須

OS認証に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がNormalHostCredsで確認されます。

REF_HOST_CREDENTIALS=

データベース資格証明

省略可

データベース認証の実行に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がSysDbaCredsで確認されます。

REF_DB_CREDENTIALS=

プロファイル名

必須

プロファイルの名前。

PROFILE_NAME=

プロファイルの説明

省略可

作成されるプロファイルの名前。

PROFILE_DESC=

プロファイルの場所

必須

ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

PROFILE_LOCATION=

プロファイルのバージョン

省略可

プロファイルのバージョン。何も指定されていない場合は、データベースのバージョンが使用されます。

PROFILE_VERSION=

プロファイル・ベンダー

省略可

プロファイルのベンダー。デフォルトはOracleです。

PROFILE_VENDOR=

プロファイル・ノート

省略可

プロファイルのノート。

PROFILE_NOTES=

作業ディレクトリ

省略可

作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

WORKING_DIRECTORY=

エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルです

必須

バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部としてエンド・ユーザーが開始するプロファイルです。

USER_INITIATED=false

使用可能なデータベース・ターゲット

省略可

使用可能なデータベース・ターゲット。このユースケースでは、trueに設定する必要があります。

DB_TARGET_AVAILABLE=true

ソース・データベースのプラットフォーム名

省略可

ソース・データベースのプラットフォーム名。たとえば、Linux x86-64またはOracle Solaris on x86-64 (64ビット)などです。

SOURCE_DB_PLATFORM_NAME=

バックアップ・タイプ

省略可

バックアップのタイプ。

RMAN.BACKUP_TYPE=

使用するRMANチャネルの数(チャネルのデフォルト数: 2)

省略可

使用するチャネル数。可能な値は、1、2、3などです。

RMAN.RMAN_CHANNELS=

次までバックアップを保存

省略可

バックアップの保存期限。形式は、mm/dd/yyyyです。

RMAN.RETAIN_UNTIL=

暗号化タイプ

省略可

暗号化タイプ。可能な値は、ON、OFFです。

RMAN.ENCRYPTION_TYPE=

ソース: 暗号化パスワード/キー

省略可

バックアップの暗号化に使用された暗号化キー。

RMAN.ENCRYPTION_PASSWORD=

圧縮タイプ

省略可

圧縮タイプ。可能な値は、HIGH、MEDIUM、LOWです。

RMAN.COMPRESSION_TYPE=

RMANバックアップの場所

必須

RMANバックアップの場所。

RMAN.RMAN_BACKUP_LOCATION=

バックアップ・ファイルの形式

省略可

バックアップ・ファイルの形式。

RMAN.BACKUP_FILE_FORMAT=

バックアップ・ファイル・タグ

省略可

バックアップ・ファイル・タグ。

RMAN.BACKUP_FILE_TAG=

ソース: 制御ファイルの場所

省略可

制御ファイルの場所。

RMAN.CONTROL_FILE_NAME=

制御ファイル・タグ

省略可

制御ファイル・タグ。

RMAN.CONTROL_FILE_TAG=

ソース: データベースSID

省略可

ソース・データベースのデータベースSID。

RMAN.ORACLE_DB_SID=

ファイル名の初期化

省略可

ファイル名を初期化します。

RMAN.INIT_FILE_NAME=

ユーザー・リスト・ファイル名

省略可

ユーザー・リスト・ファイルの名前。このファイルは、RMAN_BACKUP_LOCATIONに指定された場所に保持されます。

RMAN.USERLIST_FILE_NAME=

ソースDbのGDB名

省略可

ソースDbのGDB名。

RMAN.DATABASE_NAME=

既存のRMANバックアップの使用

必須

既存のRMANバックアップを使用します。このユースケースでは、YESに設定する必要があります。

RMAN.USE_EXISTING_BACKUP=YES

ステージングの場所の既存のRMANバックアップ

表43-10 ステージングの場所の既存のRMANバックアップのEMCLIプロパティ・ファイル

名前 必須 説明 変数

参照データベース

必須

プロファイルが作成されるソース・データベース。

REFERENCE_DATABASE=

参照データベースのタイプ

必須

ソース・データベースのターゲット・タイプ(oracle_databaseまたはrac_database)。

REFERENCE_DATABASE_TYPE=

参照ノード

省略可

プロファイルが作成される参照ノード。RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

REF_NODE_SELECTED=

データのバックアップ・メカニズム

省略可

バックアップ・データの作成に使用する必要があるモードを特定するための変数。可能な値は、EXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMANおよびTHIN_PROVISIONINGです。

DATA_CONTENT_MODE=RMAN

バックアップに含まれるコンテンツ

省略可

バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、メタデータまたはデータです。可能な値は、METADATA_ONLYおよびMETADATA_AND_DATAです。

DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA

参照ホスト資格証明

必須

OS認証に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がNormalHostCredsで確認されます。

REF_HOST_CREDENTIALS=

データベース資格証明

省略可

データベース認証の実行に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がSysDbaCredsで確認されます。

REF_DB_CREDENTIALS=

プロファイル名

必須

プロファイルの名前。

PROFILE_NAME=

プロファイルの説明

省略可

作成されるプロファイルの名前。

PROFILE_DESC=

プロファイルの場所

必須

ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

PROFILE_LOCATION=

プロファイルのバージョン

省略可

プロファイルのバージョン。何も指定されていない場合は、データベースのバージョンが使用されます。

PROFILE_VERSION=

プロファイル・ベンダー

省略可

プロファイルのベンダー。デフォルトはOracleです。

PROFILE_VENDOR=

プロファイル・ノート

省略可

プロファイルのノート。

PROFILE_NOTES=

作業ディレクトリ

省略可

作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

WORKING_DIRECTORY=

エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルです

必須

バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部としてエンド・ユーザーが開始するプロファイルです。

USER_INITIATED=false

使用可能なデータベース・ターゲット

省略可

使用可能なデータベース・ターゲット。このユースケースでは、falseに設定する必要があります。

DB_TARGET_AVAILABLE=false

ソース・データベースのプラットフォーム名

省略可

ソース・データベースのプラットフォーム名。たとえば、Linux x86-64またはOracle Solaris on x86-64 (64ビット)などです。

SOURCE_DB_PLATFORM_NAME=

バックアップ・タイプ

省略可

バックアップのタイプ。

RMAN.BACKUP_TYPE=

使用するRMANチャネルの数(チャネルのデフォルト数: 2)

省略可

使用するチャネル数。可能な値は、1、2、3などです。

RMAN.RMAN_CHANNELS=

次までバックアップを保存

省略可

バックアップの保存期限。形式は、mm/dd/yyyyです。

RMAN.RETAIN_UNTIL=

暗号化タイプ

省略可

暗号化タイプ。可能な値は、ON、OFFです。

RMAN.ENCRYPTION_TYPE=

ソース: 暗号化パスワード/キー

省略可

バックアップの暗号化に使用された暗号化キー。

RMAN.ENCRYPTION_PASSWORD=

圧縮タイプ

省略可

圧縮タイプ。可能な値は、HIGH、MEDIUM、LOWです。

RMAN.COMPRESSION_TYPE=

RMANバックアップの場所

必須

RMANバックアップの場所。

RMAN.RMAN_BACKUP_LOCATION=

バックアップ・ファイルの形式

省略可

バックアップ・ファイルの形式。可能な値は、%Uです。

RMAN.BACKUP_FILE_FORMAT=

ソース: 制御ファイルの場所

省略可

制御ファイルの場所。

RMAN.CONTROL_FILE_NAME=

制御ファイル・タグ

省略可

制御ファイル・タグ。デフォルトは、control01.ctlです。

RMAN.CONTROL_FILE_TAG=

ソース: データベースSID

省略可

ソース・データベースのデータベースSID。

RMAN.ORACLE_DB_SID=

ファイル名の初期化

省略可

ファイル名を初期化します。

RMAN.INIT_FILE_NAME=

ユーザー・リスト・ファイル名

省略可

ユーザー・リスト・ファイルの名前。このファイルは、RMAN_BACKUP_LOCATIONに指定された場所に保持されます。

RMAN.USERLIST_FILE_NAME=

ソースDbのGDB名

省略可

ソースDbのGDB名。

RMAN.DATABASE_NAME=

RMDBのバージョン

省略可

RMDBSのバージョン。

RMAN.DATABASE_VERSION=

スナップクローン・データベース

表43-11 スナップクローン・データベースのEMCLIプロパティ・ファイル

名前 必須 説明 変数

参照データベース

必須

プロファイルが作成されるソース・データベース。

REFERENCE_DATABASE=

参照データベースのタイプ

必須

ソース・データベースのターゲット・タイプ(oracle_databaseまたはrac_database)。

REFERENCE_DATABASE_TYPE=

参照ノード

省略可

プロファイルが作成される参照ノード。RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

REF_NODE_SELECTED=

データベース・ゴールド・イメージの作成

省略可

プロファイルの一部としてデータベース・ゴールド・イメージを含みます。

DATABASE_GOLD_IMAGE_TYPE=

GIゴールド・イメージの作成

省略可

プロファイルの一部としてGIゴールド・イメージを含みます。

GI_GOLD_IMAGE_TYPE=

データベース・ゴールド・イメージの作成

省略可

プロファイルの一部としてデータベース・ゴールド・イメージを含みます。

DATA_CONTENT_MODE=

データ・コンテンツのモードの作成

省略可

作成モードは、既存のデータを使用するか、新しいデータを作成するかを決定します。

CREATE_DATA_OPTION=

バックアップに含まれるコンテンツ

省略可

バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、メタデータまたはデータです。

DATA_CONTENT=

参照ホスト資格証明

省略可

OS認証に使用される資格証明。

REF_HOST_CREDENTIALS=

データベース資格証明

省略可

データベース関連の操作の実行に使用される資格証明。

REF_DB_CREDENTIALS=

グリッド・インフラストラクチャの資格証明

省略可

グリッド・インフラストラクチャのOS認証に使用される資格証明。

REF_GI_CREDENTIALS=

ルート資格証明

省略可

ホストの権限付き操作の実行に必要なルート資格証明。

REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS=

OFAフォーマットへの変換

省略可

OFAフォーマットに変換します。

CONVERT_TO_OFA=

プロファイル名

必須

プロファイル名。

PROFILE_NAME=

プロファイルの説明

省略可

作成されるプロファイルの名前。

PROFILE_DESC=

プロファイルの場所

必須

ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

PROFILE_LOCATION=

プロファイルのバージョン

省略可

プロファイルのバージョン。何も指定しない場合、データベース・バージョンが使用されます。

PROFILE_VERSION=

プロファイル・ベンダー

省略可

プロファイルのベンダー。デフォルトは「Oracle」です。

PROFILE_VENDOR=

プロファイル・ノート

省略可

プロファイルのノート。

PROFILE_NOTES=

イメージ・バージョン・フラグの作成

省略可

イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

DB_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY=

イメージ・バージョン・フラグの作成

省略可

イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

GI_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY=

GIホーム・ゴールド・イメージID

省略可

ゴールド・イメージのエンティティID。

GI_GOLD_IMAGE_ID=

データベース・ホーム・ゴールド・イメージID

省略可

ゴールド・イメージのエンティティID。

DB_GOLD_IMAGE_ID=

データベース・ゴールド・イメージID

省略可

ゴールド・イメージのエンティティID。

DB_GOLD_IMAGE_ID=

データベース・ゴールド・イメージ名

省略可

データベース・ゴールド・イメージのエンティティ名。

DB_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME=

グリッド・インフラストラクチャのゴールド・イメージ名

省略可

データベース・ゴールド・イメージのエンティティ名。

GI_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME=

データ・ゴールド・イメージ名

省略可

データ・ゴールド・イメージのエンティティ名。

DATA_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME=

作業ディレクトリ

省略可

作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

WORKING_DIRECTORY=

記憶域タイプ

省略可

有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

STORAGE_TYPE_FOR_SOFTWARE=

ストレージ名

省略可

ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

STORAGE_NAME_FOR_SOFTWARE=

NFSマウント・ポイント

省略可

NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_SOFTWARE=

記憶域タイプ

省略可

有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

STORAGE_TYPE_FOR_DATA=

ストレージ名

省略可

ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

STORAGE_NAME_FOR_DATA=

NFSマウント・ポイント

省略可

NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_DATA=

エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルです

省略可

バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部としてエンド・ユーザーが開始するプロファイルです。

USER_INITIATED=

使用可能なデータベース・ターゲット

省略可

使用可能なデータベース・ターゲットです。

DB_TARGET_AVAILABLE=

ソース・データベースのプラットフォーム名

省略可

ソース・データベースのプラットフォーム名。たとえば、Linux x86-64、x86-64 (64ビット)上のOracle Solarisなど。

SOURCE_DB_PLATFORM_NAME=

プロファイル実行のスケジュール

省略可

プロファイル実行のスケジュール。

PROFILE_SCHEDULE=

プロファイルの単一リフレッシュ

省略可

プロファイルの単一リフレッシュ。

PROFILE_SINGLE_REFRESH=

プロファイル・パージ・ポリシー・タイプ

省略可

プロファイル・パージ・ポリシー・タイプ。

PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE=

プロファイル・パージ・ポリシー値

省略可

プロファイル・パージ・ポリシー値。

PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE=

プロファイル・イメージ・バージョン

省略可

プロファイル・イメージ・バージョン。

PROFILE_IMAGE_VERSION=

プロファイルの場所リスト

省略可

プロファイルの場所リスト。

PROFILE_LOC_LIST=

スキーマ・データベース

表43-12 スキーマ・データベースのEMCLIプロパティ・ファイル

名前 必須 説明 変数

バックアップに含まれるコンテンツ

省略可

バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、メタデータまたはデータです。可能な値は、METADATA_ONLYおよびMETADATA_AND_DATAです。

DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA

参照データベース

必須

プロファイルが作成されるソース・データベース。

REFERENCE_DATABASE=

参照データベースのタイプ

必須

ソース・データベースのターゲット・タイプ(oracle_databaseまたはrac_database)。

REFERENCE_DATABASE_TYPE=

参照ノード

省略可

プロファイルが作成される参照ノード。RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

REF_NODE_SELECTED=

データのバックアップ・メカニズム

省略可

バックアップ・データの作成に使用する必要があるモードを特定するための変数。可能な値は、EXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMANおよびTHIN_PROVISIONINGです。

DATA_CONTENT_MODE=EXPORT

参照ホスト資格証明

必須

OS認証に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がNormalHostCredsで確認されます。

REF_HOST_CREDENTIALS=

データベース資格証明

省略可

データベース認証の実行に使用される資格証明。形式は、<資格証明名:所有者>です。指定されない場合は、優先資格証明がSysDbaCredsで確認されます。

REF_DB_CREDENTIALS=

プロファイル名

必須

プロファイルの名前。

PROFILE_NAME=

プロファイルの説明

省略可

作成されるプロファイルの名前。

PROFILE_DESC=

プロファイルの場所

必須

ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

PROFILE_LOCATION=

プロファイルのバージョン

省略可

プロファイルのバージョン。何も指定されていない場合は、データベースのバージョンが使用されます。

PROFILE_VERSION=

プロファイル・ベンダー

省略可

プロファイルのベンダー。デフォルトはOracleです。

PROFILE_VENDOR=

プロファイル・ノート

省略可

プロファイルのノート。

PROFILE_NOTES=

データ・ゴールド・イメージ名

必須

データ・ゴールド・イメージのエンティティ名。

DATA_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME=

作業ディレクトリ

省略可

作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

WORKING_DIRECTORY=

エクスポートするスキーマ

必須

エクスポートの一部として含める必要があるスキーマのリスト。

EXPORT.SCHEMA_INCLUDE_LIST.0=

ダンプ・ディレクトリ

省略可

エクスポートの保存に使用する必要があるディレクトリ・オブジェクトのリスト。形式: directory=dir1,file_name=file1%U.dmp[,max_size=1MB]。

EXPORT.DUMP_DIRECTORY_LIST.0=

ログ・ディレクトリ

省略可

エクスポート中にログ・ファイルが生成されたログ・ディレクトリの場所。

PORT.LOG_FILE_DIRECTORY=

並列度

省略可

並列度は、スレッドの数を示します。たとえば、1、2または3です。

EXPORT.DEGREE_OF_PARALLELISM=

データベース・プロファイルEM CLI動詞

次の表に、データベース・プロファイルに関連する動詞を示します。

表43-13 データベース・プロファイルEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli create_dbprofile

新しいデータベース・プロファイルを作成します。

オプション:

  • -input_file - 作成されるプロファイルのタイプと使用されるオプションについて完全に記述するプロパティ・ファイル。プロパティ・ファイルの値の移入に関するヘルプを参照するには、emcli help describe_dbprofile_inputと入力します。プロパティ・ファイルの詳細は、「EM CLIプロパティ・ファイルの例」を参照してください。

  • -schedule

    • frequency: データベース・プロファイルを作成する頻度タイプ。間隔(分単位)、weekly、monthlyまたはyearlyを指定できます。

    • start_time: yy-MM-dd HH:mm書式のデータベース・プロファイル・コンポーネントの作成の開始時間を示します。

    • end_time: yy-Mm-dd HH:mm書式のデータベース・プロファイル・コンポーネントの作成の繰返しの終了時間を示します。

    • repeat: データベース・プロファイルを作成する繰返し率。頻度が間隔の場合、繰返しは分単位です。

    • months: データベース・プロファイル・コンポーネントの作成の繰返しが発生するまでの月数。

    • days: データベース・プロファイル・コンポーネントの作成の繰返しが発生するまでの日数。

    • tz: タイム・ゾーンのID。たとえば、tz:America/New_Yorkです。

    • grace_period: データベース・プロファイルの作成を試行する際に許可される最大遅延を定義する期間(分)。ジョブ・システムでは、スケジュールされた時間に猶予期間を加えた期間内に実行を開始できない場合、データベース・プロファイルの作成のスキップが設定されます。デフォルトでは、猶予期間は無期限です。

  • -purge_policy - 日数またはスナップショットの数に基づいて収集されたデータをパージします。指定しない場合は、デフォルトでNONEが設定されます。使用可能な値は、DAYSおよびSNAPSHOTです。

    • DAYSは、データ・コンポーネントのパージが必要になるまでの日数を指定します。

    • SNAPSHOTは、データ・コンポーネントの数を指定します。この値より古いデータがパージされます。

emcli create_dbprofile -input_file="data:/tmp/profile.txt" -schedule="frequency:interval;start_time:14-10-05 05:30;end_time:14-10-12 05:23;repeat:30;grace_period:60;tz:America/New_York" -purge_policy=DAYS:2

emcli create_dbprofile

-input_file=data:"絶対ファイル・パス"

[-schedule=

[frequency:interval|weekly|monthly|yearly];

start_time:yy-MM-dd HH:mm;

end_time:yy-MM-dd HH:mm;

[repeat:#m];

[months:#,#,#,...];

[days:#,#,#,...];

[tz:{timezone ID}];

[grace_period:xxx];

]

[-purge_policy=DAYS|SNAPSHOTS: number]

emcli edit_dbprofile

クローニングされたデータベース・プロファイルを更新します。

オプション:

  • [-comp_loc] - ソフトウェア・ライブラリ内のデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所を示します。

  • [-schedule] - クローニングのスケジュールを示します。

    • [frequency:interval| daily |weekly|monthly|yearly];

    • start_time:yy-MM-dd HH:mm;

    • end_time:yy-MM-dd HH:mm;

    • [repeat:#m];

    • [months:#,#,#,...];

    • [days:#,#,#,...];

    • [tz:{java timezone ID}];

    • [grace_period:xxx];

  • [-purge_policy] - パージが行われるまでの期間を示します。

例:

emcli edit_dbprofile
-comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/Database xyxy.us.example.com Profile100"
-schedule="start_time:14-07-22 03:00;frequency:interval;end_time:14-07-22 23:00;repeat:30"
-purge_policy="DAYS:1"

emcli edit_dbprofile

-comp_loc="ソフトウェア・ライブラリ内のデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所"

[-schedule=

[frequency:interval|daily |weekly|monthly|yearly];

start_time:yy-MM-dd HH:mm;

end_time:yy-MM-dd HH:mm;

[repeat:#m];

[months:#,#,#,...];

[days:#,#,#,...];

[tz:{java timezone ID}];

[grace_period:xxx];

[-purge_policy=days| snapshots: number]

emcli delete_dbprofile

データベース・プロファイルを削除します。

オプション:

  • comp_loc - ソフトウェア・ライブラリ内のデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所を示します。

  • [-version] - データベース・プロファイル・コンポーネントのバージョン名を示します。

例:

  • emcli delete_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/Database xyxy.example.com Profile101"

  • emcli delete_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/ Database xyxy.example.com Profile101" -version="THIN_PROVISIONING_07_25_2014_03_00_AM"

emcli delete_dbprofile

-comp_loc="ソフトウェア・ライブラリ内のデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所"

[-version="データベース・プロファイル・コンポーネントのバージョン名"]

emcli list_dbprofiles

データベース・プロファイルをリストします。

オプション:

  • [-details] - データベース・プロファイルの詳細を提供します。

例:

emcli list_dbprofiles -details

emcli list_dbprofiles [-details]

emcli refresh_dbprofile

データベース・プロファイルをリフレッシュします。

オプション:

  • -comp_loc - ソフトウェア・ライブラリ内のデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所を示します。

例:

emcli refresh_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/ Database xyxy.example.com Profile102"

emcli refresh_dbprofile

-comp_loc="ソフトウェア・ライブラリ内のデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所"

emcli delete_database

データベースを削除します。

オプション:

例:

emcli delete_database -input_file=data:u01/files/delete_clone.props

プロパティ・ファイルの内容は次のとおりです。

DB_TARGET_GUID=<TARGET GUID for database to be deleted>
HOST_CREDS=<Name of EM Credential:EM User>
HOST_NAME=<Host Name Database Resides on>
ORACLE_BASE=<Database to be removed Base>
ORACLE_HOME=<Database to be removed Home>
DBNAME=<Database Name>
DB_SID=<Database SID, Not Service Name>
DB_TARGET_NAME=<Target name of Database in EM>

emli delete_database

-input_file=data:"データベースの削除に必要なプロパティを含むファイル"

emcli delete_oracle_database <コマンド>

入力された<command>に基づいて単一インスタンス・データベースを削除します。

コマンド:

  • software - 単一インスタンス・データベース・ホームを削除します。

  • listeners - Oracleホームから実行中のリスナーを削除または構成解除します。

  • all - インスタンス、リスナーおよびソフトウェア・ホームを削除します。

オプション:

  • input_file - データベースの削除に必要なプロパティを含むファイルを示します。

  • [-schedule] - クリーンアップのスケジュールを示します。

    • frequency - Oracle Databaseが削除される頻度のタイプ。interval (分単位)、weekly、monthlyまたはyearlyを指定できます

    • start_time - Oracle Databaseのクリーンアップの開始時間をyy-MM-dd HH:mm書式で示します

    • end_time - Oracle Databaseのクリーンアップの終了時間をyy-Mm-dd HH:mm書式で示します

    • repeat - Oracle Databaseのクリーンアップの繰返し率。頻度が間隔の場合、繰返しは分単位です

    • months - Oracle Databaseのクリーンアップの繰返しが発生するまでの月数

    • days - Oracle Databaseのクリーンアップの繰返しが発生するまでの日数

    • tz - tz:America/New_Yorkなどのタイム・ゾーンID

例:

emcli delete_oracle_database -all -input_file=data:u01/loc/del_db.props

プロパティ・ファイルの内容は次のとおりです。

ORACLE_HOME_TARGET_LIST= Oracle Home Target Name in Enterprise Manager
ORACLE_HOME_NORMAL_CRED_NAME= Oracle Home credential name in the format <cred name>:<cred owner>
ORACLE_HOME_ROOT_CRED_NAME= Oracle Home root credentials in the format <cred name>:<cred owner>
TMP_DIR_LOC= Temporary Working Directory

emcli delete_oracle_database

<command>: software |-listeners|-all

[-input_file=data:"クローンの削除に必要なプロパティを含むファイル"]

[-schedule=

[frequency:interval|daily |weekly|monthly|yearly];

start_time:yy-MM-dd HH:mm;

end_time:yy-MM-dd HH:mm;

[repeat:#m];

[months:#,#,#,...];

[days:#,#,#,...];

[tz:{java timezone ID}];

[grace_period:xxx];

emcli delete_oracle_restart <コマンド>

入力された<command>に基づいてOracle Restart (SIHAおよびインスタンス)を構成解除および削除します。

コマンド:

  • instance - Oracle Restart (SIHA)インスタンスのみを構成解除します。

  • software - 空のOracle Restart (SIHA)ホームを削除します。

  • all - Oracle Restart (SIHA)ホームを構成解除および削除します。

オプション:

  • input_file - データベースの削除に必要なプロパティを含むファイルを示します。

  • [-schedule] - クリーンアップと再起動のスケジュールを示します。

    • frequency - Oracle Databaseが削除される頻度のタイプ。interval (分単位)、weekly、monthlyまたはyearlyを指定できます

    • start_time - Oracle Databaseのクリーンアップの開始時間をyy-MM-dd HH:mm書式で示します

    • end_time - Oracle Databaseのクリーンアップの終了時間をyy-Mm-dd HH:mm書式で示します

    • repeat - Oracle Databaseのクリーンアップの繰返し率。頻度が間隔の場合、繰返しは分単位です

    • months - Oracle Databaseのクリーンアップの繰返しが発生するまでの月数

    • days - Oracle Databaseのクリーンアップの繰返しが発生するまでの日数

    • tz - tz:America/New_Yorkなどのタイム・ゾーンID

例:

emcli delete_oracle_restart -all -input_file=data:u01/loc/del_siha.props

プロパティ・ファイルの内容は次のとおりです。

ORACLE_HOME_TARGET_LIST=Oracle Home Target Name in Enterprise Manager
ORACLE_HOME_NORMAL_CRED_NAME= Oracle Home credential name in the format <cred name>:<cred owner>
ORACLE_HOME_ROOT_CRED_NAME= Oracle Home root credentials in the format <cred name>:<cred owner>
TMP_DIR_LOC= Temporary Working Directory

emcli delete_oracle_database

<command>: instance |-software|-all

[-input_file=data:"クローンの削除に必要なプロパティを含むファイル"]

[-schedule=

[frequency:interval|daily |weekly|monthly|yearly];

start_time:yy-MM-dd HH:mm;

end_time:yy-MM-dd HH:mm;

[repeat:#m];

[months:#,#,#,...];

[days:#,#,#,...];

[tz:{java timezone ID}];

[grace_period:xxx];

emcli db_clone_management -refreshDatabase

データベースをリフレッシュします。

コマンド:

オプション:

  • -input_file - 入力フィールド値を定義する入力ファイルを示します。

例:

emcli db_clone_management -refreshDatabase -input_file=data:"/tmp/refr.txt"

ノート:

設定または提供する必要がある入力ファイル・パラメータを確認するには、コマンドemcli db_clone_management -refreshDatabase –print_propertiesを入力します。

emcli db_clone_management -refreshDatabase

-input_file=data:"file:path"

emcli db_clone_management -deleteDatabase

データベースを削除します。

オプション:

例:

emcli db_clone_management -deleteDatabase -input_file=data:u01/files/delete_clone.props

ノート:

  • 設定/提供する必要がある入力ファイル・パラメータを知るには、コマンドemcli db_clone_management -deleteDatabase –print_propertiesを入力します。

  • データベース削除の動詞では、優先資格証明を使用せずに、ソフトウェア・プールに設定されている名前付き資格証明を使用します。

emli db_clone_management -deleteDatabase

-input_file="クローンの削除に必要なプロパティを含むファイル"

EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの作成

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベース・プロファイル、RMANバックアップ、RMANイメージ・バックアップまたはスナップショット・バックアップを作成する手順について説明します。

ノート:

RMANバックアップ、RMANイメージ・バックアップまたはスナップショット・データベースを作成する手順は、データベース・プロファイルを作成する場合に準拠する手順と同じです。唯一異なるのは、様々な特性のために使用するプロパティ・ファイルです。

図43-1 EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの作成


EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの作成

次のステップを使用して、データベース・プロファイルを作成します。

  1. プロシージャ定義からテンプレート・プロパティ・ファイルを作成します。

    テンプレート・プロパティ・ファイルを作成するには、次のステップに従います。

    1. プロシージャのGUIDまたは名前を取得します。次のコマンドを実行してこれらを取得します。

      emcli get_procedures
      [-type={procedure type}]
      
      Sample command:
      emcli get_procedures -type=DBPROV
      
      Sample output:
      GUID                  Type    Name                DisplayName                           Version  Owner   Parent Procedure
      0A15E9DC285B2EF5E053E87BF00A6701  DBPROV  CLOUD_DEPLOY_SOFTWARE_NAME  Software Life Cycle Management Procedure  14.52    ORACLE
      0A15E9DC20712EF5E053E87BF00A6701  DBPROV  CLEANUP_DB_PROC             Cleanup Mass Database                     13.0     ORACLE
      0A15E9DC205C2EF5E053E87BF00A6701  DBPROV  DBREPLAYCLIENTDP_NG         Provision Oracle Database Client          14.0     ORACLE
      0A15E9DC204E2EF5E053E87BF00A6701  DBPROV  SIHA_SIDB_PROC              Provision Oracle Database                 14.0     ORACLE
      
    2. 次のコマンドに入力値としてGUIDまたは名前を入力し、テンプレート・プロパティ・ファイルを生成します。

      emcli describe_procedure_input
      [-procedure={procedure GUID}]
      [-name={procedure name or procedure configuration}]
      [-owner={owner of the procedure or procedure configuration}][-parent_proc={procedure of the procedure configuration. This only applies to describe a procedure configuration with the same name}]
      
      Sample command:
      emcli describe_procedure_input -procedure=0A15E9DC204E2EF5E053E87BF00A6701> /tmp/snapprofile.txt
      
  2. プロパティ・ファイルに新しい値を入力します。

    エディタを使用してプロパティ・ファイルを編集します。変数に適切な値を入力し、プロパティ・ファイルを保存します。

    データベース・プロファイルの様々な特性については、次の場所を参照してください。

    • データと構造を含む新しいデータベース・プロファイルを作成するには、表43-14の必須パラメータおよび必要なオプション・パラメータ(DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA)を構成します。

    • データのみを含む新しいデータベース・プロファイルを作成するには、表43-14の必須パラメータおよび必要なオプション・パラメータ(DATA_CONTENT=DATA)を構成します。

    • RMANバックアップを作成するには、表43-15を参照してください。

    • RMANイメージ・バックアップを作成するには、表43-16を参照してください。

    • スナップショット・データベースを作成するには、表43-15の必須パラメータおよびREF_NODE_SELECTED、DATA_CONTENT、REF_HOST_CREDENTIALS、REF_DB_CREDENTIALS、PROFILE_VERSION、PROFILE_VENDORパラメータを構成します。

    表43-14 新しいデータベース・プロファイルを作成するためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    REFERENCE_DATABASE

    REFERENCE_DATABASE=dbname.xyz.com

    プロファイルが作成されるソース・データベース。

    REFERENCE_DATABASE_TYPE

    REFERENCE_DATABASE_TYPE=oracle_database

    ソース・データベースのターゲット・タイプ。使用できる値は、oracle_databaseまたはrac_databaseです。

    DATA_CONTENT_MODE

    DATA_CONTENT_MODE=STORAGE_SNAPSHOT

    データベース・プロファイルを発行する必要のあるデータ・モード。使用できる値は、EXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMAN、DNFSおよびSTORAGE_SNAPSHOTです。

    PROFILE_NAME

    PROFILE_NAME=Profile_snap

    プロファイル名。

    PROFILE_LOCATION

    PROFILE_LOCATION=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/

    ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

    オプションのパラメータ

    REF_NODE_SELECTED

    REF_NODE_SELECTED= xxyy.us.example.com

    プロファイルが作成される参照ノード。このパラメータは、RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

    DATABASE_GOLD_IMAGE_TYPE

    該当なし

    プロファイルの一部としてデータベース・ゴールド・イメージを含みます。

    GI_GOLD_IMAGE_TYPE

    該当なし

    プロファイルの一部としてGIゴールド・イメージを含みます。

    CREATE_DATA_OPTION

    該当なし

    既存のデータを使用するか、新しいデータを作成するかを示します。

    DATA_CONTENT

    DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA

    バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、METADATA_AND_DATAまたはMETADATA_ONLYです。

    REF_HOST_CREDENTIALS

    REF_HOST_CREDENTIALS=AE_2COOL:ARA1

    OS認証のための資格証明。

    REF_DB_CREDENTIALS

    REF_DB_CREDENTIALS=SYS_WD:RAH

    データベース関連の操作の実行のための資格証明。

    REF_GI_CREDENTIALS

    該当なし

    グリッド・インフラストラクチャのOS認証のための資格証明。

    REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS

    REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS= AE_2OOL:RA1

    ホストの権限付き操作の実行に必要なルート資格証明。

    CONVERT_TO_OFA

    該当なし

    OFAフォーマットに変換します。

    PROFILE_DESC

    PROFILE_DESC=11204 SnapClone profile 1

    プロファイルの説明。

    PROFILE_VERSION

    該当なし

    プロファイルのバージョン。このパラメータを指定しない場合、データベース・バージョンが使用されます。

    PROFILE_VENDOR

    該当なし

    プロファイルのベンダー。デフォルトは「Oracle」です。

    PROFILE_NOTES

    該当なし

    プロファイルのノート。

    DB_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY

    該当なし

    イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

    GI_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY

    該当なし

    イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

    GI_GOLD_IMAGE_ID

    該当なし

    GIゴールド・イメージのエンティティID。

    DB_GOLD_IMAGE_ID

    該当なし

    DBゴールド・イメージのエンティティID。

    DB_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    データベース・ゴールド・イメージのエンティティ名。

    GI_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    GIゴールド・イメージのエンティティ名。

    DATA_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    データ・ゴールド・イメージのエンティティ名。

    WORKING_DIRECTORY

    WORKING_DIRECTORY=/tmp

    作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

    STORAGE_TYPE_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsShareです。

    STORAGE_NAME_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

    NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

    STORAGE_TYPE_FOR_DATA

    該当なし

    有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

    STORAGE_NAME_FOR_DATA

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

    NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_DATA

    該当なし

    NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

    USER_INITIATED

    該当なし

    エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルが、バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部であるかどうかを示します。

    DB_TARGET_AVAILABLE

    該当なし

    データベース・ターゲットが使用可能であるかどうかを示します。

    SOURCE_DB_PLATFORM_NAME

    該当なし

    ソース・データベースのプラットフォーム名。たとえば、Linux x86-64、x86-64 (64ビット)上のOracle Solarisなど。

    PROFILE_SCHEDULE

    該当なし

    プロファイル実行のスケジュール。

    PROFILE_SINGLE_REFRESH

    該当なし

    プロファイルの単一リフレッシュ。

    PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE

    該当なし

    プロファイル・パージ・ポリシーのタイプ。使用できる値は、SNAPSHOTSまたはDAYSです。デフォルト値は「なし」です。

    PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE

    該当なし

    プロファイル・パージ・ポリシーの値。

    PROFILE_IMAGE_VERSION

    該当なし

    プロファイル・イメージのバージョン。

    表43-15 完全バックアップ・プロファイルを作成するためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    REFERENCE_DATABASE

    REFERENCE_DATABASE=dbname.xyz.com

    プロファイルが作成されるソース・データベース。

    REFERENCE_DATABASE_TYPE

    REFERENCE_DATABASE_TYPE=oracle_database

    ソース・データベースのターゲット・タイプ。oracle_databaseまたはrac_databaseを指定できます。

    DATA_CONTENT_MODE

    DATA_CONTENT_MODE=STORAGE_SNAPSHOT

    データベース・プロファイルを発行する必要のあるデータ・モード。値としてEXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMAN、DNFS、CONT_SYNCおよびSTORAGE_SNAPSHOTを指定できます

    PROFILE_NAME

    PROFILE_NAME=Profile_snap

    プロファイル名。

    PROFILE_LOCATION

    PROFILE_LOCATION=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/

    ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

    BACKUP_FILE_TAG

    BACKUP_FILE_TAG=data_backup_1419417051961

    バックアップ・ファイルのタグ。

    BACKUP_TYPE

    BACKUP_TYPE=OFFLINE

    バックアップのタイプ。使用できる値は、OFFLINEまたはONLINEです。デフォルトはOFFLINEです。

    BACKUP_FILE_FORMAT

    BACKUP_FILE_FORMAT=backup_%U

    バックアップ・ファイルの形式。

    RMAN_CHANNELS

    RMAN_CHANNELS=2

    RMANチャネルの数。

    RMAN_BACKUP_LOCATION

    RMAN_BACKUP_LOCATION=/oradbnas/aime_slc05ntg/sec

    RMANバックアップ・ファイルが作成される場所。IS_SAVE_TARGET_PROFILEがYに、DATA_CONTENT_MODEがRMANまたはDNFSに設定されている場合、このパラメータは必須です。

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.0

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.0=/smf/cont_sync

    マウント・ポイント・リスト。

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.1

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.1=/smfslot/sun1

    マウント・ポイント・リスト。

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.0

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.0=10

    書込み可能領域リスト

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.1

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.1=10

    書込み可能領域リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.0

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.0=sl.example.com

    ストレージ・ハードウェア名リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.1

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.1=sl.example.com

    ストレージ・ハードウェア名リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.0

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.0=emdev01

    ストレージ・プロジェクト名リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.1

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.1=emdev01

    ストレージ・プロジェクト名リスト

    オプションのパラメータ

    REF_NODE_SELECTED

    REF_NODE_SELECTED= slch.xyz.com

    プロファイルが作成される参照ノード。このパラメータは、RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

    DATABASE_GOLD_IMAGE_TYPE

    該当なし

    プロファイルの一部としてデータベース・ゴールド・イメージを含みます。

    GI_GOLD_IMAGE_TYPE

    該当なし

    プロファイルの一部としてGIゴールド・イメージを含みます。

    CREATE_DATA_OPTION

    該当なし

    既存のデータを使用するか、新しいデータを作成するかを示します。

    DATA_CONTENT

    DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA

    バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、METADATA_AND_DATAまたはDATAです。

    REF_HOST_CREDENTIALS

    REF_HOST_CREDENTIALS=AE_2COL:RA1

    OS認証のための資格証明。

    REF_DB_CREDENTIALS

    REF_DB_CREDENTIALS=SYS_WL1:RA1

    データベース関連の操作の実行のための資格証明。

    REF_GI_CREDENTIALS

    該当なし

    グリッド・インフラストラクチャのOS認証のための資格証明。

    REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS

    REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS= AE_2L:RA1

    ホストの権限付き操作の実行に必要なルート資格証明。

    CONVERT_TO_OFA

    該当なし

    OFAフォーマットに変換します。

    PROFILE_DESC

    PROFILE_DESC=11204 SnapClone profile 1

    プロファイルの説明。

    PROFILE_VERSION

    該当なし

    プロファイルのバージョン。このパラメータを指定しない場合、データベース・バージョンが使用されます。

    PROFILE_VENDOR

    該当なし

    プロファイルのベンダー。デフォルトは「Oracle」です。

    PROFILE_NOTES

    該当なし

    プロファイルのノート。

    DB_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY

    該当なし

    イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

    GI_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY

    該当なし

    イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

    GI_GOLD_IMAGE_ID

    該当なし

    GIゴールド・イメージのエンティティID。

    DB_GOLD_IMAGE_ID

    該当なし

    DBゴールド・イメージのエンティティID。

    DB_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    データベース・ゴールド・イメージのエンティティ名。

    GI_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    GIゴールド・イメージのエンティティ名。

    DATA_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    データ・ゴールド・イメージのエンティティ名。

    WORKING_DIRECTORY

    WORKING_DIRECTORY=/tmp

    作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

    STORAGE_TYPE_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

    STORAGE_NAME_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

    NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

    STORAGE_TYPE_FOR_DATA

    該当なし

    有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

    STORAGE_NAME_FOR_DATA

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

    NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_DATA

    該当なし

    NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

    USER_INITIATED

    該当なし

    エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルが、バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部であるかどうかを示します。

    DB_TARGET_AVAILABLE

    該当なし

    データベース・ターゲットが使用可能であるかどうかを示します。

    SOURCE_DB_PLATFORM_NAME

    該当なし

    ソース・データベースのプラットフォーム名。たとえば、Linux x86-64、x86-64 (64ビット)上のOracle Solarisなど。

    PROFILE_SCHEDULE

    該当なし

    プロファイル実行のスケジュール。

    PROFILE_SINGLE_REFRESH

    該当なし

    プロファイルの単一リフレッシュ。

    PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE

    該当なし

    プロファイル・パージ・ポリシーのタイプ。使用できる値は、SNAPSHOTSまたはDAYSです。デフォルト値は「なし」です。

    PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE

    該当なし

    プロファイル・パージ・ポリシーの値。

    PROFILE_IMAGE_VERSION

    該当なし

    プロファイル・イメージのバージョン。

    表43-16 シン・バックアップ・プロファイルを作成するためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    REFERENCE_DATABASE

    REFERENCE_DATABASE=dbname.example.com

    プロファイルが作成されるソース・データベース。

    REFERENCE_DATABASE_TYPE

    REFERENCE_DATABASE_TYPE=oracle_database

    ソース・データベースのターゲット・タイプ。oracle_databaseまたはrac_databaseを指定できます。

    DATA_CONTENT_MODE

    DATA_CONTENT_MODE=STORAGE_SNAPSHOT

    データベース・プロファイルを発行する必要のあるデータ・モード。値としてEXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMAN、DNFS、CONT_SYNCおよびSTORAGE_SNAPSHOTを指定できます。

    PROFILE_NAME

    PROFILE_NAME=Profile_snap

    プロファイル名。

    PROFILE_LOCATION

    PROFILE_LOCATION=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/

    ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。

    DNFS.BACKUP_FILE_TAG

    DNFS.BACKUP_FILE_TAG=data_backup_1419417051961

    バックアップ・ファイルのタグ。

    DNFS.BACKUP_TYPE

    DNFS.BACKUP_TYPE=OFFLINE

    バックアップのタイプ。使用できる値は、OFFLINEまたはONLINEです。デフォルトはOFFLINEです。

    DNFS.BACKUP_FILE_FORMAT

    DNFS.BACKUP_FILE_FORMAT=backup_%U

    バックアップ・ファイルの形式。

    DNFS.BACKUP_LOCATION

    DNFS.BACKUP_LOCATION=/oradbnas/aime_slc05ntg/suk

    RMANバックアップ・ファイルが作成される場所。IS_SAVE_TARGET_PROFILEがYに、DATA_CONTENT_MODEがRMANまたはDNFSに設定されている場合は必須です。

    DNFS.BACKUP_IMAGE_MODE

    DNFS.BACKUP_IMAGE_MODE=OfflineImage

    バックアップ・イメージ・モード

    DNFS.BACKUP_IMAGE_TYPE

    DNFS.BACKUP_IMAGE_TYPE=RMANImage

    バックアップ・イメージのタイプ。

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.0

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.0=/smf/cont_sync

    マウント・ポイント・リスト。

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.1

    CONT_SYNC.MOUNT_POINT_LIST.1=/smfslot/sun1

    マウント・ポイント・リスト。

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.0

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.0=10

    書込み可能領域リスト

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.1

    CONT_SYNC.WRITABLE_SPACE_LIST.1=10

    書込み可能領域リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.0

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.0=sl.example.com

    ストレージ・ハードウェア名リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.1

    CONT_SYNC.STORAGE_HARDWARE_NAME_LIST.1=sl.example.com

    ストレージ・ハードウェア名リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.0

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.0=emdev01

    ストレージ・プロジェクト名リスト

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.1

    CONT_SYNC.STORAGE_PROJECT_NAME_LIST.1=emdev01

    ストレージ・プロジェクト名リスト

    オプションのパラメータ

    REF_NODE_SELECTED

    REF_NODE_SELECTED= slnh.us.example.com

    プロファイルが作成される参照ノード。このパラメータは、RACおよびクラスタ・ターゲットにのみ適用できます。

    DATABASE_GOLD_IMAGE_TYPE

    該当なし

    プロファイルの一部としてデータベース・ゴールド・イメージを含みます。

    GI_GOLD_IMAGE_TYPE

    該当なし

    プロファイルの一部としてGIゴールド・イメージを含みます。

    CREATE_DATA_OPTION

    該当なし

    既存のデータを使用するか、新しいデータを作成するかを示します。

    DATA_CONTENT

    DATA_CONTENT=METADATA_AND_DATA

    バックアップに含まれるデータ・コンテンツは、METADATA_AND_DATAまたはDATAです。

    REF_HOST_CREDENTIALS

    REF_HOST_CREDENTIALS=AE_2CL:RA1

    OS認証のための資格証明。

    REF_DB_CREDENTIALS

    REF_DB_CREDENTIALS=SYS_W1:RA1

    データベース関連の操作の実行のための資格証明。

    REF_GI_CREDENTIALS

    該当なし

    グリッド・インフラストラクチャのOS認証のための資格証明。

    REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS

    REF_HOST_ROOT_CREDENTIALS= AE_2CL:RA1

    ホストの権限付き操作の実行に必要なルート資格証明。

    CONVERT_TO_OFA

    該当なし

    OFAフォーマットに変換します。

    PROFILE_DESC

    PROFILE_DESC=11204 SnapClone profile 1

    プロファイルの説明。

    PROFILE_VERSION

    該当なし

    プロファイルのバージョン。このパラメータを指定しない場合、データベース・バージョンが使用されます。

    PROFILE_VENDOR

    該当なし

    プロファイルのベンダー。デフォルトは「Oracle」です。

    PROFILE_NOTES

    該当なし

    プロファイルのノート。

    DB_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY

    該当なし

    イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

    GI_GOLD_IMAGE_CREATE_VERSION_ONLY

    該当なし

    イメージ・バージョンのみを作成する必要があるかどうかを示すフラグ。

    GI_GOLD_IMAGE_ID

    該当なし

    GIゴールド・イメージのエンティティID。

    DB_GOLD_IMAGE_ID

    該当なし

    DBゴールド・イメージのエンティティID。

    DB_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    データベース・ゴールド・イメージのエンティティ名。

    GI_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    GIゴールド・イメージのエンティティ名。

    DATA_GOLD_IMAGE_ENTITY_NAME

    該当なし

    データ・ゴールド・イメージのエンティティ名。

    WORKING_DIRECTORY

    WORKING_DIRECTORY=/tmp

    作業ディレクトリは、ファイルがステージングされる場所です。

    STORAGE_TYPE_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

    STORAGE_NAME_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

    NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_SOFTWARE

    該当なし

    NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

    STORAGE_TYPE_FOR_DATA

    該当なし

    有効な記憶域タイプのリストは、NFS、AGENT、OmsSharedです。

    STORAGE_NAME_FOR_DATA

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリで構成されるストレージ名。

    NFS_LOCAL_MOUNT_POINT_FOR_DATA

    該当なし

    NFSサーバーがホストにマウントされる場所。

    USER_INITIATED

    該当なし

    エンド・ユーザーによって開始されるプロファイルが、バックアップ・プロセスまたはデータベースの一部であるかどうかを示します。

    DB_TARGET_AVAILABLE

    該当なし

    データベース・ターゲットが使用可能であるかどうかを示します。

    SOURCE_DB_PLATFORM_NAME

    該当なし

    ソース・データベースのプラットフォーム名。たとえば、Linux x86-64、x86-64 (64ビット)上のOracle Solarisなど。

    PROFILE_SCHEDULE

    該当なし

    プロファイル実行のスケジュール。

    PROFILE_SINGLE_REFRESH

    該当なし

    プロファイルの単一リフレッシュ。

    PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE

    該当なし

    プロファイル・パージ・ポリシーのタイプ。使用できる値は、SNAPSHOTSまたはDAYSです。デフォルト値は「なし」です。

    PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE

    該当なし

    プロファイル・パージ・ポリシーの値。

    PROFILE_IMAGE_VERSION

    該当なし

    プロファイル・イメージのバージョン。

    USE_EXISTING_BACKUP

    該当なし

    既存のバックアップを使用するかどうか。

  3. 更新されたプロパティ・ファイルを入力ファイルとして使用し、次のEM CLI動詞を実行してデータベース・プロファイルを作成します。

    emcli create_dbprofile
                         -input_file=data:"file:path"
           	      [-schedule=
                    	     [frequency:interval|daily|weekly|monthly|yearly];
                    	     start_time:yy-MM-dd HH:mm;
                    	     end_time:yy-MM-dd HH:mm;
                    	     [repeat:#m];
                    	     [months:#,#,#,...];
                    	     [days:#,#,#,...];
                    	     [tz:{java timezone ID}];
                    	     [grace_period:xxx];
          							[-purge_policy=days|snapshots: number]
    
    Samples:
    emcli create_dbprofile -input_file=data:"/tmp/snapprofile.txt" -schedule="start_time:14-06-23 01:00;frequency:yearly;end_time:14-05-28 01:00;days:1,3,8,7,10;months:1,3,9,11,1" -purge_policy="SNAPSHOTS:1"
     
    emcli create_dbprofile -input_file=data:"/tmp/snapprofile.txt" -schedule="start_time:14-05-28 01:00;frequency:monthly;end_time:14-05-28 01:00;days:1,3,8,7" -purge_policy="DAYS:1"
     
    emcli create_dbprofile -input_file=data:"/tmp/snapprofile.txt" -schedule="start_time:14-05-28 01:00;frequency:weekly;end_time:14-05-28 01:00;days:1,3,7" -purge_policy="SNAPSHOTS:1"
     
    emcli create_dbprofile -input_file=data:"/tmp/snapprofile.txt" -schedule="start_time:14-05-28 01:00;frequency:daily;end_time:14-05-28 01:00" -purge_policy="DAYS:1" -purge_policy="SNAPSHOTS:1"
     
    emcli create_dbprofile -input_file=data:"/tmp/snapprofile.txt" -schedule="start_time:14-07-22 03:00;frequency:interval;end_time:14-07-22 07:00;repeat:30" -purge_policy="SNAPSHOTS:1"
    
    Sample output:
    Create Database Profile deployment procedure has been submitted successfully with the instance name :
    'CreateDatabaseProfile_SYSMAN_06_23_2014_01_00_PM' and execution_guid='0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5'
    You can track the status of profile creation using the following command:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput
    
  4. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース・プロファイル作成のステータスを確認します。

    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5
    
    Sample Output:
    0AE6096550716B26E0539878B10A6FF5, PROFILE, CreateDatabaseProfile_SYSMAN_12_23_2014_23_18_PM, Running
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput

EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの編集

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベース・プロファイルを編集する手順について説明します。

図43-2 EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの編集


EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの編集

次のステップを使用して、データベース・プロファイルを編集します。

  1. ソフトウェア・ライブラリでデータベース・プロファイルの場所を特定します。

    次のコマンドを実行してデータベース・プロファイルの場所を特定します。

    emcli list_dbprofiles
    [-details]
    
    Sample command:
    emcli list_dbprofiles
    
    Sample output:
    Name=Profile_snap,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/
    Name=Profile_rman,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/
    
  2. 取得した場所を使用して、次のコマンドでデータベース・プロファイルを編集します。
    emcli edit_dbprofile
          -comp_loc="Database Profile component location in software library"
          [-schedule=
                    [frequency:interval| daily |weekly|monthly|yearly];
                    start_time:yy-MM-dd HH:mm;
                    end_time:yy-MM-dd HH:mm;
                    [repeat:#m];
                    [months:#,#,#,...];
                    [days:#,#,#,...];
                    [tz:{java timezone ID}];
                    [grace_period:xxx];
            ]
            [-purge_policy=days| snapshots: number]
    
    Sample command:
    emcli edit_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/Profile_snap " -schedule="start_time:14-07-22 03:00;frequency:interval;end_time:14-07-22 23:00;repeat:30" -purge_policy="DAYS:1"
    
    Sample output:
    The Create Database Profile deployment procedure with new schedule and purge policy has been submitted successfully with the instance name :
    'CreateDatabaseProfile_SYSMAN_07_22_2014_03_00_PM' and execution_guid= '0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5'
    You can track the status of profile creation using the following command:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput
    
  3. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース・プロファイル編集のステータスを確認します。
    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5
    
    Sample output:
    0AE6096550716B26E0539878B10A6FF5, PROFILE, CreateDatabaseProfile_SYSMAN_07_22_2014_03_00_PM, Running
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput

EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの削除

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベース・プロファイルを削除する手順について説明します。

図43-3 EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの削除


EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルの削除

次のステップを使用して、データベース・プロファイルを削除します。

  1. ソフトウェア・ライブラリでデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所とバージョンを特定します。

    次のコマンドを実行してデータベース・プロファイルの場所を特定します。

    emcli list_dbprofiles
    [-details]
    
    Sample command:
    emcli list_dbprofiles
    
    Sample output:
    Name=Profile_snap,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/,Type=STORAGE_SNAPSHOT,Status=Ready,Description= Database Reference Profile 05-11-2014 12:40 PM from database.mycompany.com
    Version: STORAGE SNAPSHOT_05_11_2014_12_40_PM: ,contains=STORAGE_SNAPSHOT(s),removalOverdue=0, sourceDatabaseName=database.mycompany.com.
     
    Name=Profile_rman,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/,Type=RMAN,Status=Ready,Description=Database Reference Profile 04-11-2014 12:40 PM from database.mycompany.com
    Version : RMAN_04_11_2014_12_40_PM,contains=RMAN(s),removalOverdue=0, sourceDatabaseName=database.mycompany.com.
    
  2. 取得した場所とバージョンを使用して、次のコマンドでデータベース・プロファイルを削除します。
    emcli delete_dbprofile
        -comp_loc="Database Profile component location in software library"
        [-version="Database Profile component version name"]
    
    Sample command:
    emcli delete_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/Profile_snap"
    
    emcli delete_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/ Profile_snap" -version="STORAGE SNAPSHOT__05_11_2014_12_40_PM"
    
    Sample output:
    Delete Database Profile deployment procedure has been submitted successfully with the instance name :'DeleteDatabaseProfile_SYSMAN_07_22_2014_03_00_PM' and execution_guid='0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5'
    You can track the status of profile creation using the following command:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput
    
  3. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース・プロファイル削除のステータスを確認します。
    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5
    
    Sample output:
    0AE6096550716B26E0539878B10A6FF5, PROFILE, DeleteDatabaseProfile_SYSMAN_07_22_2014_03_00_PM, COMPLETED
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput

すべてのデータベース・プロファイルの表示

次のコマンドを実行して、すべてのデータベース・プロファイルとその詳細を表示します。

emcli list_dbprofiles
[-details]

Sample command:
emcli list_dbprofiles

Sample output:
Name=Profile_snap,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/,Type=STORAGE_SNAPSHOT,Status=Ready,Description= Database Reference Profile 05-11-2014 12:40 PM from database.mycompany.com
Version: STORAGE SNAPSHOT_05_11_2014_12_40_PM: ,contains=STORAGE_SNAPSHOT(s),removalOverdue=0, sourceDatabaseName=database.mycompany.com.
 
Name=Profile_rman,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/,Type=RMAN,Status=Ready,Description=Database Reference Profile 04-11-2014 12:40 PM from database.mycompany.com
Version : RMAN_04_11_2014_12_40_PM,contains=RMAN(s),removalOverdue=0, sourceDatabaseName=database.mycompany.com.

EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルのリフレッシュ

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベース・プロファイルをリフレッシュする手順について説明します。

図43-4 EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルのリフレッシュ


EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルのリフレッシュ

次のステップを使用して、データベース・プロファイルをリフレッシュします。

  1. ソフトウェア・ライブラリでデータベース・プロファイル・コンポーネントの場所を特定します。

    次のコマンドを実行してデータベース・プロファイルの場所を特定します。

    emcli list_dbprofiles
    [-details]
    
    Sample command:
    emcli list_dbprofiles
    
    Sample output:
    Name=Profile_snap,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/
    Name=Profile_rman,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/
    
  2. 取得した場所を使用して、次のコマンドでデータベース・プロファイルをリフレッシュします。
    emcli refresh_dbprofile
        -comp_loc="Database Profile component location in software library"
    
    Sample command:
    emcli refresh_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/ Profile_snap"
    
    Sample output:
    A Refresh Single Profile procedure has been submitted successfully with the instance name :
    'RefreshSingleProfile_SYSMAN_07_22_2014_03_00_PM' and execution_guid= '0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5'
    You can track the status of profile creation using the following command:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput
    
  3. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース・プロファイル・リフレッシュのステータスを確認します。
    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5
    
    Sample output:
    0AE6096550716B26E0539878B10A6FF5, PROFILE, RefreshSingleProfile_SYSMAN_07_22_2014_03_00_PM, Running
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -exe=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput

サービス・テンプレートEM CLI動詞

次の表に、サービス・テンプレートのリソースでサポートされる動詞を示します。

.jsonファイルのコンテンツのサンプルは、「サービス・テンプレートの実行可能.jsonファイル」を参照してください。

表43-17 サービス・テンプレートEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli create_service_template

データベース、スキーマまたはプラガブル・データベース・サービス・テンプレートを作成します。

input_fileは、JSONベースのメタデータ・ファイルで、特定のサービス・テンプレートを作成するための構成情報を含んでいる必要があります。

JSONサービス実行可能メタデータ・ファイルのサンプルは、「サービス・テンプレートの実行可能.jsonファイル」にあります。

例:

  • データベース・サービス・テンプレート -

    emcli create_service_template
      -name="Database service template"
      -service_family="DBAAS"
      -service_type="DB"
      -pool_target_type="oracle_cloud_zone"
      -software_pools="MyPoolOH"
      -roles="SSA_USER_ROLE"
      -description="Database small instance service template."
      -input_file="data:executable.json"
    
    Sample Output:
    Service Template "My Service Template" created successfully
    
  • スキーマ・サービス・テンプレート -

    emcli create_service_template
      -name="Schema service template"
      -service_family="DBAAS"
      -service_type="SCHEMA"
      -pool_target_type="schaas_pool"
      -software_pools="MySCHPool"
      -roles="SSA_USER_ROLE"
      -description="Schema small instance service template."
      -input_file="data:executable.json
    
    Sample Output:
    Service Template "My Schema Service Template" created successfully
    
  • プラガブル・データベース・サービス・テンプレート -

    emcli create_service_template
      -name="PDB service template"
      -service_family="DBAAS"
      -service_type="PDB"
      -pool_target_type="pdbaas_pool"
      -software_pools="MyPDBPool"
      -roles="SSA_USER_ROLE"
      -description="PDB small instance service template."
      -input_file="data:executable.json"
    
    Sample Output:
    Service Template "My PDB Service Template" created successfully. 

emcli create_service_template

-name="<サービス・テンプレートの名前>"

-service_family="<サービス・テンプレートの作成対象となるサービス・ファミリ>"

-service_type="<サービス・テンプレートの作成対象となるサービス・タイプ>"

-pool_target_type="サービス・テンプレートに関連付けられるソフトウェア・プールのターゲット・タイプ"

-software_pools="<SwPool1,SwPool2,SwPool3,...>"

[-roles=<SsaRole1,SsaRole2,...>]

[-description="<サービス・テンプレートの説明>"]

[-input_file="<サービス実行可能ファイルのメタデータ・ファイルの名前>"]

emcli delete_service_template

サービス・テンプレートを削除します。

例:

emcli delete_service_template
     -name="Database service template"
     -service_family="DBAAS"
Sample Output:
Service Template with name " Database service template " and service family " DBAAS " deleted successfully.

emcli delete_service_template

-name="<サービス・テンプレートの名前>"

-service_family="<サービス・テンプレートの従属先となるサービス・ファミリ>"]

emcli get_service_templates

渡されるサービス・ファミリに基づいて、利用可能なサービス・テンプレートのリストを取得します。

例:

emcli get_service_templates 
     -service_family="DBAAS"
Sample Output:
Name Service Family                      Description                                       
ServiceTemplate1                         DBAAS ServiceTemplate1Description                                                           

emcli get_service_templates

[-service_family="<サービス・テンプレートのフィルタに使用するサービス・ファミリ・フィルタ>"]

プラガブル・データベース・プロファイルEM CLI動詞

次の表に、プラガブル・データベース・プロファイルでサポートされる動詞を示します。

表43-18 プラガブル・データベース・プロファイルEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli list_dataprofiles

既存のPDBデータ・プロファイルをリストします。

オプション:

  • -details - 既存のPDBデータ・プロファイルの詳細を指定します。

  • -owner - dataprofileエンティティの所有者。

  • -name - dataprofileエンティティの名前。

例:

emcli list_dataprofiles -owner=SSA1 -name=cdb:m

名前の値は、大/小文字が区別されません。上に示したemcliの":m"により、文字列がパターンと一致するかどうかが判断されます。

emcli create_dataprofiles -details

emcli list_dataprofiles -owner

emcli list_dataprofiles -name

emcli delete_dataprofile

既存のデータ・プロファイルを削除します。

オプション:

  • -profile_name - PDB dataprofileの名前。

  • host_cred - <資格証明の名前>:<資格証明の所有者>の形式によるホストの資格証明。

emcli delete_dataprofile -profile_name="PDB_Profile" host_cred=credname:credowner

emcli cleanup_dbaas_requests

削除時にPDBデータ・プロファイルを作成します。

オプション:

  • -ids - セミコロン(;)で区切られた、クラウド・リクエストのフィルタリングに使用するリクエストID。

  • -preserve_backup_of_instance - 削除時にPDBプロファイルを作成します。

  • -save_as - 保存するプロファイルの名前。

  • -description - プロファイルの説明。

emcli cleanup_dbaas_requests -ids=<requested> -preserve_backup_of_instance -save_as="profile name " -description="profile description"

サービス・テンプレートの実行可能.jsonファイル

次のリストは、サービス・テンプレートの実行可能.jsonファイルのサンプルです。

DBCAベース・サービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "Create ST for SI Db using DBCA Template - ASM Subh_2",
  "description": "Creates Single Instance DB",
  "roles": [ "SSA_USER_ROLE" ],
  "serviceType": "DB",
  "serviceTemplateTypeId": "61",
  "rscProvAssocOption": [ "byRscProvInst" ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
            "values": [ "137F74D7A8359A60762ED550341A5F47" ],
            "targetType": {
              "targetType": "oracle_cloud_zone",
              "targetTypeName": "Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [ { "name": "PROFILE_COMPONENT_URN", "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:269BA6C90E6A5000E053C075B10A51A3:0.1" } ],
  "configurations": [
    { "name": "REF_ZONE", "value": "Salt Lake City Zone" },
    { "name": "REF_POOL", "value": "SI Databases Pool_Oracle_DB_11g" },
	{ "name": "REF_HOST", "value": "xyz.example.com" },
	{ "name": "REF_TGT", "value": "xyz.example.com" },
    { "name": "DBCA_TEMPLATE:DB_STORAGE_TYPE", "value": "ASM" },
    { "name": "DBCA_TEMPLATE:REC_STORAGE_TYPE_SAME_AS_DB_FILES", "value": "Y" },
    { "name": "DBCA_TEMPLATE:FLASH_RECOVERY_AREA_SIZE", "value": "4038" },
    { "name": "DBCA_TEMPLATE:DATA_FILE_LOCATION", "value": "DATA" },
    { "name": "DBCA_TEMPLATE:REDO_FILE_LOCATION", "value": "RECO" },
    { "name": "DBCA_TEMPLATE:ARCHIVE_LOG_MODE", "value": "Y" },
    { "name": "DBCA_TEMPLATE:RECOVERY_FILE_LOCATION", "value": "RECO" },
    { "name": "DATABASE_TYPE", "value": "oracle_database" },
    { "name": "COMMON_DOMAIN_NAME", "value": "us.example.com" },
    { "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.PROVISIONING_TYPE", "values": [ "DBCA_TEMPLATE" ] },
    { "name": "ENTITY_TYPE", "value": "USE_PROFILE" },
    { "name": "PROFILE_COMPONENT_URN", "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:269BA6C90E6A5000E053C075B10A51A3:0.1" },
    {
      "name": "USER_PRIVILEGES",
      "value": "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE, CREATE ANY SEQUENCE, CREATE ANY INDEX, CREATE JOB, CREATE ANY MATERIALIZED VIEW, CREATE ANY TABLE, CREATE ANY TRIGGER, CREATE ANY TYPE, CREATE ANY VIEW, CREATE ANY SYNONYM, CREATE ANY DIRECTORY, SELECT ANY DICTIONARY"
    },
    { "name": "SID_OPTION", "value": "ssauser" },
    { "name": "SELECT_ORACLE_HOME_OPTION", "value": "SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIME"},
    { "name": "COMMON_DB_SYS_PASSWORD", "value": "welcome"},
    { "name": "DB_ADMIN_PASSWORD_SAME", "value": "true" },
    { "name": "INIT_PARAMS", "values": [
        "sga_target=1073741824",
        "pga_aggregate_target=1073741824"
      ]
    },
    { "name": "LISTENER_PORT", "value": "1521" },
    { "name": "TARGET_PROP_LIST",
      "values": [
        "Site:null:false:false",
        "Contact:xxxx:false:true",
        "Downtime Contact:null:false:false",
        "Location:null:false:false",
        "LifeCycle Status:null:false:false",
        "Department:null:false:false",
        "Comment:Testing:false:true",
        "Line of Business:null:false:false"
      ]
    }
  ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、「クラウドのリソースについて」に示すようにGETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

DBCAテンプレート構造のみのプロファイルの.json

{
 "name": "ST using DBCA Struct only profile",
 "serviceType": "DB",
 "serviceFamily": "DBAAS",
 "description": "DBCA struct only profile",
 "poolIds": ["0379E3B4B1EA97A09DF0F7FC62FCE6F2"],
 "roles": [{"name": "JA_SSA_USER_ROLE"}],
 "serviceExecutableMeta": {
 "type": "CDP",
 "configurations": [
 {"name": "PROFILE_COMPONENT_URN","value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:A7278C59639E6A3DE0538E0DF80A1154:0.1"},
 {"name": "DATABASE_TYPE","value": "oracle_database"},
 {"name": "COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD","value": "welcome"},
 {"name": "COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD","value": "welcome"},
 {"name": "COMMON_DB_SYS_PASSWORD","value": "welcome"},
 {"name":"COMMON_DB_SID","value": "mydb"},
 {"name": "COMMON_DOMAIN_NAME","value": "mycompany.com"},
 {"name": "LISTENER_PORT","value": "1521"},
 {"name": "REF_ZONE","value": "JA_PaaS_Zone"},
 {"name": "REF_POOL","value": "JA_Database19_Pool"},
 {"name": "REF_HOST","value": "hostabc.mycompany.com"},
 {"name": "REF_TGT","value": "hostabc.mycompany.com"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:DB_STORAGE_TYPE","value": "FS"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:FRA_STORAGE_TYPE","value": "FS"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:DATA_FILE_LOCATION","value": "/scratch/"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:REC_STORAGE_TYPE_SAME_AS_DB_FILES","value": "Y"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:ARCHIVE_LOG_MODE","value": "N"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:FLASH_RECOVERY_AREA_SIZE","value": "2048"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:RECOVERY_FILE_LOCATION","value": "/scratch/fast_recovery_area"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:REDO_FILE_LOCATION","value": "/scratch/fast_recovery_area"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:USE_ARCHIVING","value": "Y"},
 {"name": "DBCA_TEMPLATE:ENABLE_LIVE_CLONE","value": false},
 {"name": "ROLE_NAME","value": "JA_SSA_USER_ROLE"},
 {"name": "ROLE_DESC","value": "Role"},
 {"name": "USER_PRIVILEGES","value": "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE, CREATE ANY SEQUENCE,   CREATE ANY INDEX, CREATE JOB, CREATE ANY MATERIALIZED VIEW, CREATE ANY TABLE, CREATE ANY TRIGGER, CREATE ANY TYPE, CREATE ANY VIEW, CREATE ANY SYNONYM,   CREATE ANY DIRECTORY, SELECT ANY DICTIONARY"},
 {
  "name": "INIT_PARAMS",
  "subconfigurations": [
    {"name": "INIT_PARAMS:1","value": "sga_target=1073741824"},
    {"name": "INIT_PARAMS:2","value": "pga_aggregate_target=1073741824"}
                    ]},
 {"name": "STANDBY_REQUIRED","value": "false"},
 {"name": "DB_USER_NAMES","value": "ssa_user"},
 {"name": "DB_USER_PASSWORDS","value": "auniquepw"},
 {"name":"CHARSET_FROM_PROFILE","value":"false"},
 {"name": "CHARSET_LIST","values":["AL32UTF8","AR8ISO8859P6","AR8MSWIN1256","BLT8ISO8859P13","BLT8MSWIN1257","CL8ISO8859P5","TH8TISASCII","NEE8ISO8859P4"]}
  ]
  }
  }

ここから項目が開始します。

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、「クラウドのリソースについて」に示すようにGETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

CHARSET_LISTの値は、DBCAでサポートされている文字セットです。

スタンバイDBCAベース・サービス・テンプレートの.jsonファイル

{
"name":"TestDbTemplate1",
"serviceType":"DB",
"serviceFamily":"DBAAS",
"description":"This is a test database dbca service template 1",
"poolIds":[ "D125A1536E9ADC36CC24EAB058B9E7AC" ],
    "serviceExecutableMeta":{
"type":"CDP",
"configurations":[
 { "name":"PROFILE_COMPONENT_URN", "value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:F1EA40D2AE964994E0436051F20AFE32:0.1" },
 { "name":"DATABASE_TYPE","value":"rac_database" },
 { "name":"COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD", "value":"welcome" },
 { "name":"COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD", "value":"welcome" },
 { "name":"COMMON_DB_SYS_PASSWORD","value":"welcome" },
 { "name":"DB_ADMIN_PASSWORD_SAME", "value":"true" },
 { "name":"INSTANCE_COUNT","value":"2" },
 { "name":"SID_OPTION", "value":"ssauser	"},
 { "name":"COMMON_DB_SID","value":"mydb1" },
 { "name":"COMMON_DOMAIN_NAME",  "value":"us.example.com" },
 { "name":"LISTENER_PORT", "value":"1521"},
 { "name":"STAGE_LOCATION", "value":"/scratch" },
 { "name":"REF_ZONE", "value":"SLC00ECPQ_ZONE" },
 { "name":"REF_POOL",   "value":"PRIMARY_RAC_POOL" },
 { "name":"REF_HOST", "value":"xyxy.example.com" },
 { "name":"REF_TGT","value":"xxy.example.com" },
 { "name":"ROLE_NAME","value":"ROLE_Oct_31_2014_17_59_PM" },
 { "name":"ROLE_DESC","value":"New database role to be assigned to master account." },
 { "name":"USER_PRIVILEGES","value":"CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE, CREATE ANY SEQUENCE, CREATE ANY INDEX, CREATE JOB, CREATE ANY MATERIALIZED VIEW, CREATE ANY TABLE, CREATE ANY TRIGGER, CREATE ANY TYPE, CREATE ANY VIEW, CREATE ANY SYNONYM, CREATE ANY DIRECTORY, SELECT ANY DICTIONARY" },
 { "name":"DEFAULT_DATABASE_SIZE","value":"small" },
 { "name":"DATABASE_SIZES","value":"","values":["small","medium"]},
 { "name":"TARGET_PROP_LIST","value":"",
           "values":[
      "Department:value:false:false",
      "Location:null:false:false",
      "Comment:null:false:false",
      "LifeCycle Status:null:false:false",
     "Line of Business:null:false:false",
     "Contact:null:false:false"]
        },
 { "name":"CUSTOM_TARGET_PROP_LIST","value":"",
           "values":[
      "Department:value:false:false
            ]
        },
 { "name":"DBCA_TEMPLATE:DB_STORAGE_TYPE",  "value":"ASM" },
 { "name":"DBCA_TEMPLATE:DATA_FILE_LOCATION","value":"DATA" },
 { "name":"DBCA_TEMPLATE:REC_STORAGE_TYPE_SAME_AS_DB_FILES", "value":"Y" },
 { "name":"DBCA_TEMPLATE:ARCHIVE_LOG_MODE", "value":"Y" },
 { "name":"DBCA_TEMPLATE:FLASH_RECOVERY_AREA_SIZE", "value":"2048" },
 { "name":"DBCA_TEMPLATE:RECOVERY_FILE_LOCATION","value":"RECO" },
 { "name":"DBCA_TEMPLATE:REDO_FILE_LOCATION", "value":"RECO"  },
 {
"name":"INIT_PARAMS",
"subconfigurations":[
   { "name":"INIT_PARAMS:1", "value":"sga_target=1073741824" },
   { "name":"INIT_PARAMS:2", "value":"pga_aggregate_target=1073741824"  }
]
 },
{ "name":"STANDBY_REQUIRED","value":"true" },
{ "name":"STANDBY_REQUIRED_LOCK","value":"false" },
{ "name":"STANDBY_WORK_DIR","value":"/tmp" },
{ "name":"PRIMARY_PROTECTION_MODE","value":"MAXIMIZE AVAILABILITY" },
{ "name":"DBAAS_SSA_STANDBY_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN","value":"" },
{ "name":"DBAAS_SSA_STANDBY_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN","value":"" },
{ "name":"STANDBY_DB_DETAILS","value":"","values":[
"pool=RAC_11204_Tier_2;databaseSIDPrefix=;databaseType=rac_database;standbyConfigName=Near DR;redoMode=SYNC;realtimeQuery=true;databaseRACInstanceCount=2;databaseDelay=30;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com",
"pool=SI_11204;databaseSIDPrefix=;databaseType=oracle_database;standbyConfigName=Far DR;redoMode=ASYNC;realtimeQuery=false;databaseRACInstanceCount=2;databaseDelay=60;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com"]}
 
  ]
    }
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

RMANベースの単一インスタンス・データベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "Database Service - RMAN Based with archiving with SI Standby",
  "description": "This creates Database Archiving log mode.",
  "serviceType": "DB",
  "serviceTemplateTypeId": "81",
  "rscProvAssocOption": [
    "byRscProvInst"
  ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
            "values": [
              "1898CF93BD39C19BF032672271BC4B44"
            ],
            "targetType": {
              "targetType": "oracle_cloud_zone",
              "targetTypeName": "Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [
    {
      "name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1C14BB2B2E127E23E053C075B10AE31F:0.1"
    }
  ],
  "configurations": [
    {
      "name": "STAGE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/backups/rman/"
    },
    {
      "name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1C14BB2B2E127E23E053C075B10AE31F:0.1"
    },
    {
      "name": "SELECT_ORACLE_HOME_OPTION",
      "value": "SELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUEST"
    },
    {
      "name": "REF_TGT",
      "value": "xyz.example.com"
    },
    {
      "name": "REF_HOST",
      "value": "xyz.example.com"
    },
    {
      "name": "REF_ZONE",
      "value": "Salt Lake City Zone"
    },
    {
      "name": "zoneTargetName",
      "value": "Salt Lake City Zone"
    },
    {
      "name": "REF_POOL",
      "value": "Databases Pool"
    },
    {
      "name": "DATABASE_TYPE",
      "value": "oracle_database"
    },
    {
      "name": "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
      "value": "welcome"
    },
    {
      "name": "LISTENER_PORT",
      "value": "1521"
    },
    {
      "name": "PROFILE_VERSION",
      "value": "latest"
    },
    {
      "name": "COMMON_DB_SID",
      "value": "db"
    },
    {
      "name": "TARGET_PROP_LIST",
      "values": [
        "Contact:9980697299:false:false",
        "Location:null:false:false",
        "LifeCycle Status:null:false:false",
        "Department:null:false:false",
        "Comment:null:false:false",
        "Line of Business:null:false:false"
      ]
    },
    {
      "name": "USER_PRIVILEGES",
      "value": "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE"
    },
    {
      "name": "RMAN.DB_STORAGE_TYPE",
      "value": "FS"
    },
    {
      "name": "RMAN.FRA_STORAGE_TYPE",
      "value": "FS"
    },
    {
      "name": "RMAN.FRA_SIZE",
      "value": "4038"
    },
    {
      "name": "RMAN.USE_ARCHIVING",
      "value": "YES"
    },
    {
      "name": "RMAN.DATA_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/oradata"
    },
    {
      "name": "RMAN.REDO_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/fast_recovery_area"
    },
    {
      "name": "RMAN.RECOVERY_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/fast_recovery_area"
    },
    {
      "name": "RMAN.WORK_DIR_LOC",
      "value": "/tmp/work"
    },
    {
      "name": "RMAN.DB_ADMIN_PASSWORD_SAME",
      "value": "Y"
    },
    {
      "name": "RMAN.DATABASE_PASSWORDS",
      "value": "welcome"
    },
    {
      "name": "RMAN.BACKUP_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/backups/rman/"
    },
    {
      "name": "RMAN.USE_OFA",
      "value": "N"
    },
    {
      "name": "COMMON_DOMAIN_NAME",
      "value": "us.example.com"
    },
    {
      "name": "STANDBY_DB_DETAILS",
      "values": [
        "pool=Near DR Pool;databaseSIDPrefix=;databaseType=oracle_database;standbyConfigName=Near DR;redoMode=ASYNC;realtimeQuery=false;databaseDelay=60;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com"
      ]
    }
  ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、「クラウドのリソースについて」に示すようにGETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

単一インスタンス・スタンバイを含むRMANベースの単一インスタンス・データベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "Database Service - RMAN Based with archiving with SI Standby",
  "description": "This creates Database Archiving log mode.",
  "serviceType": "DB",
  "serviceTemplateTypeId": "81",
  "rscProvAssocOption": [
    "byRscProvInst"
  ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
            "values": [
              "1898CF93BD39C19BF032672271BC4B44"
            ],
            "targetType": {
              "targetType": "oracle_cloud_zone",
              "targetTypeName": "Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [
    {
      "name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1C14BB2B2E127E23E053C075B10AE31F:0.1"
    }
  ],
  "configurations": [
    {
      "name": "STAGE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/backups/rman/"
    },
    {
      "name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1C14BB2B2E127E23E053C075B10AE31F:0.1"
    },
    {
      "name": "SELECT_ORACLE_HOME_OPTION",
      "value": "SELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUEST"
    },
    {
      "name": "REF_TGT",
      "value": "xyz.example.com"
    },
    {
      "name": "REF_HOST",
      "value": "xyz.example.com"
    },
    {
      "name": "REF_ZONE",
      "value": "Salt Lake City Zone"
    },
    {
      "name": "zoneTargetName",
      "value": "Salt Lake City Zone"
    },
    {
      "name": "REF_POOL",
      "value": "Databases Pool"
    },
    {
      "name": "DATABASE_TYPE",
      "value": "oracle_database"
    },
    {
      "name": "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
      "value": "welcome"
    },
    {
      "name": "LISTENER_PORT",
      "value": "1521"
    },
    {
      "name": "PROFILE_VERSION",
      "value": "latest"
    },
    {
      "name": "COMMON_DB_SID",
      "value": "db"
    },
    {
      "name": "TARGET_PROP_LIST",
      "values": [
        "Contact:9980697299:false:false",
        "Location:null:false:false",
        "LifeCycle Status:null:false:false",
        "Department:null:false:false",
        "Comment:null:false:false",
        "Line of Business:null:false:false"
      ]
    },
    {
      "name": "USER_PRIVILEGES",
      "value": "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE"
    },
    {
      "name": "RMAN.DB_STORAGE_TYPE",
      "value": "FS"
    },
    {
      "name": "RMAN.FRA_STORAGE_TYPE",
      "value": "FS"
    },
    {
      "name": "RMAN.FRA_SIZE",
      "value": "4038"
    },
    {
      "name": "RMAN.USE_ARCHIVING",
      "value": "YES"
    },
    {
      "name": "RMAN.DATA_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/oradata"
    },
    {
      "name": "RMAN.REDO_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/fast_recovery_area"
    },
    {
      "name": "RMAN.RECOVERY_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/fast_recovery_area"
    },
    {
      "name": "RMAN.WORK_DIR_LOC",
      "value": "/tmp/work"
    },
    {
      "name": "RMAN.DB_ADMIN_PASSWORD_SAME",
      "value": "Y"
    },
    {
      "name": "RMAN.DATABASE_PASSWORDS",
      "value": "welcome"
    },
    {
      "name": "RMAN.BACKUP_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/backups/rman/"
    },
    {
      "name": "RMAN.USE_OFA",
      "value": "N"
    },
    {
      "name": "COMMON_DOMAIN_NAME",
      "value": "us.example.com"
    },
    {
      "name": "STANDBY_DB_DETAILS",
      "values": [
        "pool=Near DR Pool;databaseSIDPrefix=;databaseType=oracle_database;standbyConfigName=Near DR;redoMode=ASYNC;realtimeQuery=false;databaseDelay=60;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com"
      ]
    }
  ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

RMANベースのRAC One Nodeデータベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "Create Databases on RAC One database",
  "description": "Creates Databases on RAC.",
  "serviceType": "DB",
  "serviceTemplateTypeId": "81",
  "rscProvAssocOption": [
    "byRscProvInst"
  ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
            "values": [
              "647E8750A1C3835557165B499B269FB3"
            ],
            "targetType": {
              "targetType": "oracle_cloud_zone",
              "targetTypeName": "Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [
    {
      "name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1E4F60D72C912160E053C075B10A29F5:0.1"
    }
  ],
  "configurations": [
    {"name": "STAGE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/backups/rman/"},
    {"name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1E4F60D72C912160E053C075B10A29F5:0.1"},
    {"name":"SELECT_ORACLE_HOME_OPTION",
     "value":"SELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUEST"},
    {"name": "REF_TGT",
      "value": "abc.example.com"},
    {"name": "REF_HOST",
      "value": "adc.example.com"},
    {"name": "REF_ZONE",
      "value": "Salt Lake City Zone"},
    {"name": "zoneTargetName",
      "value": "Salt Lake City Zone"},
    {"name": "REF_POOL",
      "value": "RAC Databases Pool"},
    {"name": "DATABASE_TYPE",
      "value": "rac_database"},
    {"name": "IS_RAC_ONE",
      "value": "Y"},
    {"name": "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
      "value": "welcome"},
    {"name": "LISTENER_PORT",
      "value": "1521"},
    {"name": "PROFILE_VERSION",
      "value": "latest"},
    {"name": "COMMON_DB_SID",
      "value": "db"},
    {"name": "TARGET_PROP_LIST",
      "values": [
        "Contact:9980697299:false:false",
        "Location:null:false:false",
        "LifeCycle Status:null:false:false",
        "Department:null:false:false",
        "Comment:null:false:false",
        "Line of Business:null:false:false"
      ]
    },
    {"name": "USER_PRIVILEGES",
      "value": "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE"},
    {"name": "RMAN:DB_STORAGE_TYPE",
      "value": "FS"},
    {"name": "RMAN:FRA_SIZE",
      "value": "4038"},
    {"name": "RMAN:USE_ARCHIVING",
      "value": "NO"},
    {"name": "RMAN:DATA_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/oradata"},
    {"name": "RMAN:WORK_DIR_LOC",
      "value": "/tmp/work"},
    {"name": "RMAN:DB_ADMIN_PASSWORD_SAME",
      "value": "Y"},
    {"name": "RMAN:DATABASE_PASSWORDS",
      "value": "welcome"},
    {"name": "RMAN:BACKUP_LOCATION",
      "value": "/oradbnas/backups/rman/"},
    {"name": "RMAN:USE_OFA",
      "value": "N"},
    {"name": "COMMON_DOMAIN_NAME",
      "value": "us.example.com"}
  ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

スタンバイを含むRMANベースのRAC One Nodeデータベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "RAC One Database Provisioning with RAC One Standby and SI Standby",
  "description": "Creates RAC One Databases with RAC One Standby and SI Standby.",
  "serviceType": "DB",
  "serviceTemplateTypeId": "81",
  "rscProvAssocOption": [
    "byRscProvInst"
  ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
            "values": [
              "647E8750A1C3835557165B499B269FB3"
            ],
            "targetType": {
              "targetType": "oracle_cloud_zone",
              "targetTypeName": "Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [
    {"name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1E4F60D72C912160E053C075B10A29F5:0.1"}
  ],
  "configurations": [
    {"name": "STAGE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/backups/rman/"},
    {"name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1E4F60D72C912160E053C075B10A29F5:0.1"},
    {"name":"SELECT_ORACLE_HOME_OPTION",
     "value":"SELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUEST"},
    {"name": "REF_TGT",
      "value": "adc.example.com"},
    {"name": "REF_HOST",
      "value": "adc.example.com"},
    {"name": "REF_ZONE",
      "value": "Salt Lake City Zone"},
    {"name": "zoneTargetName",
      "value": "Salt Lake City Zone"},
    {"name": "REF_POOL",
      "value": "RAC Databases Pool"},
    {"name": "DATABASE_TYPE",
      "value": "rac_database"},
    {"name": "IS_RAC_ONE",
      "value": "Y"},
    {"name": "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
      "value": "welcome"},
    {"name": "LISTENER_PORT",
      "value": "1521"},
    {"name": "PROFILE_VERSION",
      "value": "latest"},
    {"name": "COMMON_DB_SID",
      "value": "db"},
    {"name": "TARGET_PROP_LIST",
      "values": [
        "Contact:9980697299:false:false",
        "Location:null:false:false",
        "LifeCycle Status:null:false:false",
        "Department:null:false:false",
        "Comment:null:false:false",
        "Line of Business:null:false:false"
      ]
    },
    {"name": "USER_PRIVILEGES",
      "value": "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE"},
    {"name": "RMAN:DB_STORAGE_TYPE",
      "value": "FS"},
    {"name": "RMAN:FRA_SIZE",
      "value": "4038"},
    {"name": "RMAN:USE_ARCHIVING",
      "value": "NO"},
    {"name": "RMAN:DATA_FILE_LOCATION",
      "value": "/scratch/emga/app/emga/oradata"},
    {"name": "RMAN:WORK_DIR_LOC",
      "value": "/tmp/work"},
    {"name": "RMAN:DB_ADMIN_PASSWORD_SAME",
      "value": "Y"},
    {"name": "RMAN:DATABASE_PASSWORDS",
      "value": "welcome"},
    {"name": "RMAN:BACKUP_LOCATION",
      "value": "/oradbnas/backups/rman/"},,
    {"name": "RMAN:USE_OFA",
      "value": "N"},
    {"name": "COMMON_DOMAIN_NAME",
      "value": "us.example.com"},
{"name": "STANDBY_REQUIRED",
   "value": "true"},
  {"name": "STANDBY_DB_DETAILS",
   "value": "",
   "values": [
        "pool=SI Databases Zone - Oracle 11g - Standby;databaseSIDPrefix=st;databaseType=oracle_database;standbyConfigName=Near DR;redoMode=ASYNC;realtimeQuery=false;databaseDelay=60;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com"
      ]
    }
  ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

単一インスタンス・スタンバイを含むRMANベースのRACデータベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name" : "Create Databases on RAC with SI  Standby",
  "description" : "Creates Databases on RAC.",
  "serviceType" : "DB",
  "serviceTemplateTypeId" : "81",
  "rscProvAssocOption" : [ "byRscProvInst" ],
  "resourceProvider" : {
    "lookupCharacteristics" : [ {
      "characteristics" : [ {
        "name" : "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
        "values" : [ "647E8750A1C3835557165B499B269FB3" ],
        "targetType" : {
          "targetType" : "oracle_cloud_zone",
          "targetTypeName" : "Database Pool",
          "parentTargetType" : "self_service_zone",
          "parentTargetTypeName" : "PaaS Infrastructure Zone"
        }
      } ],
      "purposeId" : 1
    } ]
  },
  "payloads" : [ {
    "name" : "PROFILE_COMPONENT_URN",
    "value" : "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1E4F60D72C912160E053C075B10A29F5:0.1"
  } ],
  "configurations" : [ {
    "name" : "STAGE_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/backups/rman/"},
    {"name" : "PROFILE_COMPONENT_URN",
    "value" : "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1E4F60D72C912160E053C075B10A29F5:0.1"}
    {"name":"SELECT_ORACLE_HOME_OPTION",
     "value":"SELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUEST"},
    {"name" : "REF_TGT",
    "value" : "adc.us.example.com"},
    {"name" : "REF_HOST",
    "value" : "adc.us.example.com"},
    {"name" : "REF_ZONE",
    "value" : "Salt Lake City Zone"},
    {"name" : "zoneTargetName",
    "value" : "Salt Lake City Zone"},
    {"name" : "REF_POOL",
    "value" : "RAC Databases Pool"},
    {"name" : "DATABASE_TYPE",
    "value" : "oracle_database"},
    {"name" : "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
    "value" : "welcome"},
    {"name" : "LISTENER_PORT",
    "value" : "1521"},
    {"name" : "PROFILE_VERSION",
    "value" : "latest"},
    {"name" : "COMMON_DB_SID",
    "value" : "db"},
    {"name" : "TARGET_PROP_LIST",
    "values" : [ "Contact:9980697299:false:false", "Location:null:false:false", "LifeCycle Status:null:false:false", "Department:null:false:false", "Comment:null:false:false", "Line of Business:null:false:false" ]},
    {"name" : "USER_PRIVILEGES",
    "value" : "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE"},
    {"name" : "RMAN:DB_STORAGE_TYPE",
    "value" : "FS"},
    {"name" : "RMAN:FRA_SIZE",
    "value" : "4038"},
    {"name" : "RMAN:USE_ARCHIVING",
    "value" : "NO"},
    {"name" : "RMAN:DATA_FILE_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/app/emga/oradata"},
    {"name" : "RMAN:WORK_DIR_LOC",
    "value" : "/tmp/work"},
    {"name" : "RMAN:DB_ADMIN_PASSWORD_SAME",
    "value" : "Y"},
    {"name" : "RMAN:DATABASE_PASSWORDS",
    "value" : "welcome"},
    {"name" : "RMAN:BACKUP_LOCATION",
    "value" : "/oradbnas/backups/rman/"},
    {"name" : "RMAN:USE_OFA",
    "value" : "N"},
    {"name" : "COMMON_DOMAIN_NAME",
    "value" : "us.example.com"},
    {"name":"CUSTOM_PRE_CREATE_SCRIPTS_URN",
    "value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1"},,
    {"name":"CUSTOM_POST_CREATE_SCRIPTS_URN",
    "value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1"},,
   {"name": "STANDBY_REQUIRED",
    "value": "true"},
   {"name": "STANDBY_DB_DETAILS",
    "value": "",
    "values": [
        "pool=SI Databases Zone - Oracle 11g - Standby;databaseSIDPrefix=st;databaseType=oracle_database;standbyConfigName=Near DR;redoMode=ASYNC;realtimeQuery=false;databaseDelay=60;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com"
      ]
    }
]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

DBCAテンプレートを使用したスタンバイを含むRACデータベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "Create RAC Db with Standby using DBCA Template - BofA -ASM",
  "description": "Service Template for Non-CDB; 12cR1_2(12.1.0.2); RAC; ASM",
  "serviceType": "DB",
  "serviceTemplateTypeId": "61",
  "rscProvAssocOption": [
    "byRscProvInst"
  ],
  "roles": [
    "SSAUSERROLE"
  ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
            "values": [
              "4C5795E605D71F59BAF9F6AD702E25E1"
            ],
            "targetType": {
              "targetType": "oracle_cloud_zone",
              "targetTypeName": "Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [
    {
      "name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:246E84D11ED13BD0E050F90AE5852BC8:0.1"
    }
  ],
  "configurations": [
    {
      "name": "REF_ZONE",
      "value": "Clusters Zone - Oracle DB 12c"
    },
    {
      "name": "REF_HOST",
      "value": "xyz.example.com"
    },
    {
      "name": "REF_POOL",
      "value": "RAC Databases Pool_Oracle_DB_12c"
    },
    {
      "name": "DBCA_TEMPLATE:DB_STORAGE_TYPE",
      "value": "ASM"
    },
    {
      "name": "DBCA_TEMPLATE:REC_STORAGE_TYPE_SAME_AS_DB_FILES",
      "value": "Y"
    },
    {
      "name": "DBCA_TEMPLATE:ARCHIVE_LOG_MODE",
      "value": "N"
    },
    {
      "name": "DBCA_TEMPLATE:FLASH_RECOVERY_AREA_SIZE",
      "value": "4038"
    },
    {
      "name": "DBCA_TEMPLATE:DATA_FILE_LOCATION",
      "value": "DATA"
    },
    {
      "name": "DBCA_TEMPLATE:REDO_FILE_LOCATION",
      "value": "DATA1"
    },
    {
      "name": "DBCA_TEMPLATE:RECOVERY_FILE_LOCATION",
      "value": "DATA1"
    },
    {
      "name": "DATABASE_TYPE",
      "value": "rac_database"
    },
    {
      "name": "INSTANCE_COUNT",
      "value": "2"
    },
    {
      "name": "COMMON_DOMAIN_NAME",
      "value": "us.example.com"
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.PROVISIONING_TYPE",
      "values": [
        "DBCA_TEMPLATE"
      ]
    },
    {
      "name": "ENTITY_TYPE",
      "value": "USE_PROFILE"
    },
    {
      "name": "REF_TGT",
      "value": "xyz.example.com"
    },
    {
      "name": "SID_OPTION",
      "value": "prefix"
    },
    {
      "name": "PROFILE_COMPONENT_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:246E84D11ED13BD0E050F90AE5852BC8:0.1"
    },
    {
      "name": "PROFILE_VERSION",
      "value": "latest"
    },
    {
      "name": "USER_PRIVILEGES",
      "value": "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE, CREATE ANY SEQUENCE, CREATE ANY INDEX, CREATE JOB, CREATE ANY MATERIALIZED VIEW, CREATE ANY TABLE, CREATE ANY TRIGGER, CREATE ANY TYPE, CREATE ANY VIEW, CREATE ANY SYNONYM, CREATE ANY DIRECTORY, SELECT ANY DICTIONARY"
    },
    {
      "name": "COMMON_DB_SID",
      "value": "RFTDB"
    },
    {
      "name": "INIT_PARAMS",
      "subconfigurations": [
        "sga_target=1073741824",
        "pga_aggregate_target=1073741824"
      ]
    },
    {
      "name": "SELECT_ORACLE_HOME_OPTION",
      "value": "SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIME"
    },
    {
      "name": "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
      "value": "welcomepw"
    },
    {
      "name": "DB_ADMIN_PASSWORD_SAME",
      "value": "true"
    },
    {
      "name": "LISTENER_PORT",
      "value": "1521"
    },
    {
      "name": "STANDBY_REQUIRED",
      "value": "true"
    },
    {
      "name": "STANDBY_DB_DETAILS",
      "value": "",
      "values": [
        "pool=SI Databases Zone - Oracle 11g - Standby;databaseSIDPrefix=st;databaseType=oracle_database;standbyConfigName=Near DR;redoMode=ASYNC;realtimeQuery=false;databaseDelay=60;databaseUniqueName=;standbyStorageType=FS;standbyStorageLocation=;standbyFRAType=FS;standbyFRALocation=;standbyFRASize=;standbyLsnrPort=;domainName=us.example.com"
      ]
    },
    {
      "name": "DATABASE_SIZES",
      "values": [
        "Big",
        "Small"
      ]
    },
    {
      "name": "DEFAULT_DATABASE_SIZE",
      "value": "Big"
    }
  ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

DNFSベースのデータベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name" : "DB Clones",
  "description" : "This clones a database based on NFS.",
  "serviceType" : "DB",
  "serviceTemplateTypeId" : "81",
  "rscProvAssocOption" : [ "byRscProvInst" ],
  "resourceProvider" : {
    "lookupCharacteristics" : [ {
      "characteristics" : [ {
        "name" : "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
        "values" : [ "1898CF93BD39C19BF032672271BC4B44" ],
        "targetType" : {
          "targetType" : "oracle_cloud_zone",
          "targetTypeName" : "Database Pool",
          "parentTargetType" : "self_service_zone",
          "parentTargetTypeName" : "PaaS Infrastructure Zone"
        }
      } ],
      "purposeId" : 1
    } ]
  },
  "payloads" : [ {
    "name" : "PROFILE_COMPONENT_URN",
    "value" : "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1C14BB2B2E127E23E053C075B10AE31F:0.1"
  } ],
  "configurations" : [ {
    "name" : "STAGE_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/backups/rman/"}
    {"name" : "PROFILE_COMPONENT_URN",
    "value" : "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:1C14BB2B2E127E23E053C075B10AE31F:0.1"}
    {"name":"SELECT_ORACLE_HOME_OPTION",
     "value":"SELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUEST"},
    {"name" : "REF_TGT",
    "value" : "abc.example.com"}
    {"name" : "REF_HOST",
    "value" : "abc.example.com"}
    {"name" : "REF_ZONE",
    "value" : "Salt Lake City Zone"}
    {"name" : "zoneTargetName",
    "value" : "Salt Lake City Zone"}
    {"name" : "REF_POOL",
    "value" : "Databases Pool"}
    {"name" : "DATABASE_TYPE",
    "value" : "oracle_database"}
    {"name" : "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
    "value" : "welcome"}
    {"name" : "LISTENER_PORT",
    "value" : "1521"}
    {"name" : "PROFILE_VERSION",
    "value" : "latest"}
    {"name" : "COMMON_DB_SID",
    "value" : "db"}
    {"name" : "TARGET_PROP_LIST",
    "values" : [ "Contact:9980697299:false:false", "Location:null:false:false", "LifeCycle Status:null:false:false", "Department:null:false:false", "Comment:null:false:false", "Line of Business:null:false:false" ]}
    {"name" : "USER_PRIVILEGES",
    "value" : "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE"}
    {"name" : "DNFS.DATA_FILE_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/app/emga/oradata"}
    {"name" : "DNFS.REDO_FILE_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/app/emga/fast_recovery_area"}
    {"name" : "DNFS.RECOVERY_FILE_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/app/emga/fast_recovery_area"}
    {"name" : "DNFS.FRA_SIZE",
    "value" : "4038"}
    {"name" : "DNFS.USE_ARCHIVING",
    "value" : "YES"}
    {"name" : "DNFS.WORK_DIR_LOC",
    "value" : "/tmp/work"}
    {"name" : "DNFS.DB_ADMIN_PASSWORD_SAME",
    "value" : "Y"}
    {"name" : "DNFS.BACKUP_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/backups/rman_image/"}
    {"name" : "DNFS.USE_OFA",
    "value" : "N"}
    {"name" : "COMMON_DOMAIN_NAME",
    "value" : "us.example.com"} ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

アーカイブが有効なスナップ・クローン単一インスタンス・データベース用のサービス・テンプレートのjsonファイル

{
  "name" : "Create Snap Database using Snapshots",
  "description" : "Creates Databases on SI hosts.",
  "serviceType" : "DB",
  "serviceTemplateTypeId" : "81",
  "rscProvAssocOption" : [ "byRscProvInst" ],
  "resourceProvider" : {
    "lookupCharacteristics" : [ {
      "characteristics" : [ {
        "name" : "ORACLE.SYSMAN.SSA.ORACLE_CLOUD_ZONE",
        "values" : [ "503073C7912B1C65B66E240C433012A9" ],
        "targetType" : {
          "targetType" : "oracle_cloud_zone",
          "targetTypeName" : "Database Pool",
          "parentTargetType" : "self_service_zone",
          "parentTargetTypeName" : "PaaS Infrastructure Zone"
        }
      } ],
      "purposeId" : 1
    } ]
  },
  "payloads" : [ {
    "name" : "PROFILE_COMPONENT_URN",
    "value" : "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:247BF4B378FF253FE053C075B10A794A:0.1"
  } ],
  "configurations" : [ {
    "name" : "STAGE_LOCATION",
    "value" : "/scratch/emga/backups/rman/"
  }, {
    "name" : "PROFILE_COMPONENT_URN",
    "value" : "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:247BF4B378FF253FE053C075B10A794A:0.1"
  }, {
    "name" : "REF_TGT",
    "value" : "xyz.example.com"
  }, {
    "name" : "REF_HOST",
    "value" : "xyz.example.com"
  }, {
    "name" : "REF_ZONE",
    "value" : "Single Instances Zone"
  }, {
    "name" : "zoneTargetName",
    "value" : "Single Instances Zone"
  }, {
    "name" : "REF_POOL",
    "value" : "SI Databases Pool - Version 11_2_0_4"
  }, {
    "name" : "DATABASE_TYPE",
    "value" : "oracle_database"
  }, {
    "name" : "COMMON_DB_SYS_PASSWORD",
    "value" : "welcome"
  }, {
    "name" : "LISTENER_PORT",
    "value" : "1521"
  }, {
    "name" : "PROFILE_VERSION",
    "value" : "latest"
  }, {
    "name" : "COMMON_DB_SID",
    "value" : "db"
  }, {
    "name" : "TARGET_PROP_LIST",
    "values" : [ "Contact:9980697299:false:false", "Location:null:false:false", "LifeCycle Status:null:false:false", "Department:null:false:false", "Comment:null:false:false", "Line of Business:null:false:false" ]
  }, {
    "name" : "USER_PRIVILEGES",
    "value" : "CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE"
  }, {
    "name" : "THIN_PROVISIONING:LISTENER_PORT",
    "value" : "1522"
  }, {
    "name" : "THIN_PROVISIONING:REDO_LOG_GROUP_COUNT",
    "value" : "2"
  }, {
    "name" : "THIN_PROVISIONING:TEMP_TABLESPACE_SIZE",
    "value" : "520"
  }, {
    "name" : "THIN_PROVISIONING:USE_ARCHIVING",
    "value" : "YES"
  }, {
    "name" : "THIN_PROVISIONING:MOUNT_POINT_LIST",
    "values" : [ "/hkdb" ]
  }, {
    "name" : "THIN_PROVISIONING:MOUNT_ADDL_SIZE_LIST",
    "values" : [ "5.0" ]
  }, {
    "name" : "THIN_PROVISIONING:REDO_LOG_FILE_TYPE",
    "value" : "Same as source"
  }, {
    "name" : "INIT_PARAMS",
    "values" : [ "sga_target=1073741824", "pga_aggregate_target=1073741824" ]
  }, {
    "name" : "COMMON_DOMAIN_NAME",
    "value" : "us.example.com"
  } ]
}

ノート:

前述のJSON本文で:

  • DBAAS_SSA_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびDBAAS_SSA_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "values" ("lookupCharacteristics"の下で)として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。serviceType:DBの下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • REF_ZONEは、テンプレートに関連付けられるゾーンの中の参照ゾーンを示します。

  • REF_POOLは、テンプレートに関連付けられるプールの中の参照プールを示します。

  • REF_HOSTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットのホストを示します。

  • REF_TGTは、プール・ターゲットからの参照ターゲットを示します。

  • SELECT_ORACLE_HOME_OPTIONは、SELECT_ORACLE_HOME_AT_RUNTIMEとして値を入力すると、Oracleホームが自動的に選択され、またはSELECT_ORACLE_HOME_FROM_REQUESTとして値を入力すると、SSAユーザーによる選択が可能になります。

これらのパラメータは必須で、参照ターゲットを識別してデータベースを作成するために必要です。

スキーマ・ベース・サービス・テンプレートの.jsonファイル

{
		"name":"TestSchaasTemplate3",
		"serviceType":"SCHEMA",
		"serviceFamily":"DBAAS",
		"description":"This is a test schaas service template 1",
		"poolIds":[ "9D3187DE6B1115791D71D2827FB98558" ],
		"roles":[
			{ "name":"SSA_USER_ROLE1" }
		],
	   "serviceExecutableMeta":{
		"type":"CDP",
		"configurations":[
		{ "name":"ROLE_NAME", "value":"SampleRole" },
		{ "name":"MAX_NUMBER_OF_SCHEMAS","value":"2" },
		{ "name":"ENFORCE_STORAGE_CONSTRAINT","value":"NO_LIMIT" },
		{ "name":"AUTO_EXTEND_BLOCK_SIZE","value":"1024" },
		{ "name":"REF_ZONE","value":"ABC_ZONE" },
		{ "name":"REF_POOL","value":"SCH_POOL" },
		{ "name":"REF_HOST","value":"abc.mycompany.com" },
		{ "name":"REF_DB","value":"simple.us.example.com" },
		{ "name":"CREATE_SCHEMA_OPTION","value":"EMPTY_SCHEMAS" },
		{ "name":"SCHAAS_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN","value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1"},
		{ "name":"SCHAAS_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN","value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1"},
		{ 
		   "name":"REMAP_TABLESPACE_LIST",
		   "value":"",
		   "values":["TBSP1","TBSP2","TBSP3"]
		},
		{ 
		   "name":"REMAP_TABLESPACE_INIT_SIZE_LIST",
 		   "value":"",
		   "values":["TBSP1:0.1","TBSP2:0.2","TBSP3:0.3"]
		},
		{ 
	 	   "name":"REMAP_TABLESPACE_INCR_SIZE_LIST",
		   "value":"",
		   "values":["TBSP1:0.1","TBSP2:0.2","TBSP3:0.3"]
		},
		{ 
		   "name":"REMAP_TABLESPACE_MAX_SIZE_LIST",
		   "value":"",
		   "values":["TBSP1:50.0","TBSP2:30","TBSP3:20"]
		},		
	
		{ "name":"CREATE_SCHEMA_OPTION","value":"EMPTY_SCHEMAS" },
				{
		"name":"WORKLOADS",
		"subconfigurations":[                    
		{
		"name":"WORK_LOADS:1",
		"subconfigurations":[
		{ "name":"name",  "value":"large "  },
		{ "name":"description", "value":"large workload" },
		{   "name":"default",    "value":"Y" },
		{   "name":"CPU",  "value":"6" },
		{   "name":"Memory", "value":"4048"    },
		{   "name":"Storage", "value":"2024"   }
		]
	}
	]
	}
	]
	}
	}

プラガブル・データベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
    "name":"TestPDbTemplate1",
    "serviceType":"PDB",
    "serviceFamily":"DBAAS",
    "description":"This is a test pluggable database service template 1",
    "poolIds":[ "FF394120842D8C71CC92BE6A4D5A488E" ],	
    "roles":[
        { "name":"SSA_USER_ROLE1" }
    ],
   "serviceExecutableMeta":{
	"type":"CDP",
        "configurations":[
         {
            "name":"TABLESPACE_ENCRYPTION_ALGORITHM",
            "subconfigurations":[
               {  "name":"name", "value":"NONE" }
            ]
         },
         {  "name":"MAX_TABLESPACE_ALLOWED", "value":"2" },
         {  "name":"PDB_SID_PREFIX", "value":"mypdb" },
         {  "name":"ENFORCE_STORAGE_CONSTRAINT", "value":"NO_LIMIT" },
         {  "name":"AUTO_EXTEND_BLOCK_SIZE","value":"1024" },
	 {  "name":"REF_DATA_ZONE", "value":"PDB_Zone" },		 
	 {  "name":"REF_DATA_TARGET", "value":"database" },		 
	 {  "name":"REF_DATA_TARGET_TYPE", "value":"oracle_database" },		 
	 {  "name":"REF_DATA_POOL","value":"PDB_POOL" },
	 {  "name":"REF_DATA_HOST", "value":"abc.mycompany.com" },
  {  "name":"SELECT_TARGET_OPTION", "value":"SELECT_TARGET_FROM_REQUEST" },
         {  "name":"CREATE_PDB_OPTION", "value":"EMPTY_PDB" },
	 {"name":"PDBAAS_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN","value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1"},
	 {"name":"PDBAAS_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN","value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1"},
    {  "name":"PRIVILEGES",
               "value":"",            
               "values":["CREATE TYPE","CREATE VIEW","CREATE DIMENSION","CREATE SESSION","CREATE TRIGGER","CREATE OPERATOR","CREATE SYNONYM","CREATE TABLE","CREATE PROCEDURE","CREATE INDEXTYPE","CREATE SEQUENCE"]
            },
	 {  "name":"ROLE_OPTION","value":"CUSTOM_NEW_ROLE" },
	 {
            "name":"INIT_PARAMS",
            "subconfigurations":[
               { "name":"INIT_PARAMS:1", "value":"*.cursor_sharing=EXACT" },
               { "name":"INIT_PARAMS:2", "value":"*.open_cursors=200"  }
            ]
         },
		 {
            "name":"WORKLOADS",
            "subconfigurations":[
               {
                  "name":"WORK_LOADS:1",
                  "subconfigurations":[
                     { "name":"name", "value":"SmallPdb" },
                     { "name":"description", "value":"small workload" },
                     {  "name":"default", "value":"N" },
                     {  "name":"CPU", "value":"2" },
                     {  "name":"Memory", "value":"2048" },
                     {  "name":"Storage", "value":"1024" },
                     {  "name":"Sessions", "value":"100" }
                  ]
               }
            ]
         }
      ]
   }
}

ノート:

  • PDBAAS_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびPDBAAS_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_DATA_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "poolIds"として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。"serviceType":"DB"の下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • 前表のSELECT_TARGET_OPTIONパラメータは、PDBを要求しているSSAユーザーに、コンテナ・データベース(CDB)を選択するオプションがあるかどうかを定義します。パラメータの値がSELECT_TARGET_FROM_REQUESTとして設定されている場合、SSAユーザーにはCDBを選択するオプションがあります。値が定義されていないか、値がSELECT_TARGET_AT_RUNTIMEに設定されている場合、配置アルゴリズムはCDBを選択します。

空のプラガブル・データベースを使用したRACプラガブル・データベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "Create RAC PDBs using empty PDB option",
  "description": "Creates PDBs on cluster.",
  "serviceType": "PDB",
  "serviceTemplateTypeId": "94",
  "rscProvAssocOption": [
    "byRscProvInst"
  ],
  "roles": [
    "SSA_USER_ROLE"
  ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.PDBAAS_POOL",
            "values": [
              "DFB8F2A53429AF99EF2020C56E11FEE9"
            ],
            "targetType": {
              "targetType": "pdbaas_pool",
              "targetTypeName": "Pluggable Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [
    {
      "name": "DBDELETE_PRESCRIPT",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:246A484D511C1CFFE053C075B10AEF2D:0.1"
    },
    {
      "name": "DBDELETE_POSTSCRIPT",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:246A484D51201CFFE053C075B10AEF2D:0.1"
    }
  ],
  "characteristics": [
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_DEPARTMENT",
      "displayName": "Department",
      "value": "Development",
      "required": true,
      "editable": false,
      "visible": true
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_LOCATION",
      "displayName": "Location",
      "values": "Bangalore",
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    }
  ],
  "configurations": [
    {
      "name": "REF_DATA_ZONE",
      "value": "Single Instances Zone"
    },
    {
{
"name":SELECT_TARGET_OPTION"
"value":SELECT_TARGET_FROM_REQUEST"
},
      "name": "CUSTOM_ROLE_NAME",
      "value": "PDBAAS_NOV_13_2015_16_51_PM"
    },
    {
      "name": "TARGET_PROP_LIST",
      "values": [
        "Site:null:false:false",
        "Contact:null:false:false",
        "Downtime Contact:null:false:false",
        "Location:null:false:false",
        "LifeCycle Status:null:false:false",
        "Department:Development:true:true",
        "Comment:This is for testing:false:false",
        "Line of Business:null:false:false"
      ]
    },
    {
      "name": "PDBAAS_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:2469CA4C8C7B4E34E053C075B10A74AD:0.2"
    },
    {
      "name": "WORKLOADS",
      "subvalues": [
        {
          "name": "Small",
          "subvalues": [
            {
              "name": "name",
              "value": "SmallPdb"
            },
            {
              "name": "description",
              "value": "small workload"
            },
            {
              "name": "default",
              "value": "N"
            },
            {
              "name": "CPU",
              "value": "2"
            },
            {
              "name": "Memory",
              "value": "2"
            },
            {
              "name": "Storage",
              "value": "5"
            },
            {
              "name": "Sessions",
              "value": "100"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "name": "PRIVILEGES",
      "type": "VECTOR",
      "description": "List of privileges of custom new role that will be applied on pluggable database administrator.",
      "displayName": "PRIVILEGES",
      "required": false,
      "secret": false,
      "values": [
        "CREATE SESSION",
        "ALTER SESSION",
        "CREATE DIMENSION",
        "CREATE INDEXTYPE",
        "CREATE ANY OPERATOR",
        "CREATE ANY PROCEDURE",
        "CREATE ANY SEQUENCE",
        "CREATE ANY INDEX",
        "CREATE JOB",
        "CREATE ANY MATERIALIZED VIEW",
        "CREATE ANY TABLE",
        "CREATE ANY TRIGGER",
        "CREATE ANY TYPE",
        "CREATE ANY VIEW",
        "CREATE ANY SYNONYM",
        "CREATE ANY DIRECTORY",
        "SELECT ANY DICTIONARY",
        "SELECT ANY TABLE"
      ]
    },
    {
      "name": "REF_DATA_TARGET_TYPE",
      "value": "rac_database"
    },
	{
      "name": "REF_DATA_ZONE",
	  "value": "Clusters Zone - Oracle DB 12c"
	  },
    {
      "name": "REF_DATA_HOST",
      "value": "xyz.example.com"
    },
	{
      "name": "REF_DATA_TARGET",
      "value": "cdbfs"
    },
	{
      "name": "REF_DATA_POOL",
      "value": "RAC Pluggable DBs"
    },
    {
      "name": "PDBAAS_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:2469CA4C8C7F4E34E053C075B10A74AD:0.2"
    },
    {
      "name": "SELECT_TARGET_OPTION",
      "value": "SELECT_TARGET_AT_RUNTIME"
    },
    {
      "name": "MAX_TABLESPACE_ALLOWED",
      "value": "1"
    },
    
    
    {
      "name": "ROLE_OPTION",
      "value": "CUSTOM_NEW_ROLE"
    },
    {
      "name": "CREATE_PDB_OPTION",
      "value": "EMPTY_PDB"
    },{
      "name": "INIT_PARAMS",
    "values": [
        "*.cursor_sharing=EXACT",
        "*.open_cursors=300"
      ]
}
 
  ]
}

ノート:

  • PDBAAS_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびPDBAAS_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_DATA_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "poolIds"として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。"serviceType":"DB"の下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • 前表のSELECT_TARGET_OPTIONパラメータは、PDBを要求しているSSAユーザーに、コンテナ・データベース(CDB)を選択するオプションがあるかどうかを定義します。パラメータの値がSELECT_TARGET_FROM_REQUESTとして設定されている場合、SSAユーザーにはCDBを選択するオプションがあります。値が定義されていないか、値がSELECT_TARGET_AT_RUNTIMEに設定されている場合、配置アルゴリズムはCDBを選択します。

プロファイル・プラガブル・データベースを使用したRACプラガブル・データベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
  "name": "Create RAC PDBs using Profile PDB option",
  "description": "Creates PDBs on cluster.",
  "serviceType": "PDB",
  "serviceTemplateTypeId": "94",
  "rscProvAssocOption": [
    "byRscProvInst"
  ],
  "roles": [
    "SSA_USER_ROLE"
  ],
  "resourceProvider": {
    "lookupCharacteristics": [
      {
        "characteristics": [
          {
            "name": "ORACLE.SYSMAN.SSA.PDBAAS_POOL",
            "values": [
              "DFB8F2A53429AF99EF2020C56E11FEE9"
            ],
            "targetType": {
              "targetType": "pdbaas_pool",
              "targetTypeName": "Pluggable Database Pool",
              "parentTargetType": "self_service_zone",
              "parentTargetTypeName": "PaaS Infrastructure Zone"
            }
          }
        ],
        "purposeId": 1
      }
    ]
  },
  "payloads": [
    {
      "name": "DBDELETE_PRESCRIPT",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:246A484D511C1CFFE053C075B10AEF2D:0.1"
    },
    {
      "name": "DBDELETE_POSTSCRIPT",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:246A484D51201CFFE053C075B10AEF2D:0.1"
    }
  ],
  "characteristics": [
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_CONTACT",
      "displayName": "Contact",
      "values": [],
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_COST_CENTER",
      "displayName": "Cost Center",
      "values": [],
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_DEPARTMENT",
      "displayName": "Department",
      "values": [],
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_DOWNTIME_CONTACT",
      "displayName": "Downtime Contact",
      "values": [],
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_LIFECYCLE_STATUS",
      "displayName": "Lifecycle Status",
      "values": [
        "Development",
        "MissionCritical",
        "Production",
        "Stage",
        "Test"
      ],
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_LINE_OF_BUS",
      "displayName": "Line of Business",
      "values": [],
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    },
    {
      "name": "ORACLE.SYSMAN.CFW.ORCL_GTP_LOCATION",
      "displayName": "Location",
      "values": [],
      "required": false,
      "editable": true,
      "visible": true
    }
  ],
  "configurations": [
    {
      "name": "REF_DATA_ZONE",
      "value": "Single Instances Zone"
    },
{
"name":SELECT_TARGET_OPTION"
"value":SELECT_TARGET_FROM_REQUEST"
},
    {
      "name": "TARGET_PROP_LIST",
      "values": [
        "Site:null:false:false",
        "Contact:null:false:false",
        "Downtime Contact:null:false:false",
        "Location:null:false:false",
        "LifeCycle Status:null:false:false",
        "Department:Development:true:true",
        "Comment:This is for testing:false:false",
        "Line of Business:null:false:false"
      ]
    },
    {
      "name": "PDBAAS_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:2469CA4C8C7B4E34E053C075B10A74AD:0.2"
    },
    {
      "name": "WORKLOADS",
      "subvalues": [
        {
          "name": "Small",
          "subvalues": [
            {
              "name": "name",
              "value": "SmallPdb"
            },
            {
              "name": "description",
              "value": "small workload"
            },
            {
              "name": "default",
              "value": "N"
            },
            {
              "name": "CPU",
              "value": "2"
            },
            {
              "name": "Memory",
              "value": "2"
            },
            {
              "name": "Storage",
              "value": "5"
            },
            {
              "name": "Sessions",
              "value": "100"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "name": "ROLE_OPTION",
      "value": "CUSTOM_NEW_ROLE"
    },
    {
      "name": "CUSTOM_ROLE_NAME",
      "value": "PDBAAS_NOV_13_2015_16_51_PM"
    },
    {
      "name": "CUSTOM_ROLE_DESC",
      "value": "New db role to be assigned to pluggable database administrator."
    },
    {
      "name": "PRIVILEGES",
      "values": [
        "CREATE SESSION",
        "ALTER SESSION",
        "CREATE DIMENSION",
        "CREATE INDEXTYPE",
        "CREATE ANY OPERATOR",
        "CREATE ANY PROCEDURE",
        "CREATE ANY SEQUENCE",
        "CREATE ANY INDEX",
        "CREATE JOB",
        "CREATE ANY MATERIALIZED VIEW",
        "CREATE ANY TABLE",
        "CREATE ANY TRIGGER",
        "CREATE ANY TYPE",
        "CREATE ANY VIEW",
        "CREATE ANY SYNONYM",
        "CREATE ANY DIRECTORY",
        "SELECT ANY DICTIONARY",
        "SELECT ANY TABLE"
      ]
    },
    {
      "name": "REF_DATA_TARGET_TYPE",
      "value": "rac_database"
    },
    {
      "name": "REF_DATA_ZONE",
      "value": "Clusters Zone - Oracle DB 12c"
    },
    {
      "name": "REF_DATA_HOST",
      "value": "xyz.example.com"
    },
    {
      "name": "REF_DATA_TARGET",
      "value": "cdbfs"
    },
    {
      "name": "REF_DATA_POOL",
      "value": "RAC Pluggable DBs"
    },
    {
      "name": "PDBAAS_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:2469CA4C8C7F4E34E053C075B10A74AD:0.2"
    },
    {
      "name": "SELECT_TARGET_OPTION",
      "value": "SELECT_TARGET_AT_RUNTIME"
    },
    {
      "name": "MAX_TABLESPACE_ALLOWED",
      "value": "1"
    },
    {
      "name": "CREATE_PDB_OPTION",
      "value": "PDB_FROM_PROFILE"
    },
    {
      "name": "PROFILE_URN",
      "value": "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:246C1E85296C29A1E053C075B10A7DFA:0.1"
    },
    {
      "name": "SHARED_STAGE_LOCATION",
      "value": "/u04/app/hhkaur/product/12.1.0/dbhome_2/rdbms/xml/schema"
    },
    {
      "name": "TABLESPACE_SIZE",
      "values": [
        "0.7715",
        "0.6152",
        "0.0586",
        "0.0049"
      ]
    },
    {
      "name": "INIT_PARAMS",
      "values": [
        "*.cursor_sharing=EXACT",
        "*.open_cursors=300"
      ]
    },
    {
      "name": "PDB_SID_PREFIX",
      "value": "prp"
    }
  ]
}

ノート:

  • PDBAAS_CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URNおよびPDBAAS_CUSTOM_POST_SCRIPTS_URNのソフトウェア・ライブラリIDを取得するには、emcli list_swlib_entities -name="<Pre or Post Standby Database Script>" -show_entity_rev_id EM CLIコマンドを実行します。IDは出力の最後に提供されます。たとえば、次に示す出力では、oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1がIDとなります。

    Pre or Post Standby Database Script,0.1,Pre or Post Standby Database Script,Ready,Directives,,Production,ORACLE,,,oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:01AB6F25F31B7671E0537850B10A9B85:0.1
  • サービス・テンプレートに関連付けるREF_DATA_ZONEを導出するには、GETリクエストを実行します。

  • "poolIds"として入力する必要があるソフトウェア・プールのIDを取得するには、「ソフトウェア・プール群リソースの詳細の表示」で説明するように、GETリクエストを実行します。

  • serviceTemplateTypeId値を導出するには、URI - em/websvcs/restful/extws/cloudservices/admin/cfw/v2/servicetemplates/templatetypesでGET操作を実行し、JSONレスポンスで"serviceType":"DB"を探します。"serviceType":"DB"の下のserviceTemplateTypeIdに注意し、前述のPOST本体の値を使用します。

  • 前表のSELECT_TARGET_OPTIONパラメータは、PDBを要求しているSSAユーザーに、コンテナ・データベース(CDB)を選択するオプションがあるかどうかを定義します。パラメータの値がSELECT_TARGET_FROM_REQUESTとして設定されている場合、SSAユーザーにはCDBを選択するオプションがあります。値が定義されていないか、値がSELECT_TARGET_AT_RUNTIMEに設定されている場合、配置アルゴリズムはCDBを選択します。

CloneDBベース・サービス・テンプレートの.jsonファイル

{
"type":"CDP",
"configurations":[
 { "name":"PROFILE_COMPONENT_URN", "value":"oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_DbProfile:E9F67B964802DD32E040F20A60514EB5:0.1" },
 { "name":"DATABASE_TYPE","value":"oracle_database" },
 { "name":"COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD", "value":"welcome" },
 { "name":"COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD", "value":"welcome" },
 { "name":"COMMON_DB_SYS_PASSWORD","value":"welcome" },
 { "name":"COMMON_DB_SID","value":"norm" },
 { "name":"COMMON_DOMAIN_NAME","value":"us.example.com" },
 { "name":"LISTENER_PORT", "value":"1521"},
 { "name":"STAGE_LOCATION", "value":"/tmp/rman_backup/backup1383140909156"},	 
 { "name":"REF_ZONE", "value":"SLC01HZK_ZONE" },
 { "name":"SID_OPTION", "value":"ssauser	"},
 { "name":"COMMON_DB_SID","value":"mydb1" },
 { "name":"REF_POOL",   "value":"PRIMARY_DB2" },
 { "name":"REF_HOST", "value":"xyxy.example.com" },
 { "name":"REF_TGT","value":"xxxy.example.com" },
 { "name":"ROLE_NAME","value":"ROLE_Oct_31_2014_17_59_PM" },
 { "name":"ROLE_DESC","value":"New database role to be assigned to master account." },
 { "name":"USER_PRIVILEGES","value":"CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE, CREATE ANY SEQUENCE, CREATE ANY INDEX, CREATE JOB, CREATE ANY MATERIALIZED VIEW, CREATE ANY TABLE, CREATE ANY TRIGGER, CREATE ANY TYPE, CREATE ANY VIEW, CREATE ANY SYNONYM, CREATE ANY DIRECTORY, SELECT ANY DICTIONARY" },
 { "name":"DEFAULT_DATABASE_SIZE","value":"small" },
 { "name":"DATABASE_SIZES","value":"","values":["small","medium"]},
 { "name":"ENTITY_TYPE","value":"USE_PROFILE"},
 { "name":"PROFILE_VERSION","value":"latest"},
 { "name":"TARGET_PROP_LIST","value":"",
           "values":[
      "Department:value:false:false",
      "Location:null:false:false",
      "Comment:null:false:false",
      "LifeCycle Status:null:false:false",
     "Line of Business:null:false:false",
     "Contact:null:false:false"]
        },
 { "name":"CUSTOM_TARGET_PROP_LIST","value":"",
           "values":[
      "Department:value:false:false
            ]
        },
 { "name":"RMAN:DB_STORAGE_TYPE",  "value":"FS" },
 { "name":"RMAN:FRA_STORAGE_TYPE",  "value":"FS" },	 
 { "name":"RMAN:DATA_FILE_LOCATION","value":"/scratch/app/oracle/oradata" },
 { "name":"RMAN:RECOVERY_FILE_LOCATION","value":"/scratch/app/oracle/fra" },
 { "name":"RMAN:REDO_FILE_LOCATION", "value":"/scratch/app/oracle/fra"  },
 { "name":"RMAN:FRA_SIZE", "value":"5000" },	 
 { "name":"RMAN:REC_STORAGE_TYPE_SAME_AS_DB_FILES", "value":"Y" },
 { "name":"RMAN:ARCHIVE_LOG_MODE",  "value":"Y" },	 
 { "name":"RMAN:FLASH_RECOVERY_AREA_SIZE",  "value":"5000" },	 
 { "name":"CLONE_OR_FULL_DB", "value":"CLONE_DB" },
 { "name":"USER_INITIATED_BACKUP_LOCATION", "value":"/tmp" },
 { "name":"ALLOW_BACKUPS", "value":"true" },
 { "name":"MAX_BACKUPS_ALLOWED", "value":"7" },
 { "name":"STAGE_LOCATION", "value":"/tmp" },
 { "name":"RMAN:USE_ARCHIVING", "value":"Y" },	 
 {
"name":"INIT_PARAMS",
"subconfigurations":[
 { "name":"INIT_PARAMS:1", "value":"sga_target=314572800" },
 { "name":"INIT_PARAMS:2", "value":"pga_aggregate_target=209715200"  },
 { "name":"INIT_PARAMS:3", "value":"*.control_files='/scratch/app/oracle/oradata/simple/control01.ctl','/scratch/app/oracle/fast_recovery_area/simple/control02.ctl'"  },
{ "name":"INIT_PARAMS:4", "value":"*.db_name='simple'"  }
]
 }
  ]
    }

RMAN複製サービス・テンプレートを使用したフル・クローンの.jsonファイル

{
"type":"CDP",
"configurations":[
{ "name":"DATABASE_TYPE","value":"oracle_database" },
{ "name":"COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD", "value":"welcome" },
{ "name":"COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD", "value":"welcome" },
{ "name":"COMMON_DB_SYS_PASSWORD","value":"welcome" },
{ "name":"COMMON_DB_SID","value":"norm" },
{ "name":"COMMON_DOMAIN_NAME","value":"us.example.com" },
{ "name":"LISTENER_PORT", "value":"1521"},
{ "name":"STAGE_LOCATION", "value":"/tmp/rman_backup/backup1383140909156"}, 
{ "name":"REF_ZONE", "value":"SLC01HZK_ZONE" },
{ "name":"SID_OPTION", "value":"ssauser" },
{ "name":"COMMON_DB_SID","value":"mydb1" },
{ "name":"REF_POOL",   "value":"PRIMARY_DB2" },
{ "name":"REF_HOST", "value":"xyxy.example.com" },
{ "name":"REF_TGT","value":"xxxy.example.com" },
{ "name":"ROLE_NAME","value":"ROLE_Oct_31_2014_17_59_PM" },
{ "name":"ROLE_DESC","value":"New database role to be assigned to master account." },
{ "name":"USER_PRIVILEGES","value":"CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE, CREATE ANY SEQUENCE, CREATE ANY INDEX, CREATE JOB, CREATE ANY MATERIALIZED VIEW, CREATE ANY TABLE, CREATE ANY TRIGGER, CREATE ANY TYPE, CREATE ANY VIEW, CREATE ANY SYNONYM, CREATE ANY DIRECTORY, SELECT ANY DICTIONARY" },
{ "name":"DEFAULT_DATABASE_SIZE","value":"small" },
{ "name":"DATABASE_SIZES","value":"","values":["small","medium"]},
{ "name":"LIVE_CLONE_DATABASE_GUID","value":"75D1AA10AE406B671F72A601AA8DC86F"},
{ "name":"ENTITY_TYPE","value":"USE_DATABASE"},
{ "name":"LIVE_CLONE_TYPE","value":"USE_FULLCLONE"}, 
{ "name":"SRC_HOST_CREDS","value":"CREDNAME:OWNER" },
{ "name":"SRC_DB_CREDS","value":"CREDNAME:OWNER" }, 
{ "name":"TARGET_PROP_LIST","value":"",
           "values":[
      "Department:value:false:false",
      "Location:null:false:false",
      "Comment:null:false:false",
      "LifeCycle Status:null:false:false",
     "Line of Business:null:false:false",
     "Contact:null:false:false"]
        },
{ "name":"CUSTOM_TARGET_PROP_LIST","value":"",
           "values":[
      "Department:value:false:false
            ]
        },
{
"name":"INIT_PARAMS"
"subconfigurations":[
{ "name":"INIT_PARAMS:1", "value":"sga_target=314572800" },
{ "name":"INIT_PARAMS:2", "value":"pga_aggregate_target=209715200"  },
{ "name":"INIT_PARAMS:3", "value":"*.control_files='/scratch/app/oracle/oradata/simple/control01.ctl','/scratch/app/oracle/fast_recovery_area/simple/control02.ctl'"  },
{ "name":"INIT_PARAMS:4", "value":"*.db_name='simple'"  }
]
}
  ]    
    }

EMCストレージでライブ・クローン・テンプレートを使用したスナップクローン・データベース用のサービス・テンプレートの.jsonファイル

{
"type":"CDP",
"configurations":[
{ "name":"DATABASE_TYPE","value":"oracle_database" },
{ "name":"COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD", "value":"welcome" },
{ "name":"COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD", "value":"welcome" },
{ "name":"COMMON_DB_SYS_PASSWORD","value":"welcome" },
{ "name":"COMMON_DB_SID","value":"norm" },
{ "name":"COMMON_DOMAIN_NAME","value":"us.example.com" },
{ "name":"LISTENER_PORT", "value":"1521"},
{ "name":"STAGE_LOCATION", "value":"/tmp/rman_backup/backup1383140909156"}, 
{ "name":"REF_ZONE", "value":"SLC01HZK_ZONE" },
{ "name":"SID_OPTION", "value":"ssauser" },
{ "name":"COMMON_DB_SID","value":"mydb1" },
{ "name":"REF_POOL",   "value":"PRIMARY_DB2" },
{ "name":"REF_HOST", "value":"xyxy.example.com" },
{ "name":"REF_TGT","value":"xxxy.example.com" },
{ "name":"ROLE_NAME","value":"ROLE_Oct_31_2014_17_59_PM" },
{ "name":"ROLE_DESC","value":"New database role to be assigned to master account." },
{ "name":"USER_PRIVILEGES","value":"CREATE SESSION, ALTER SESSION, CREATE INDEXTYPE, CREATE ANY OPERATOR, CREATE ANY PROCEDURE, CREATE ANY SEQUENCE, CREATE ANY INDEX, CREATE JOB, CREATE ANY MATERIALIZED VIEW, CREATE ANY TABLE, CREATE ANY TRIGGER, CREATE ANY TYPE, CREATE ANY VIEW, CREATE ANY SYNONYM, CREATE ANY DIRECTORY, SELECT ANY DICTIONARY" },
{ "name":"DEFAULT_DATABASE_SIZE","value":"small" },
{ "name":"DATABASE_SIZES","value":"","values":["small","medium"]},
{ "name":"LIVE_CLONE_DATABASE_GUID","value":"75D1AA10AE406B671F72A601AA8DC86F"}
{ "name":"ENTITY_TYPE","value":"USE_DATABASE"},
{ "name":"LIVE_CLONE_TYPE","value":"USE_SNAPCLONE"}, 
{ "name":"SRC_HOST_CREDS","value":"CREDNAME:OWNER" },
{ "name":"SRC_DB_CREDS","value":"CREDNAME:OWNER" },
{ "name":"TARGET_PROP_LIST","value":"",
           "values":[
      "Department:value:false:false",
      "Location:null:false:false",
      "Comment:null:false:false",
      "LifeCycle Status:null:false:false",
     "Line of Business:null:false:false",
     "Contact:null:false:false"]
        },
{ "name":"CUSTOM_TARGET_PROP_LIST","value":"",
         "values":[
      "Department:value:false:false
            ]
        },
{
"name":"INIT_PARAMS",
"subconfigurations":[
{ "name":"INIT_PARAMS:1", "value":"sga_target=314572800" },
{ "name":"INIT_PARAMS:2", "value":"pga_aggregate_target=209715200"  },
{ "name":"INIT_PARAMS:3", "value":"*.control_files='/scratch/app/oracle/oradata/simple/control01.ctl','/scratch/app/oracle/fast_recovery_area/simple/control02.ctl'"  },
{ "name":"INIT_PARAMS:4", "value":"*.db_name='simple'"  }
]
}
  ]    
    }

EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの作成

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベース・クローンを作成する手順について説明します。

ノート:

テスト・マスター・データベースを作成する手順は、データベース・クローンを作成する場合に準拠する手順と同じです。唯一異なるのは、クローンの作成に使用するプロパティ・ファイル・パラメータです(テスト・マスター・データベースのプロパティ・ファイル・パラメータと比較した場合)。

図43-5 EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの作成


EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの作成

次のステップを使用して、データベース・クローンまたはテスト・マスター・データベースを作成します。

  1. プロシージャ定義からテンプレート・プロパティ・ファイルを作成します。

    テンプレート・プロパティ・ファイルを作成する場合、2つのアプローチがあります。次に示す方法1または方法2に従います。

    • 方法1: Enterprise Manager UIを使用してデータベースのクローンを作成し、そこからプロパティ・ファイルを生成する方法

      テンプレート・プロパティ・ファイルを作成するには、次のステップに従います。

      1. Enterprise Manger UIを使用してデータベース・クローンを作成します。

        クローンの作成時に「デプロイメント・プロシージャ・インスタンス名」をノートにとっておきます。

        たとえば、デプロイメント・プロシージャ・インスタンス名 = CloneDatabase_SYSMAN_12_24_2014_15_58_PMなどです。

      2. 次のコマンドでインスタンス名を使用して、テンプレート・プロパティ・ファイルを生成します。

        emcli get_instance_data 
        [-instance={instance_guid}] 
        [-exec={execution_guid}] 
        [-name={execution name}] 
        [-owner={execution owner}]
        
        Sample:
        emcli get_instance_data -name='CloneDatabase_SYSMAN_12_24_2014_15_58_PM' -owner='SYSMAN' > /tmp/create_clone.props
        
    • 方法2: EM CLI動詞を使用してプロパティ・ファイルを生成する方法

      EM CLI動詞を使用してテンプレート・プロパティ・ファイルを作成するには、次のステップに従います。

      1. プロシージャのGUIDまたは名前を取得します。次のコマンドを実行してこれらを取得します。

        emcli get_procedures
        [-type={procedure type}]
        
        Sample command:
        emcli get_procedures -type=DBConfig
        
        Sample output:
        GUID                         Type      Name                        DisplayName             Version  Owner   Parent Procedure
        0A15E9DC20772EF5E053E87BF00A6701  DBConfig  db_clone_eb_procedure       db_clone_eb_procedure   2.12     ORACLE
        0A15E9DC20A12EF5E053E87BF00A6701  DBConfig  db_config_procedure         DB Snap Clone           2.2      ORACLE
        0A15E9DC20422EF5E053E87BF00A6701  DBConfig  config_db_create_procedure  Create Oracle Database  1.5      ORACLE
        
      2. 次のコマンドに入力値としてGUIDまたは名前を入力し、テンプレート・プロパティ・ファイルを生成します。

        emcli describe_procedure_input
        [-procedure={procedure GUID}]
        [-name={procedure name or procedure configuration}]
        [-owner={owner of the procedure or procedure configuration}]
        [-parent_proc={procedure of the procedure configuration. This only applies to describe a procedure configuration with the same name}]
        
        Sample command:
        emcli describe_procedure_input -procedure=0A15E9DC20A12EF5E053E87BF00A6701 > /tmp/create_clone.props
        
  2. プロパティ・ファイルに新しい値を入力します。

    エディタを使用してプロパティ・ファイルを編集します。変数に適切な値を入力し、プロパティ・ファイルを保存します。

    .

    次の表に、データベース・クローンの作成に使用されるプロパティ・ファイル・パラメータを示します。テスト・マスター・データベースを作成するためのプロパティ・ファイル・パラメータは、表43-20を参照してください。

    ノート:

    プロパティ・ファイルの必須およびオプションの変数のリストを表示するには、コマンドemcli db_clone_management <command> -print_propertiesを入力します。ここでは、<command>は次のいずれかを使用できます。-createFullClone, -createTestMaster, -createCloneDB, -createSnapClone, -createSnapshotClone, または-cloneToCloud

    表43-19 データベース・クローンを作成するためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    CLONE_TYPE

    CLONE_TYPE=DUPLICATE

    クローンのタイプ。有効な値はDUPLICATE、SNAP、DNFS_PROFILE、CONT_SYNC_PROFILEおよびRMAN_PROFILEです。

    SRC_DB_TARGET_NAME

    SRC_DB_TARGET_NAME=xxyy.us.example.com

    ソース・データベース・ターゲットの名前。

    SRC_DB_TARGET_TYPE

    SRC_DB_TARGET_TYPE=oracle_database

    ソース・データベース・ターゲットのタイプ。有効な値は、oracle_databaseおよびrac_databaseです。

    SRC_DB_CRED

    SRC_DB_CRED=NC_CRED:SYSCO

    <NAME:OWNER>の形式でのソース・データベース資格証明。

    SRC_HOST_NORMAL_NAMED_CRED

    SRC_HOST_NORMAL_NAMED_CRED=NC_HOST_CRED:SYSCO

    <NAME:OWNER>の形式でのソース・ホスト資格証明。

    COMMON_GLOBAL_DB_NAME

    COMMON_GLOBAL_DB_NAME=clonedb.example.com

    クローン・データベースのグローバル・データベース名。

    COMMON_DB_SID

    COMMON_DB_SID=clonedb

    クローン・データベースのSID。

    DB_TARGET_NAME

    DB_TARGET_NAME=clonedb.xxy.example.com

    クローン・データベース・ターゲットの名前。

    DATABASE_TYPE

    DATABASE_TYPE=dbTypeSI

    データベースのタイプを示します。使用できる値は、dbTypeSIおよびdbTypeRACです。

    TARGET_HOST_LIST

    TARGET_HOST_LIST=desthost.example.com

    クローン・データベースが作成される宛先ホストの名前。

    ORACLE_HOME_NAME

    ORACLE_HOME_NAME=OraDB12Home2_29

    宛先Oracleホームの名前。

    ORACLE_HOME_LOC

    ORACLE_HOME_LOC=/scratch/app/product/11.2.0./dbhome_1

    宛先Oracleホームの場所。

    ORACLE_BASE_LOC

    ORACLE_BASE_LOC=/scratch/app

    宛先Oracleベースの場所。

    HOST_NORMAL_NAMED_CRED

    HOST_NORMAL_NAMED_CRED=NC_HOST_CRED:SYSCO

    <NAME:OWNER>の形式での宛先ホスト資格証明。

    DB_STORAGE_TYPE

    DB_STORAGE_TYPE=FS

    データベース・ファイルの記憶域タイプ。有効な値は、FSおよびASMです。

    DB_FILE_LOC

    DB_FILE_LOC=/scratch/app/oradata

    クローン・データベース用のデータベース・ファイルが作成される場所。

    FRA_STORAGE_TYPE

    FRA_STORAGE_TYPE=FS

    高速リカバリ領域の記憶域タイプ。有効な値は、FSおよびASMです。

    FLASH_REC_AREA

    FLASH_REC_AREA=/scratch/user/app/fra

    リカバリ関連ファイル(アーカイブREDOログやRMANバックアップなどの関連ファイル)が作成される場所。

    FRA_SIZE

    FRA_SIZE=4395

    高速リカバリ領域のサイズ。

    ARCHIVE_LOG_MODE

    ARCHIVE_LOG_MODE=NO

    クローン・データベースがARCHIVELOGモードであるかどうか。使用できる値は、YESおよびNOです。

    DEST_LISTENER_SELECTION

    DEST_LISTENER_SELECTION=DEST_DB_HOME

    指定されたリスナーがグリッド・ホーム・リスナーであるかどうかを示します。有効な値は、GRID_INFRAおよびDEST_DB_HOMEです。

    LISTENER_PORT

    LISTENER_PORT=1526

    クローン・データベースが登録されるリスナーのポート。

    ENABLE_LIVE_CLONE

    ENABLE_LIVE_CLONE=true

    ライブ・クローンが有効であるかどうかを示します。使用できる値は、trueおよびfalseです。

    DB_ADMIN_PASSWORD_SAME

    DB_ADMIN_PASSWORD_SAME=true

    SYSTEM、SYSおよびDBSNMPユーザーのパスワードが同じであるかどうかを示します。使用できる値は、trueまたはfalseです。

    DATABASE_PASSWORDS

    DATABASE_PASSWORDS=right1

    SYSTEM、SYSおよびDBSNMPユーザーの共通パスワード。これは、パラメータDB_ADMIN_PASSWORD_SAME=trueの場合にのみ適用できます。

    DB_TEMPLATE_STAGE

    DB_TEMPLATE_STAGE=/tmp

    ソース・ホストから転送されたファイルを格納するために使用される一時ステージング領域。

    オプションのパラメータ

    CLUSTERNAME

    CLUSTERNAME=cluster

    宛先クラスタの名前。これは、DATABASE_TYPE= dbTypeRACの場合にのみ適用できます。

    RAC_CONFIG_TYPE

    RAC_CONFIG_TYPE=ADMIN_MANAGED

    宛先クラスタ・データベースのタイプ。これは、DATABASE_TYPE= dbTypeRACの場合にのみ適用できます。有効な値は、ADMIN_MANAGEDです。

    RAC_NODE_LIST

    RAC_NODE_LIST=node1,node2

    クローン・データベースが作成されるRACノードのリスト。これは、DATABASE_TYPE= dbTypeRACの場合にのみ適用できます。

    IS_RAC_ONE

    IS_RAC_ONE=false

    RAC One Nodeであるかどうかを示します。これは、DATABASE_TYPE= dbTypeRACの場合にのみ適用できます

    SRC_HOST_NORMAL_PREF_CRED_SET_NAME

    SRC_HOST_NORMAL_PREF_CRED_SET_NAME=HostCredsNormal

    ソース・データベースの優先資格証明。

    ASMSYSPWD

    ASMSYSPWD=String1

    ソースASMパスワード。これは、ソース・データベースがASM上に存在する場合にのみ適用できます。

    HOST_NORMAL_PREF_CRED_SET_NAME

    HOST_NORMAL_PREF_CRED_SET_NAME= HostCredsNormal

    宛先ホストの優先資格証明。

    HOST_PRIV_NAMED_CRED

    HOST_PRIV_NAMED_CRED= HOST_PRIV_CRED:SYSCO

    宛先ホストのルート資格証明。これは、CLONE_TYPE=SNAPの場合にのみ適用できます。

    HOST_PRIV_PREF_CRED_SET_NAME

    HOST_PRIV_PREF_CRED_SET_NAME=HostCredsPriv

    宛先ホストの優先ルート資格証明。これは、CLONE_TYPE=SNAPの場合にのみ適用できます。

    PROFILE_INTERNAL_PATH

    該当なし

    バックアップのプロファイル内部パス。これは、プロファイルがクローンに使用される場合にのみ適用できます。

    PROFILE_VERSION_URN

    該当なし

    バックアップのプロファイル・バージョンURN。これは、プロファイルがクローンに使用される場合にのみ適用できます。

    BACKUP_LOCATION_NAME

    BACKUP_LOCATION_NAME=/scratch/databkp

    データベース・バックアップの場所。これは、ライブ・クローンではない場合に適用できます。

    BACKUP_TAG

    該当なし

    RMANレガシー・バックアップのデータファイル・タグ。これは、クローンに非プロファイル・ベースのRMANバックアップを使用する場合にのみ適用できます。

    CONTROL_FILE_TAG

    該当なし

    RMANレガシー・バックアップの制御ファイル・タグ。これは、クローンに非プロファイル・ベースのRMANバックアップを使用する場合にのみ適用できます。

    PIT_DATETIME

    該当なし

    日時を使用したポイント・イン・タイム・リカバリ。これは、ライブ・クローンではない場合に適用できます。

    PIT_SCN

    該当なし

    SCNを使用したポイント・イン・タイム・リカバリ。これは、ライブ・クローンではない場合に適用できます。

    IS_SAVE_PROFILE

    該当なし

    ソース・データベースのスナップショット・プロファイルが作成されることを示します。これは、CLONE_TYPE=SNAPの場合にのみ適用できます。

    COMMON_DOMAIN_NAME

    COMMON_DOMAIN_NAME=xxy.example.com

    クローン・データベースのドメイン。

    COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD

    COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD=right

    クローン・データベースのDBSNMPユーザー・パスワード。これは、パラメータDB_ADMIN_PASSWORD_SAME=falseの場合にのみ適用できます。

    COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD

    COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD=right

    クローン・データベースのSYSTEMユーザー・パスワード。これは、パラメータDB_ADMIN_PASSWORD_SAME=falseの場合にのみ適用できます。

    COMMON_DB_SYS_PASSWORD

    COMMON_DB_SYS_PASSWORD=right

    クローン・データベースのSYSユーザー・パスワード。これは、パラメータDB_ADMIN_PASSWORD_SAME=falseの場合にのみ適用できます。

    MOUNT_POINT_PREFIX

    MOUNT_POINT_PREFIX=/vol1/prefix

    マウント・ポイント接頭辞。このパラメータは、CLONE_TYPE=SNAPの場合にのみ適用できます。

    MOUNT_POINT_LIST

    MOUNT_POINT_LIST=volname1

    記憶域ボリューム名。このパラメータは、CLONE_TYPE=SNAPの場合にのみ適用できます。

    MOUNT_ADDL_SIZE_LIST

    MOUNT_ADDL_SIZE_LIST=2

    書込み可能領域。このパラメータは、CLONE_TYPE=SNAPの場合にのみ適用できます。

    USE_OFA

    USE_OFA=false

    データベース記憶域ファイルの場所のカスタマイズにOracle Flexible Architectureを使用するかどうかを示します。有効な値はtrueおよびfalseです。

    OFA_TEMP_FILE_LOCATION

    OFA_TEMP_FILE_LOCATION=/scratch/user/app/oradata/temp

    一時ファイルが作成される場所。このパラメータは、USE_OFA=trueの場合にのみ適用できます。

    OFA_REDO_LOG_LOCATION

    OFA_REDO_LOG_LOCATION==/scratch/user/app/oradata/rlog

    REDOログ・ファイルが作成される場所。このパラメータは、USE_OFA=trueの場合にのみ適用できます。

    OFA_CONTROL_FILE_LOCATION

    OFA_CONTROL_FILE_LOCATION==/scratch/user/app/control

    制御ファイルが作成される場所。このパラメータは、USE_OFA=trueの場合にのみ適用できます。

    IS_SAVE_TARGET_PROFILE

    IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Y

    クローン・データベースのプロファイルを作成するかどうかを示します。有効な値は、YおよびNです。

    NEW_PROFILE_LOCATION

    NEW_PROFILE_LOCATION=Database Provisioning Profiles/12.1.0.1.0/Linuxx86_64

    ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Yの場合にのみ適用できます。

    NEW_PROFILE_NAME

    NEW_PROFILE_NAME=Clone Profile

    作成される新しいDBプロファイルの名前。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Yの場合にのみ適用できます

    PROFILE_DESC

    PROFILE_DESC=Database Reference Profile 24-12-2014 04:00 PM from orcl.xyc.example.com Version : 12.1.0.1.0

    プロファイルの説明。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Yの場合にのみ適用できます。

    PROFILE_NOTES

    PROFILE_NOTES=Host Name: xyz.example.com Database: orcl.xyz.example.com

    プロファイルのノート。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Yの場合にのみ適用できます。

    PROFILE_VENDOR

    PROFILE_VENDOR=Oracle

    プロファイルのベンダー。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Yの場合にのみ適用できます

    PROFILE_VERSION

    PROFILE_VERSION=12.1.0.1.0

    プロファイルのバージョン。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Yの場合にのみ適用できます

    DATA_CONTENT_MODE

    DATA_CONTENT_MODE=RMAN

    データベース・プロファイルのデータ・モード。使用できる値は、RMANおよびDNFSです。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Yの場合にのみ適用できます。

    RMAN_BACKUP_LOCATION

    RMAN_BACKUP_LOCATION=/scratch/user/app/backup

    RMANバックアップ・ファイルが作成される場所。これは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE =Yで、DATA_CONTENT_MODEがRMANまたはDNFSの場合にのみ適用できます。

    BACKUP_FILE_TAG

    BACKUP_FILE_TAG=data_backup_1419417051961

    バックアップ・ファイルに関連付けられるタグ。IS_SAVE_TARGET_PROFILEがYに、DATA_CONTENT_MODEがRMANに設定されている場合、このパラメータは必須です。

    BACKUP_TYPE

    BACKUP_TYPE=OFFLINE

    バックアップのタイプ。OFFLINEまたはONLINEを指定できます。デフォルトはOFFLINEです。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE =Yの場合にのみ適用できます。

    PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE

    PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE=SNAPSHOTS,

    プロファイル・パージ・ポリシー・タイプ。使用できる値は、SNAPSHOTSまたはDAYSです。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE =Yの場合にのみ適用できます。

    PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE

    PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE=1

    プロファイル・パージ・ポリシー値。このパラメータは、IS_SAVE_TARGET_PROFILE =Yの場合にのみ適用できます

    PROFILE_SCHEDULE

    該当なし

    プロファイル作成のスケジュール。

    IS_TESTMASTER_DATABASE

    IS_TESTMASTER_DATABASE=N

    クローン・データベースをテスト・マスター・データベースとして作成するかどうかを示します。使用できる値は、YまたはNです。

    ENABLE_DATA_MASK

    ENABLE_DATA_MASK=true

    データ・マスクを適用する必要があるかどうかを示します。使用できる値は、trueおよびfalseです。

    MASKING_DEFINITION_NAME

    MASKING_DEFINITION_NAME=MASK_DEF_10

    マスキング定義の名前。このパラメータは、ENABLE_DATA_MASK= trueの場合にのみ適用できます。

    CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリのクローニング前スクリプトのURN。

    CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリのクローニング後スクリプトのURN。

    POST_SQL_SCRIPT_URN

    該当なし

    ソフトウェア・ライブラリのクローニング後SQLスクリプトのURN。

    RUN_AS_USER

    RUN_AS_USER =sys

    クローニング後SQLスクリプトを実行するユーザーの名前。このパラメータは、POST_SQL_SCRIPT_URNが指定されている場合にのみ適用できます。

    RUN_AS_USER_PWD

    RUN_AS_USER_PWD =right

    クローニング後SQLスクリプトを実行するユーザーのパスワード。このパラメータは、POST_SQL_SCRIPT_URNが指定されている場合にのみ適用できます。

    EXECUTION_MODE

    EXECUTION_MODE = PROVISIONING

    実行のモード。

    CONFIGURE_WITH_ORACLE_RESTART

    CONFIGURE_WITH_ORACLE_RESTART=N

    クローン・データベースをOracle Restartで構成するかどうかを示します。

    表43-20 テスト・マスター・データベースを作成するためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    CLONE_TYPE

    CLONE_TYPE=DUPLICATE

    クローンのタイプ。デフォルト値はDUPLICATEです。

    COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD

    COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD=come

    クローン・データベースでDBSNMPユーザーに設定されるパスワード。

    COMMON_DB_SID

    COMMON_DB_SID=clonedb

    クローン・データベースのSID。

    COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD

    COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD=sysco

    クローン・データベースでSYSTEMユーザーに設定されるパスワード。

    COMMON_DB_SYS_PASSWORD

    COMMON_DB_SYS_PASSWORD=sysco

    クローン・データベースでSYSユーザーに設定されるパスワード。

    DATABASE_PASSWORDS

    DATABASE_PASSWORDS=Sysco1

    クローン・データベースのパスワード。

    COMMON_GLOBAL_DB_NAME

    COMMON_GLOBAL_DB_NAME=clonedb.xyz.com

    グローバル・クローン・データベース名。

    DB_ADMIN_PASSWORD_SAME

    DB_ADMIN_PASSWORD_SAME=true

    SYSTEM、SYSおよびDBSNMPユーザーのパスワードが同じであるかどうか。使用できる値は、trueまたはfalseです。

    DEST_LISTENER_SELECTION

    DEST_LISTENER_SELECTION=DEST_DB_HOME

    宛先のOracleホームの場所。

    HOST_NORMAL_NAMED_CRED

    HOST_NORMAL_NAMED_CRED=HOST:SYSCO

    ホストの資格証明。

    IS_TESTMASTER_DATABASE

    IS_TESTMASTER_DATABASE=Y

    クローン・データベースをテスト・マスター・データベースとして作成するかどうかを示します。使用できる値は、YまたはNです。デフォルト値はNです。

    USAGE_MODE

    USAGE_MODE = testMaster

    クローン・データベースの使用モード。

    CLOUD_TARGET

    CLOUD_TARGET = true

    クラウド・ターゲットが許可されるかどうかを示します。

    LISTENER_PORT

    LISTENER_PORT=1526

    クローン・データベースが登録されるリスナーのポート。

    ORACLE_BASE_LOC

    ORACLE_BASE_LOC=/scratch/app

    Oracleベースの場所。

    ORACLE_HOME_LOC

    ORACLE_HOME_LOC=/scratch/app/product/11.2.0./dbhome_1

    Oracleホームの場所。

    EM_USER

    EM_USER=sys

    EMユーザー名。

    EM_PWD

    EM_PWD=Sys1

    EMパスワード。

    SRC_DB_CRED

    SRC_DB_CRED=DB:SYSCO

    ソース・データベースの資格証明。

    SRC_DB_TARGET_NAME

    SRC_DB_TARGET_NAME=orcl.xyz.com

    ソース・データベース・ターゲットの名前。

    SRC_HOST_NORMAL_NAMED_CRED

    SRC_HOST_NORMAL_NAMED_CRED=HOST:SYSCO

    ホスト・データベースの資格証明。

    TARGET_HOST_LIST

    TARGET_HOST_LIST=blr22.xyz.com

    ターゲット・ホストのリスト。

    オプションのパラメータ

    ARCHIVE_LOG_MODE

    ARCHIVE_LOG_MODE=NO

    クローン・データベースがアーカイブ・ログ・モードであるかどうかを示します。デフォルト値は、NOです。

    BACKUP_FILE_TAG

    BACKUP_FILE_TAG=data_backup_1419417051961

    バックアップ・ファイルに関連付けられるタグ。IS_SAVE_TARGET_PROFILEがYに、DATA_CONTENT_MODEがRMANに設定されている場合、このパラメータは必須です。

    BACKUP_TYPE

    BACKUP_TYPE=OFFLINE

    バックアップのタイプ。使用できる値は、OFFLINEまたはONLINEです。デフォルト値はOFFLINEです。

    COMMON_DOMAIN_NAME

    COMMON_DOMAIN_NAME=xxy.example.com

    クローン・データベースのドメイン。

    CONFIGURE_WITH_ORACLE_RESTART

    CONFIGURE_WITH_ORACLE_RESTART=N

    クローン・データベースをOracle Restartで構成するかどうかを示します。デフォルト値はNです。

    DATABASE_TYPE

    DATABASE_TYPE=dbTypeSI

    使用できる値は、単一インスタンス・データベース、RACデータベースおよびRAC One Nodeデータベースです。デフォルト値は、単一インスタンス・データベースです。

    DATA_CONTENT_MODE

    DATA_CONTENT_MODE=RMAN

    データベース・プロファイルを発行する必要のあるデータ・モード。値としてEXPORT、DBCA_TEMPLATE、RMAN、DNFS、CONT_SYNCおよびSTORAGE_SNAPSHOTを指定できます

    DB_FILE_LOC

    DB_FILE_LOC=/scratch/app/oradata

    データファイル、一時ファイル、REDOログ・ファイルおよび制御ファイルが作成される場所。

    DB_STORAGE_TYPE

    DB_STORAGE_TYPE=FS

    データベースの記憶域タイプ。使用できる値は、ファイル・システム(FS)およびASMです。デフォルト値はFSです。

    DB_TARGET_NAME

    DB_TARGET_NAME=clonedb.xxy.example.com

    クローン・データベース・ターゲットの名前。

    DB_TEMPLATE_STAGE

    DB_TEMPLATE_STAGE=/scratch/view_storage/emagent/gcagent/em_staging

    ソース・ホストから転送されたファイルを格納するために使用されるステージング領域。

    ENABLE_LIVE_CLONE

    ENABLE_LIVE_CLONE=true

    ライブ・クローンが有効であるかどうかを示します。デフォルト値はtrueです。

    IS_SAVE_TARGET_PROFILE

    IS_SAVE_TARGET_PROFILE=Y

    クローン・データベースを使用してDBプロファイルを作成するかどうかを示します。使用できる値は、YまたはNです。デフォルト値はNです。

    NEW_PROFILE_LOCATION

    NEW_PROFILE_LOCATION=Database Provisioning Profiles/12.1.0.1.0/Linuxx86_64

    ソフトウェア・ライブラリ内のプロファイルの場所。IS_SAVE_TARGET_PROFILEがYに設定されている場合、このパラメータは必須です。

    NEW_PROFILE_NAME

    NEW_PROFILE_NAME=Clone Profile

    作成される新しいDBプロファイルの名前。IS_SAVE_TARGET_PROFILEがYに設定されている場合は必須です。

    ORACLE_HOME_NAME

    ORACLE_HOME_NAME=OraDB12Home2_29_idc.example.com

    Oracleホームの名前。

    PDB_ADMIN_PASSWORD

    該当なし

    プラガブル・データベースの管理パスワード。

    PROFILE_DESC

    PROFILE_DESC=Database Reference Profile 24-12-2014 04:00 PM from orcl.xyc.example.com Version : 12.1.0.1.0

    プロファイルの説明。

    PROFILE_NOTES

    PROFILE_NOTES=Host Name: xyz.example.com Database: orcl.xyz.example.comData Content: Structure and Data

    プロファイルのノート。

    PROFILE_VENDOR

    PROFILE_VENDOR=Oracle

    プロファイルのベンダー。デフォルトは「Oracle」です。

    PROFILE_VERSION

    PROFILE_VERSION=12.1.0.1.0

    プロファイルのバージョン。値を指定しない場合、データベース・バージョンが使用されます。

    RMAN_BACKUP_LOCATION

    RMAN_BACKUP_LOCATION=/scratch/app/backup

    RMANバックアップ・ファイルが作成される場所。IS_SAVE_TARGET_PROFILEがYに、DATA_CONTENT_MODEがRMANまたはDNFSに設定されている場合、このパラメータは必須です。

    SRC_DB_TARGET_TYPE

    SRC_DB_TARGET_TYPE=oracle_database

    ソース・データベースのタイプ。

    MASKING_DEFINITION_NAME

    MASKING_DEFINITION_NAME=MASK_DEF_10

    データベースのクローニング後に適用するマスキング定義の名前。

    ENABLE_DATA_MASK

    ENABLE_DATA_MASK=true

    データ・マスクを有効にするかどうかを示します。デフォルト値はfalseです。

    PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE

    PROFILE_PURGE_POLICY_TYPE=SNAPSHOTS,

    プロファイル・パージ・ポリシー・タイプ。使用できる値は、SNAPSHOTSまたはDAYSです。デフォルト値は「なし」です。

    PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE

    PROFILE_PURGE_POLICY_VALUE=1

    プロファイル・パージ・ポリシー値。

    PROFILE_SCHEDULE

    該当なし

    プロファイル実行のスケジュール。

    WORKING_DIRECTORY

    WORKING_DIRECTORY=/tmp

    ファイルがステージングされる場所。

    FLASH_REC_AREA

    該当なし

    リカバリ関連ファイル(アーカイブREDOログやRMANバックアップなどの関連ファイル)が作成される場所。高速リカバリ領域の記憶域タイプは、データベース・ファイルの場所と同じになります。

    FRA_STORAGE_TYPE

    該当なし

    データベースの記憶域タイプと同じです。

  3. 更新されたプロパティ・ファイルを入力ファイルとして使用し、データベース・クローン(またはテスト・マスター)を作成するために、次のEM CLI動詞のいずれかを実行します。

    • フル・データベース・クローンの場合 - emcli db_clone_management -createFullClone -input_file="path to the cloning properties file"

    • DNFSプロファイル・ベースのデータベース・クローンの場合 - emcli db_clone_management -createCloneDB -input_file="path to the cloning properties file"

    • データベース・スナップ・クローンの場合 - emcli db_clone_management -createSnapClone -input_file="path to the cloning properties file"

    • データベース・スナップショット・クローンの場合 - emcli db_clone_management -createSnapshotClone -input_file="path to the cloning properties file"

    • クラウドのデータベース・クローンの場合 - emcli db_clone_management -cloneToCloud -input_file="path to the cloning properties file"

    • テスト・マスター・データベースを作成する場合 - emcli db_clone_management -createTestMaster -input_file="path to the cloning properties file"

    Samples:
    emcli db_clone_management -createFullClone -inputFile=/tmp/create_clone.props
    emcli db_clone_management -createCloneDB -input_file=/tmp/create_clone.props
    emcli db_clone_management -createSnapClone -inputFile=/tmp/create_clone.props
    emcli db_clone_management -createSnapshotClone -input_file=/tmp/create_clone.props
    emcli db_clone_management -cloneToCloud -inputFile=/tmp/create_clone.props
    emcli db_clone_management -createTestMaster -inputFile=/tmp/create_clone.props
    
    Sample output:
    Submitting clone database procedure... 0AF491A8D9FE29F2E0539878B10A6333 Deployment procedure submitted successfully
    
  4. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース・クローン作成のステータスを確認します。

    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml]
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -instance=0AF491A8D9FE29F2E0539878B10A6333
    
    Sample output:
    0AF491A8DA0529F2E0539878B10A6333, DBConfig, db_config_procedure 1419435633924, COMPLETED
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -instance=0AF491A8D9FE29F2E0539878B10A6333 -xml -details -showJobOutput

EM CLI動詞を使用したデータベースのリフレッシュ

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベースをリフレッシュする手順について説明します。

図43-6 EM CLI動詞を使用したデータベースのリフレッシュ


EM CLI動詞を使用したデータベース・プロファイルのリフレッシュ

次のステップを使用して、データベースをリフレッシュします。

  1. 次に示すemcli db_clone_management -refreshDatabaseコマンドを実行して、データベースをリフレッシュします。

    EM CLIコマンドでは、入力としてプロパティ・ファイルが必要です。次の表に、プロパティ・ファイルの詳細を示します。

    ノート:

    プロパティ・ファイルの必須およびオプションの変数のリストを表示するには、コマンドemcli db_clone_management -refreshDatabase -print_propertiesを入力します。

    表43-21 データベースをリフレッシュするためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    DB_TEMPLATE_STAGE

    DB_TEMPLATE_STAGE=/tmp

    ソース・ホストから転送されたファイルを格納するために使用されるステージング領域。

    COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD

    COMMON_DB_SYSTEM_PASSWORD=come

    SYSTEMユーザーに設定されるパスワード。

    COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD

    COMMON_DB_DBSNMP_PASSWORD=come

    DBSNMPユーザーに設定されるパスワード。

    COMMON_DB_SYS_PASSWORD

    COMMON_DB_SYS_PASSWORD=come

    SYSユーザーに設定されるパスワード。

    ASMSYSPWD

    ASMSYSPWD=come

    ASMにログインするためのASM SYSパスワード。このパラメータは、データベース・ファイルがASM上に存在する場合にのみ適用できます。それ以外の場合は必要ありません。

    CLONE_TYPE

    CLONE_TYPE=RMAN_PROFILE

    クローンのタイプ。

    TARGET_TYPE

    TARGET_TYPE=rac_database

    ターゲットのタイプ。使用できる値は、oracle_databaseまたはrac_databaseです。

    TARGET_NAME

    TARGET_NAME= database1

    ターゲットの名前。

    オプションのパラメータ

    ORACLE_HOME

    ORACLE_HOME_LOC=/u01/user/app/user/product/11.2.0/dbhome_1

    Oracleホームの場所。

    SRC_SYS_PWD

    SRC_SYS_PWD=Come

    ソースSYSパスワード。

    SRC_SID

    SRC_SID=orcl

    ソース・データベースのSID。

    emcli db_clone_management -refreshDatabase
                         -input_file=data:"file:path"
    Sample:
    emcli db_clone_management -refreshDatabase -input_file=data:"/tmp/refr.txt"
    
    Output:
    Refresh Database deployment procedure has been submitted successfully with the instance
    name:"RefreshDatabase_SYSMAN_06_23_2014_01_00_PM" and execution_guid='0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5'
    

    xml形式でプロシージャのステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -exec=0AE6096550756B26E0539878B10A6FF5 -xml -details -showJobOutput
    
  2. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース・リフレッシュのステータスを確認します。
    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml]
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -exe=0AFDFE7D36525B18E0539878B10A39FB
    
    Sample output:
    00AFDFE7D36555B18E0539878B10A39FB, DBPROV, RefreshDatabase_SYSMAN_06_23_2014_01_00_PM, COMPLETED
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -exe=0AF491A8D9FE29F2E0539878B10A6333 -xml -details -showJobOutput

EM CLI動詞を使用したデータベースの削除

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベースを削除する手順について説明します。

図43-7 EM CLI動詞を使用したデータベースの削除


EM CLI動詞を使用したデータベースの削除

次のステップを使用して、データベースを削除します。

  1. 次に示すemcli delete_databaseコマンドを使用して、データベースを削除します。

    EM CLIコマンドでは、入力としてプロパティ・ファイルが必要です。次の表に、プロパティ・ファイルの詳細を示します。

    表43-22 データベースを削除するためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    HOST_CREDS

    HOST_CREDS=sys:come,

    <Credentials name>:<Credentials owner>の形式によるホストの資格証明。

    DB_TARGET_GUID

    DB_TARGET_GUID=083B2D3F9B911BD3E0539878B10A3096

    ターゲット・データベースのGUID。

    mgmt$targetからTarget_GUIDを選択します(ここで、target_name='MyDB.example.com'およびtarget_type='rac_database')

    DATABASE_TYPE

    DATABASE_TYPE=dbTypeSI,

    データベースのタイプ。

    可能な値は、dbTypeSIまたはdbTypeRACのいずれかです。

    DB_ORACLE_HOME_LOC

    DB_ORACLE_HOME_LOC=/u01/oracle/product/dbhome,

    Oracleホームの場所。

    DB_TARGET_NAME

    DB_TARGET_NAME=m2.xyz.com,

    ターゲット・データベースの名前。

    DB_SID

    DB_SID=clem

    データベースのSID。

    RACデータベースの場合は、DB_TARGET_NAMEに入力したものと同じ値を入力します。

    HOST_NAME

    HOST_NAME=abc.example.com,

    SIデータベースの場合、ホストの名前。

    RACデータベースの場合は、クラスタ・データベース・ターゲットのホスト名を入力します。これを取得するには、EMリポジトリ問合せを使用します(select host_name from mgmt$target where target_name='MyDB.example.com' and target_type='rac_database')。

    ORACLE_BASE

    ORACLE_BASE=/u01/app/oracle

    Oracleベースの場所。

    DBNAME

    DBNAME=clem

    SIデータベースの場合は、データベースの名前。

    RACデータベースの場合は、クラスタ・データベース・ターゲットの'DBName'ターゲットのプロパティを入力します。このプロパティを取得するには、EMリポジトリ問合せを使用します(select property_value from mgmt$target_properties where target_name='MyDB.example.com' and target_type='rac_database' and property_name='DBName)

    オプションのパラメータ

    ROOT_CREDS

    ROOT_CREDS=ABDCGA45268SDF

    特権資格証明のGUID。ターゲット・データベースがボリュームに基づいてマウントされているスナップショットの場合、このパラメータは必須です。

    emcli delete_database
    -input_file=data:"Path of file containing properties required for deleting a database"
    
    Sample:
    emcli delete_database -input_file=data:u01/files/delete_clone.props
    
    Output:
    Submitting delete database procedure...
    0AFDFE7D36525B18E0539878B10A39FB
    Deployment procedure submitted successfully
    

    ノート:

    データベース削除の動詞では、優先資格証明を使用せずに、ソフトウェア・プールに設定されている名前付き資格証明を使用します。

  2. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース削除のステータスを確認します。
    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -instance=0AFDFE7D36525B18E0539878B10A39FB
    
    Output:
    0AFDFE7D36555B18E0539878B10A39FB, DBPROV, DB_CLEANUP_PROC 1419457116034, COMPLETED
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -instance=0AF491A8D9FE29F2E0539878B10A6333 -xml -details -showJobOutput

EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの削除

この項では、EM CLI動詞を使用して、データベース・クローンを削除する手順について説明します。

図43-8 EM CLI動詞を使用したデータベース・クローンの削除


EMCLI動詞を使用したデータベース・クローンの削除

次のステップに従って、データベース・クローンを削除します。

  1. 次に示すemcli db_clone_management -deleteDatabaseコマンドを使用して、データベース・クローンを削除します。

    EM CLIコマンドでは、入力としてプロパティ・ファイルが必要です。次の表に、プロパティ・ファイルの詳細を示します。

    ノート:

    プロパティ・ファイルの必須およびオプションの変数のリストを表示するには、コマンドemcli db_clone_management —deleteDatabase -print_propertiesを入力します。

    表43-23 データベースを削除するためのサンプル・プロパティ・ファイル

    パラメータ サンプル値 説明

    必須パラメータ

    HOST_CREDS

    HOST_CREDS=sys:come,

    <Credentials name>:<Credentials owner>の形式によるホストの資格証明。

    DB_TARGET_GUID

    DB_TARGET_GUID=083B2D3F9B911BD3E0539878B10A3096

    ターゲット・データベースのGUID。

    mgmt$targetからTarget_GUIDを選択します(ここで、target_name='MyDB.example.com'およびtarget_type='rac_database')

    DATABASE_TYPE

    DATABASE_TYPE=dbTypeSI,

    データベースのタイプ。

    可能な値は、dbTypeSIまたはdbTypeRACのいずれかです。

    DB_ORACLE_HOME_LOC

    DB_ORACLE_HOME_LOC=/u01/oracle/product/dbhome,

    Oracleホームの場所。

    DB_TARGET_NAME

    DB_TARGET_NAME=m2.xyz.com,

    ターゲット・データベースの名前。

    DB_SID

    DB_SID=clem

    データベースのSID。

    RACデータベースの場合は、DB_TARGET_NAMEに入力したものと同じ値を入力します。

    HOST_NAME

    HOST_NAME=abc.example.com,

    SIデータベースの場合、ホストの名前。

    RACデータベースの場合は、クラスタ・データベース・ターゲットのホスト名を入力します。これを取得するには、EMリポジトリ問合せを使用します(select host_name from mgmt$target where target_name='MyDB.example.com' and target_type='rac_database')。

    ORACLE_BASE

    ORACLE_BASE=/u01/app/oracle

    Oracleベースの場所。

    DBNAME

    DBNAME=clem

    SIデータベースの場合は、データベースの名前。

    RACデータベースの場合は、クラスタ・データベース・ターゲットの'DBName'ターゲットのプロパティを入力します。このプロパティを取得するには、EMリポジトリ問合せを使用します(select property_value from mgmt$target_properties where target_name='MyDB.example.com' and target_type='rac_database' and property_name='DBName)

    オプションのパラメータ

    ROOT_CREDS

    ROOT_CREDS=ABDCGA45268SDF

    特権資格証明のGUID。ターゲット・データベースがボリュームに基づいてマウントされているスナップショットの場合、このパラメータは必須です。

    emcli db_clone_management -deleteDatabase
    -input_file=data:"Path of file containing properties required for deleting a clone"
    
    Sample:
    emcli db_clone_management -deleteDatabase -input_file=data:u01/files/delete_clone.props
    
    Output:
    Submitting delete database procedure...
    0AFDFE7D36525B18E0539878B10A39FB
    Deployment procedure submitted successfully
    

    ノート:

    データベース削除の動詞では、優先資格証明を使用せずに、ソフトウェア・プールに設定されている名前付き資格証明を使用します。

  2. 次のEM CLI動詞を実行して、データベース・クローン削除のステータスを確認します。
    emcli get_instance_status
    [-instance={instance guid}]
    [-exe=execution guid]
    [-xml
    [-details]
    [-showJobOutput]
    [-tailLength={last N characters}]]
    
    Sample:
    emcli get_instance_status -instance=0AFDFE7D36525B18E0539878B10A39FB
    
    Output:
    0AFDFE7D36555B18E0539878B10A39FB, DBPROV, DB_CLEANUP_PROC 1419457116034, COMPLETED
    

    xml形式で各ステップの完全なステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emcli get_instance_status -instance=0AF491A8D9FE29F2E0539878B10A6333 -xml -details -showJobOutput

データベース・フリート・メンテナンスEM CLI動詞

次の表に、データベース・フリート・メンテナンスでサポートされる動詞の詳細を示します。

ノート:

大カッコ[]で囲まれたEM CLI動詞オプションは省略可能です。

表43-24 データベース・ソフトウェア・メンテナンスEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli db_software_maintenance -createSoftwareImage

oracleホームで提供されている新規ソフトウェア・イメージを作成します。createSoftwareImage動詞は、データ(.txtファイル)またはgetInputVariableListをコマンド・ラインから受け取ります。

  • input_file - 入力ファイルのパス。

  • getInputVariableList - 入力ファイルで指定する変数のリストを提供します。

例:

  • データ・ファイルの内部で渡すすべてのパラメータのリストを取得するには、次のコマンドを実行します。

    emcli db_software_maintenance -createSoftwareImage -getInputVariableList=true

  • 新規イメージおよびバージョンを作成するには、次の例を使用します。

    emcli createSoftwareImage -input_file="data:"/home/user/input_rac"

    input_racファイルの内容は次のとおりです。

    • IMAGE_NAME=DbGoldImage

    • IMAGE_DESCRIPTION=Gold Image for 11g db

    • REF_TARGET_NAME=ORACLE_HOME

    • IMAGE_SWLIB_LOC=Oracle Home Provisioning

    • Profiles/11.2.0.3.0/linux_x64

    • REF_HOST_CREDENTIALS=ZONE_CREDS:TESTSUPERADMIN

    • WORKING_DIRECTORY=/tmp

    • STORAGE_TYPE_FOR_SWLIB=OmsShared

    • STORAGE_NAME_FOR_SWLIB=swlib

    • VERSION_NAME=Version1

  • 新規バージョンのみ既存のイメージに作成するには、次の例を参照してください。

    emcli db_software_maintenance -createSoftwareImage -input_file="data:"/home/user/input_rac"

    input_racファイルの内容は次のとおりです。

    • IMAGE_ID=01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F

    • REF_TARGET_NAME=ORACLE_HOME

    • IMAGE_SWLIB_LOC=Oracle Home Provisioning

    • Profiles/11.2.0.3.0/linux_x64

    • REF_HOST_CREDENTIALS=ZONE_CREDS:TESTSUPERADMIN

    • WORKING_DIRECTORY=/tmp

    • STORAGE_TYPE_FOR_SWLIB=OmsShared

    • STORAGE_NAME_FOR_SWLIB=swlib

    • VERSION_NAME=Version1

  • emcli db_software_maintenance

    -createSoftwareImage

    -getInputVariableList=true

  • emcli createSoftwareImage

    -input_file="data:"/home/user/input_rac"

emcli db_software_maintenance -createVersion

既存のソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを使用して、既存のイメージに新規バージョンを作成します。

  • version_name - バージョンの名前。

  • image_id - イメージの名前。

  • external_id - バージョンの外部ID。たとえば、ソフトウェア・ライブラリ・ゴールド・イメージのURN。

  • status - バージョンのステータス。たとえば、DRAFT、ACTIVE、CURRENTまたはRESTRICTEDです。

例:

emcli db_software_maintenance -createVersion -version_name="Version1" -image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F" -external_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_OracleDB:0191172464DD36B6E05313B2F00AB90A:0.1" -status=CURRENT

emclu db_software_maintenance

-createVersion-version_name="Versionx"

-image_id="xxxx"

-external_id="yyyy"

-status="CURRENT"

emcli db_software_maintenance -subscribeTarget

新規ターゲット・サブスクリプションを作成するか、既存のターゲット・サブスクリプションを変更します。

  • target_name - ターゲットの名前。

  • target_type - ターゲット・タイプ。

  • [parent_target_name] - 親ターゲット名。

  • [parent_target_type] - 親ターゲット・タイプ。

  • image_id - イメージの名前。

  • version_id - バージョンの名前

例:

emcli db_software_maintenance -subscribeTarget -target_name="POOL NAME" -target_type=oracle_cloud_zone -image_id=FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0

emcli db_software_maintenance

-subscribeTarget -target_name="xxx"

-target_type="yyy"

-parent_target_name="xxx"

-parent_target_type="yyy"

-image_id="zzz"

-version_id="xxx"

emcli db_software_maintenance -updateVersionStatus

イメージのバージョンを更新します。

  • version_id - バージョンのID。

  • status - バージョンのステータス。たとえば、DRAFT、ACTIVE、CURRENTまたはRESTRICTEDです。

例:

emcli db_software_maintenance -updateVersionStatus -version_id=02A635AOD8D904A4E05362F3E40ADFD8 -status=CURRENT

emcli db_software_maintenance

-updateVersionStatus

-version_id="xxx"

-status="CURRENT"

emcli db_software_maintenance -getImageSubscriptions

サブスクライブされたターゲットのリストを返します。

  • image_id- イメージの名前。

例:

emcli db_software_maintenance -getImageSubscriptions -image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F"

emcli db_software_maintenance

-getImageSubscriptions

-image_id="xxx"

emcli db_software_maintenance -deleteImage

イメージを削除します。

  • image_id - 削除するイメージの名前。

  • [force] - イメージにサブスクライブされたターゲットがある場合でも強制的に削除します。

例:

emcli db_software_maintenance -deleteImage -image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F"

emcli db_software_maintenance

-deleteImage

-image_id="xxxx"

emcli db_software_maintenance -unsubscribeTarget

ターゲットをサブスクライブ解除します。

  • target_name - ターゲットの名前。

  • target_type - ターゲット・タイプ。

  • image_id - イメージの名前。

例:

emcli db_software_maintenance -unsubscribeTarget -target_name="POOL NAME" -target_type=oracle_cloud_zone -image_id=FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0

emcli db_software_maintenance

-unsubscribeTarget

-target_name="xxx"

-target_type=yyyy

-image_id="zzz"

emcli db_software_maintenance -searchImage

指定されたフィルタに基づいてイメージを検索します。ワイルドカードには'%'を使用します。

  • [name_pattern] - 名前パターンを示します。

  • [version_pattern] - バージョン・パターンを示します。

  • [description_pattern] - バージョン・パターンを示します。

  • [owner] - 所有者名を示します。

  • [target_type] - ターゲット・タイプを示します。

  • [platform_id] - プラットフォームIDを示します。たとえば、Linux x86_64の場合は226です。

例:

  • emcli db_software_maintenance -searchImage -name_pattern="%GI%"

  • emcli db_software_maintenance -searchImage -platform_id="226"

emcli db_software_maintenence

-searchImage

-platform_id="xxx"

-[name_pattern= “name_pattern"]

-[version_pattern= “version_pattern"]

-[description_pattern= “description_pattern"]

-[owner= “owner"]

-[target_type= “target_type"]

-[platform_id= “platform_id"]

emcli db_software_maintenance -getTargetSubscriptions

指定されたターゲットのサブスクリプションのリストを返します。

  • target_name - ターゲットの名前。

  • target_type - ターゲット・タイプ。

  • image_type - イメージのタイプ。

例:

emcli db_software_maintenance -getTargetSubscriptions -target_name="POOL NAME" -target_type="oracle_cloud_zone"

emcli db_software_maintenance

-getTargetSubscriptions

-target_name="xxxx"

-target_type=yyyy

-image_type="zzzz"

emcli db_software_maintenance -getVersions

指定されたイメージのバージョンのリストを返します。

  • image_id - イメージの名前。

  • [version_status] - バージョンのステータス・フィルタ。

例:

emcli db_software_maintenance -getVersions image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F" -version_status=CURRENT

emcli db_software_maintenance

-getVersions

-image_id="xxxx"

-version_status=CURRENT

emcli db_software_maintenance -getImages

システムに存在するイメージのリストを返します。

例:

emcli db_software_maintenance -getImages

emcli db_software_maintenence - getImages

emcli db_software_maintenance -getSubscriptionsForContainer

データベース・プールなどのコンテナ・ターゲットのサブスクリプションを返します。

  • image_id - イメージの名前。

  • target_name - ターゲットの名前。

  • target_type - EM内のターゲット・タイプ。

例:

emcli db_software_maintenance -getSubscriptionsForContainer -target_name="POOL NAME" -target_type=oracle_cloud_zone -image_id=FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0

emcli db_software_maintenance

-getSubscriptionsForContainer

-target_name="xxxx"

-target_type=yyyy

-image_id="zzzz"

emcli db_cloud_maintenance -activateSoftware

プールの新規ソフトウェアをアクティブにします。

  • pool_name - プールの名前。

  • pool_type - プールのタイプ。

  • [force] - 新規メンバーを強制的にアクティブにします。

例:

emcli db_cloud_maintenance -activateSoftware -pool_name=POOL -pool_type=oracle_cloud_zone -force=true

emcli db_cloud_maintenance

-activateSoftware

-pool_name=xxxx

-pool_type="yyy"

-force="true"

emcli db_cloud_maintenance -performOperation

新規クラウド・メンテナンス操作を作成します。

  • name= “name" - 操作の名前。

  • description= “description" - 操作の説明。

  • purpose= “purpose" - メンテナンス・ウィンドウの目的。

    指定できる値は、UPDATE_DB、UPDATE_RACDB、UPDATE_GI、DEPLOY_DB_SOFTWARE、DEPLOY_GI_SOFTWARE、DEPLOY_RAC_SOFTWARE、ROLLBACK_DB、ROLLBACK_GI、ROLLBACK_RACDBおよびCLEANUP_SOFTWAREです。

  • [start_schedule= “start_schedule"] - スケジュールを開始します。start_scheduleの入力は、yyyy-MM-dd HH:mm:ssの形式です。たとえば、start_schedule="2013-11-11 12:15:30"などです。デフォルトの開始時刻はimmediateです。

  • pool_name= “pool_name" - プールの名前。

  • pool_type= “pool_type" - プールのタイプ。

  • [input_file= “data:input_file"] - メンテナンス・アクションの入力データ。たとえば、input_file="data:~/input_files/dataなどです。

  • [target_type= “target_type"] - ターゲット・タイプ。デフォルト・ターゲット・タイプは目的に基づいて識別されます。たとえば、目的がDEPLOY_DBの場合、デフォルト・ターゲット・タイプはoracle_homeです。

  • [target_list= “target_list"] - カンマ区切りのターゲット・リスト。

    ターゲット・リストは、選択されているターゲット・タイプに基づくエンティティのリストです。たとえば、target_type=rac_database target_list="rac1.example.com,rac2.example.com"などです。デフォルトのtarget_listはpurposeに基づきます。たとえば、purposeがDEPLOY_DBの場合、デフォルト・ターゲット・リストはプールに存在するOracleホームのリストです。

例:

emcli db_cloud_maintenance -performOperation -name="Update RAC Database " -description="Update RAC database Instance" -purpose="UPDATE_RACDB" -start_schedule="start_time:2014/09/01 00:00" -pool_name="POOL NAME" -pool_type=oracle_cloud_zone -target_type=rac_database -target_list="rac1.example.com"

emcli db_cloud_maintenance

-performOperation

-name="update"

-description="RACデータベース・インスタンスの更新"

-purpose="UPDATE_RACDB"

-start_schedule="start_time:2014/09/01 00:00"

-pool_name="xxx"

-pool_type="yyy"

-target_type=rac_database

-target_list="rac1.example.com"

データベース・リクエスト処理EM CLI動詞

次の表に、データベースのリクエスト処理でサポートされる動詞を示します。

表43-25 強制クリーンアップEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli cleanup_dbaas_requests

失敗したリクエストをホストおよびEMから削除/クリーンアップします。

プールの失敗したすべてのリクエストをクリーンアップします。オプションで、特定のユーザーの失敗したリクエストをクリーンアップします。

オプション-idsおよび-pool_nameは一緒に使用できません。

  • ids - セミコロン(;)で区切られた、クラウド・リクエストのフィルタリングに使用するリクエストID。

  • pool_name - リクエストをクリーンアップする必要のあるプールの名前。

  • pool_type - プールのタイプ。可能な値は次のとおりです。

    • データベース・プールの場合: database

    • スキーマ・プールの場合: schema

    • プラガブル・データベース・プールの場合: pluggable_database

  • user - リクエスト削除のフィルタリングで使用するユーザー名。

  • all - (成功および失敗した)すべてのリクエストがクリーンアップされ、スケジュール済状態のリクエストは取り消され、進行中のリクエストは現状維持されます。このオプションを指定しない場合、失敗したリクエストのみクリーンアップされます。

ノート:

ここで説明するクリーンアップ操作は、REST APIを使用しても実行できます。詳細は、「サービス・リクエストのコレクションのクリア」を参照してください。

例:

emcli cleanup_dbaas_requests -ids="10"
emcli helpemcli cleanup_dbaas_requests -ids="10;11;12"
emcli cleanup_dbaas_requests -pool_name="database_pool" -pool_type="database"
emcli cleanup_dbaas_requests -pool_name="database_pool" -pool_type="database" –all
emcli cleanup_dbaas_requests -pool_name="database_pool" -pool_type="database" -all -user="SSA_USER"

サンプル出力:

Service Template "My Schema Service Template" created successfully

emcli cleanup_dbaas_requests

[-ids="<リクエストID>"]

[-name="<サイズ名>"]

[-target_name="<ターゲット名>"]

[-target_type="<rac_database|oracle_database|oracle_dbsvc|oracle_pdb>"]

[-host_creds="<credname:credowner>"]

[-root_creds="<credname:credowner>"]

[-pool_name="<プール名>"]

[-pool_type="<database|schema|pluggable _database>"]

[-user="<SSAユーザー名>"]

[-all]

[-description="<サイズの説明>"]

[-attributes="<cpu:<value>;memory:<value>;storage:<value>>"]

emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts

既存の予約済みアーティファクトをリストします。

例:

  • emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts -type="SID"

    単一インスタンス・データベースの場合は、type= "SID"を入力します。SIDは、ORACLE_SIDのユーザーが読取り可能なアーティファクト名です。

  • emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts -type="SERVICE_NAME" (データベース・インスタンスの場合)

  • emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts -type="PDB_NAME" (プラガブル・データベースの場合)

  • emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts -type="TABLESPACE_NAME" (スキーマの場合)

  • emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts -all (データベース、プラガブル・データベースおよびスキーマの場合)

emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts

-type

-requestId

[-all]

emcli dbaas_artifacts -remove_reserved_artifact

指定された予約済の名前およびアーティファクトを削除/クリーンアップします。

typeおよびvalueパラメータの値を識別または導出するには、前のコマンド(emcli dbaas_artifacts -list_reserved_artifacts)を参照してください。

例:

  • emcli dbaas_artifacts -remove_reserved_artifact -type=SID -value="DBS1"

  • emcli dbaas_artifacts -remove_reserved_artifact -type=SERVICE_NAME -value="DBS1s"

emcli dbaas_artifacts -remove_reserved_artifact

-type=<SID、またはSERVICE_NAME、またはPDB_NAME、またはTABLESPACE_NAME>

-value=<value for the specified type>

プラガブル・データベースのクローニング

EM CLI動詞のemcli pdb_clone_managementは、既存のプラガブル・データベースの新しいクローンを作成します。

動詞の詳細は次のとおりです。

表43-26 プラガブル・データベース・クローニングEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli pdb_clone_management

既存のプラガブル・データベースの新しいクローンを作成します。

  • -input_file - プラガブル・データベースのクローニングに必要なプロパティを含むファイルの場所。詳細は、表43-27を参照してください。

  • [-cloneToOracleCloud] - 宛先コンテナ・データベース(CDB)がOracle Cloud上に存在することを示します。

  • [-enableTestMaster] - 指定されたPDBターゲットをEnterprise Managerのテスト・マスターとして有効にします。

  • [-diableTestMaster] - 指定されたPDBターゲットをEnterprise Managerのテスト・マスターとして削除します。

例:

emcli pdb_clone_management -input_file=data:/u01/files/pdb_clone.props

emcli pdb_clone_management

-input_file

[-cloneToOracleCloud]

[-enableTestMaster]

[-disableTestMaster]

次の表で、プラガブル・データベースをクローニングするために入力ファイルとして使用する必要のあるプロパティ・ファイルの必須パラメータおよび値について説明します。プラガブル・データベースのフル・クローンまたはスナップショット・クローンを保持できます。フル・クローンとスナップショット・クローンの詳細は、「プラガブル・データベースのフル・クローンの方法」「プラガブル・データベースのスナップショット・クローンのタイプ」を参照してください。

表43-27 プラガブル・データベースをクローニングするためのサンプル・プロパティ・ファイル

パラメータ サンプル値 説明

必須パラメータ

SRC_PDB_TARGET

SRC_PDB_TARGET=cdb_prod_PDB

ソース・プラガブル・データベース(PDB)のEnterprise Manager (EM)ターゲット名。

SRC_HOST_CREDS

SRC_HOST_CREDS=NC_HOST_SHYSYSCO

ソース・ターゲット・ホストの名前付き資格証明。

SRC_CDB_CREDS

SRC_CDB_CREDS=NC_DB_SYS:SYSCO

ソースCDBの名前付き資格証明。

SRC_WORK_DIR

SRC_WORK_DIR=/tmp/source

ファイルが一時的に格納されるソース・ホストの作業ディレクトリ。このパラメータを指定しない場合、エージェント作業ディレクトリが使用されます。

DEST_HOST_CREDS

DEST_HOST_CREDS=NC_SLEO_SSH:SYSCO

宛先ターゲット・ホストの名前付き資格証明。宛先ホストがOracle Cloud上に存在する場合、このパラメータの値は、ホストSSH資格証明である必要があります。

DEST_LOCATION

DEST_LOCATION=/scratch/app/cdb_tm/HR_TM_PDB6

新しいPDBがホストされる宛先のデータファイルの場所。

DEST_CDB_TARGET

DEST_CDB_TARGET=cdb_tm

新しいPDBがクローニングされるCDBのEMターゲット名。

DEST_CDB_TYPE

DEST_CDB_TYPE=oracle_database

宛先CDBのEMターゲット・タイプ。

DEST_CDB_CREDS

DEST_CDB_CREDS=NC_DB_SYS:SYSCO

宛先CDBの名前付き資格証明。

DEST_PDB_NAME

DEST_PDB_NAME=HR_TM_PDB6

新しいPDBの名前。

オプションのパラメータ

SRC_CDB_TARGET

SRC_CDB_TARGET=cdb_prodt_DB

ソースPDBを含むCDBのEMターゲット名。

SRC_CDB_TYPE

該当なし

ソースPDBを含むCDBのEMターゲット・タイプ。

IS_SNAPSHOT_COPY

IS_SNAPSHOT_COPY=true

クローンがスナップショット・クローンであることを示します。

SRC_HOST

SRC_HOST=xyz.example.com

ソースCDBを含むホストのEMターゲット名。この値を指定しない場合、CDBから導出されます。

DEST_HOST

DEST_HOST=xyz.example.com

宛先CDBを含むホストのEMターゲット名。この値を指定しない場合、CDBから導出されます。

EXISTING_BACKUP

EXISTING_BACKUP=/user1/pdbbackup/app/PROD_PDB_Backup_14297779

ファイル・システム内での既存のバックアップの絶対位置と、新しいPDBのクローニングにそれを使用するかどうかを示します。

EXISTING_BACKUP_METADATA

EXISTING_BACKUP_METADATA=/user1/pdbbackup

バックアップのメタデータ・テンプレートの絶対位置。EXISTING_BACKUPが指定されている場合、このパラメータは必須です。

BACKUP_TYPE

BACKUP_TYPE=OSIMAGE

バックアップ・タイプを示します。使用できる値は、TAR、OSIMAGEおよびRMANです。

既存のバックアップ(EXISTING_BACKUPパラメータ)が指定されている場合、このパラメータは、バックアップのタイプを表します。それ以外の場合、このパラメータは、ジョブ実行時に取得する必要があるバックアップのタイプを表します。EXISTING_BACKUPとBACKUP_TYPEの両方が指定されていない場合、ソースPDBは切断され、新しいクローンを作成するために宛先にコピーされます。データファイルがコピーされると、ソースPDBは再度接続されます。

プラガブル・データベースのフル・クローンの方法

次に、プラガブル・データベースで使用可能なフル・クローンの様々な方法について説明します。これらを実行するプロセスでは、プロパティ・ファイルで特定のパラメータを構成し、同時にemcli pdb_clone_management動詞を使用します。

  • オペレーティング・システム(OS)・イメージ・バックアップ(Oracle Cloudでのみサポート対象)

    ソースPDBのバックアップを取得して新しいPDBを作成します。BACKUP_TYPEパラメータで、バックアップのタイプを指定する必要があります。EXISTING_BACKUPおよびEXISTING_BACKUP_METADATAパラメータは指定できません。

  • 既存のバックアップ(社内PDBおよびOracle Cloud PDBでサポート対象)

    ソースPDBの既存のバックアップを使用して新しいPDBを作成します。BACKUP_TYPEパラメータで、バックアップのタイプを指定する必要があります。EXISTING_BACKUPで場所とバックアップ名を指定し、EXISTING_BACKUP_METADATAでバックアップの場所とメタデータ・ファイル名を指定する必要があります。

    ノート:

    宛先PDBとソースPDBが異なるCDBに存在し、どちらのCDBも社内(またはOracle Cloud上)に存在する場合、ソースPDBが読取り/書込みモードであることを確認してください。これが必要な理由は、PDBのクローニングのためにデータベース・リンクが宛先CDBで作成され、データベース・リンクの使用のために一時ユーザーがソースPDBで作成されるためです。ソースPDBに接続する既存のデータベース・リンクが宛先CDBに存在する場合、パラメータEXISTING_DB_LINK_NAMEを使用してプロパティ・ファイルでデータベース・リンク名を指定します。

  • 切断/プラグ(Oracle Cloudでのみサポート対象)

    ソースPDBを切断し、切断したソースを使用して宛先に新しいPDBを作成し、ソースを再度プラグします。EXISTING_BACKUPおよびBACKUP_TYPEパラメータは、両方とも指定できません。

プラガブル・データベースのスナップショット・クローンのタイプ

次に、社内プラガブル・データベースで使用可能なスナップショット・クローンの様々な方法について説明します。これらを実行するプロセスでは、プロパティ・ファイルで特定のパラメータを構成し、同時にemcli pdb_clone_management動詞を使用します。

ノート:

すべてのスナップショット・クローン・タイプで、表43-27の必須パラメータに加え、パラメータIS_SNAPSHOT_COPY=trueをプロパティ・ファイルに追加します。プロパティ・ファイルの例を次に示します。

#---------------------------------#
# SOURCE                                  #
#---------------------------------#
SRC_PDB_TARGET=tmcdb_Host1.mycompany.com_PPDB1_TM1
SRC_CDB_TARGET=tmcdb_Host1.mycompany.com
SRC_CDB_TYPE=oracle_database
SRC_CDB_CREDS=NC_SYS_CDB:SYSMAN
SRC_HOST_CREDS=NC_HOST_EXA:SYSMAN
#---------------------------------#
# DESTINATION                             #
#---------------------------------#
DEST_PDB_NAME=PPDB1_SCL1          
DEST_CDB_TARGET=tmcdb_Host1.mycompany.com
DEST_CDB_TYPE=oracle_database
DEST_CDB_CREDS=NC_SYS_CDB:SYSMAN
DEST_HOST_CREDS=NC_HOST_EXA:SYSMAN
DEST_LOCATION=+SPARSEDG
DEST_PDB_ADMIN_NAME=PDBADMIN
DEST_PDB_ADMIN_PWD=admpass
DEST_PDB_DISPLAY_NAME=PRD_SnapshotCopy_1
DEST_WORK_DIR=/tmp
#--------------------------------#
# Snapshot Copy flag                     #
#--------------------------------#
IS_SNAPSHOT_COPY = true
  • Exadata疎クローン・スナップショット

    Exadata疎クローン・スナップショットが機能するのは、宛先PDBデータファイルの場所がExadataマシンのASM疎ディスク・グループで、ソースおよび宛先PDBデータファイルが同じASMインスタンスを共有している場合のみです。

    DEST_LOCATIONの値を設定し、Exadata疎クローンを作成します。DEST_LOCATIONは、ASMスパース・ディスク・グループの名前にしてください。たとえば、+SPARCEDGです。

  • ACFS (ASMクラスタ・ファイル・システム)スナップショット

    ACFSスナップショットが機能するのは、ソースおよび宛先PDBデータファイルの場所が共通のACFSファイル・システムである場合のみです。

  • CLONEDB初期化パラメータをFALSEに設定

    ソースPDBのスナップショット・クローンを作成し、宛先ホストのCLONEDB初期化パラメータをFALSEに設定する場合、ソースPDBファイルの基礎となるファイル・システムは、ストレージ・スナップショットをサポートしている必要があります。そのようなファイル・システムとして、Oracle Automatic Storage Management Cluster File System (Oracle ACFS)およびDirect NFS Client記憶域などがあります。

  • CLONEDB初期化パラメータをTRUEに設定

    ソースPDBのクローンを作成し、宛先ホストのCLONEDB初期化パラメータをTRUEに設定する場合、ソースPDBファイルの基礎となるファイル・システムは、ローカル・ファイル・システム、ネットワーク・ファイル・システム(NFS)、またはDirect NFSが有効になっているクラスタ・ファイル・システムのいずれでもかまいません。ただし、クローンが存在するかぎり、ソースPDBは読取り専用オープン・モードのままである必要があります。

テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成

EM CLI動詞のemcli pdb_clone_managementは、既存のプラガブル・データベースの新しいクローンを作成します。同じ動詞を使用して、プラガブル・データベースのテスト・マスターを作成します。ただし、動詞で使用するプロパティ・ファイルは異なります。動詞の詳細は、表43-26を参照してください。テスト・マスターの作成に使用するプロパティ・ファイルの詳細は、表43-28を参照してください。

表43-28 プラガブル・データベースのテスト・マスターを作成するためのサンプル・プロパティ・ファイル

パラメータ サンプル値 説明

テスト・マスターを作成するための必須パラメータ

SRC_PDB_TARGET

SRC_PDB_TARGET=cdb_prod_PDB

ソース・プラガブル・データベース(PDB)のEnterprise Manager (EM)ターゲット名。

SRC_HOST_CREDS

SRC_HOST_CREDS=NC_HOST_SAY:SYSCO

ソース・ターゲット・ホストの名前付き資格証明。

SRC_CDB_CREDS

SRC_CDB_CREDS=NC_DB_SYS:SYSCO

ソースCDBの名前付き資格証明。

SRC_WORK_DIR

SRC_WORK_DIR=/tmp/source

ファイルが一時的に格納されるソース・ホストの作業ディレクトリ。このパラメータを指定しない場合、エージェント作業ディレクトリが使用されます。

DEST_HOST_CREDS

DEST_HOST_CREDS=NC_SLO_SSH:SYSCO

宛先ターゲット・ホストの名前付き資格証明。宛先ホストがOracle Cloud上に存在する場合、このパラメータの値は、ホストSSH資格証明である必要があります。

DEST_LOCATION

DEST_LOCATION=/scratch/app/cdb_tm/HR_TM_PDB6

新しいPDBがホストされる宛先のデータファイルの場所。

DEST_CDB_TARGET

DEST_CDB_TARGET=cdb_tm

新しいPDBがクローニングされるCDBのEMターゲット名。

DEST_CDB_TYPE

DEST_CDB_TYPE=oracle_database

宛先CDBのEMターゲット・タイプ。

DEST_CDB_CREDS

DEST_CDB_CREDS=NC_DB_SYS:SYSCO

宛先CDBの名前付き資格証明。

DEST_PDB_NAME

DEST_PDB_NAME=HR_TM_PDB6

新しいPDBの名前。

IS_CREATE_AS_TESTMASTER

IS_CREATE_AS_TESTMASTER=true

EMでテスト・マスターPDBとしてクローンPDBを設定するフラグ。

Exadata ASMにテスト・マスターを作成するための必須パラメータ(前述のパラメータとともに使用)

ACL_DF_GROUP

ACL_DF_GROUP=oinstall

クローンPDBのExadata ASMディスク・グループのデータ・ファイルに対する権限を付与するグループ名。

ACL_DF_OWNER

ACL_DF_OWNER=oracle

クローンPDBのExadata ASMディスク・グループのデータ・ファイルに対する必要な権限を付与する所有者名。

オプションのパラメータ

MASKING_DEFINITION_NAME

MASKING_DEFINITION_NAME=CRM_Masking_Defn

クローンPDBに適用されるEM内のマスキング定義の名前。

CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN

CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN=oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:14288BACD7BB765FE0533B79B10AA480:0.3

宛先ホストでクローンPDBを作成する前に実行するスクリプトのソフトウェア・ライブラリURN。

CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN

CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN=oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:14288BACD7C1765FE0533B79B10AA480:0.3

宛先ホストでクローンPDBを作成した後に実行するスクリプトのソフトウェア・ライブラリURN。

POST_SQL_SCRIPT_URN

POST_SQL_SCRIPT_URN=oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_Generic:142899134B2C25E8E0533B79B10A2D54:0.1

クローンPDBを作成した後に宛先CDBで実行するSQLスクリプトのソフトウェア・ライブラリURN。

RUN_AS_USER

RUN_AS_USER=sys

SQL後スクリプトを実行するためのユーザー名。

RUN_AS_USER_PWD

RUN_AS_USER_PWD=gosad

SQL後スクリプトを実行するためのパスワード。

ACL_DF_GROUP_PERM

ACL_DF_GROUP_PERM=read only

クローンPDBのExadata ASMディスク・グループのデータ・ファイルについてグループに付与する権限のレベル。

ACL_DF_OWNER_PERM

ACL_DF_OWNER_PERM=read only

クローンPDBのExadata ASMディスク・グループのデータ・ファイルについて所有者に付与する権限のレベル。

ACL_DF_OTHER_PERM

ACL_DF_OTHER_PERM=read only

クローンPDBのExadata ASMディスク・グループのデータ・ファイルについて他のユーザーに付与する権限のレベル。

SRC_CDB_TARGET

SRC_CDB_TARGET=cdb_prodt_DB

ソースPDBを含むCDBのEMターゲット名。

SRC_CDB_TYPE

該当なし

ソースPDBを含むCDBのEMターゲット・タイプ。

SRC_HOST

SRC_HOST=xyz.example.com

ソースCDBを含むホストのEMターゲット名。この値を指定しない場合、CDBから導出されます。

DEST_HOST

DEST_HOST=xyz.example.com

宛先CDBを含むホストのEMターゲット名。この値を指定しない場合、CDBから導出されます。

EXISTING_BACKUP

EXISTING_BACKUP=/user1/pdbbackup/app/PROD_PDB_Backup_14297779

ファイル・システム内での既存のバックアップの絶対位置と、新しいPDBのクローニングにそれを使用するかどうかを示します。

EXISTING_BACKUP_METADATA

EXISTING_BACKUP_METADATA=/user1/pdbbackup

バックアップのメタデータ・テンプレートの絶対位置。EXISTING_BACKUPが指定されている場合、このパラメータは必須です。

BACKUP_TYPE

BACKUP_TYPE=OSIMAGE

バックアップ・タイプを示します。使用できる値は、TAR、OSIMAGEおよびRMANです。

既存のバックアップ(EXISTING_BACKUPパラメータ)が指定されている場合、このパラメータは、バックアップのタイプを表します。それ以外の場合、このパラメータは、ジョブ実行時に取得する必要があるバックアップのタイプを表します。EXISTING_BACKUPとBACKUP_TYPEの両方が指定されていない場合、ソースPDBは切断され、新しいクローンを作成するために宛先にコピーされます。データファイルがコピーされると、ソースPDBは再度接続されます。

Exadataにテスト・マスターPDBを作成するためのプロパティ・ファイルの例を次に示します。

#-----------------------------------------#
# SOURCE                                  #
#-----------------------------------------#
SRC_PDB_TARGET=ProdCDB_Host1.mycompany.com_PROD_PDB1
SRC_CDB_TARGET=ProdCDB_Host1.mycompany.com
SRC_CDB_TYPE=oracle_database
SRC_CDB_CREDS=NC_SYS_CDB:SYSMAN
SRC_HOST_CREDS=NC_HOST_EXA:SYSMAN
#-----------------------------------------#
# DESTINATION                             #
#-----------------------------------------#
DEST_PDB_NAME=PPDB1_TM1
DEST_CDB_TARGET=tmcdb_Host1.mycompany.com
DEST_CDB_TYPE=oracle_database
DEST_CDB_CREDS=NC_SYS_CDB:SYSMAN
DEST_HOST_CREDS=NC_HOST_EXA:SYSMAN
DEST_LOCATION=+DATA1
DEST_PDB_ADMIN_NAME=PDBADMIN
DEST_PDB_ADMIN_PWD=admpass
DEST_PDB_DISPLAY_NAME=PRD_TestMaster
DEST_WORK_DIR=/tmp
#-----------------------------------------#
# Exadata Test Master related props#
#-----------------------------------------#
IS_CREATE_AS_TESTMASTER=true
ACL_DF_OWNER=oracle
ACL_DF_GROUP=oinstall
#-----------------------------------------#
# PDB Clone Pre & Post Processing #
#-----------------------------------------#
MASKING_DEFINITION_NAME=CRM_Masking_Defn
CUSTOM_PRE_SCRIPTS_URN=oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:14288BACD7BB765FE0533B79B10AA480:0.3
CUSTOM_POST_SCRIPTS_URN=oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Directives:none:14288BACD7C1765FE0533B79B10AA480:0.3
POST_SQL_SCRIPT_URN=oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_Generic:142899134B2C25E8E0533B79B10A2D54:0.1
RUN_AS_USER=sys
RUN_AS_USER_PWD=syspass

データベース間でのデータの転送

データの転送に使用するEM CLI動詞の詳細は、次のとおりです。

表43-29 データ転送EM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli data_transfer

ソース・データベースからターゲット・データベースにデータを転送します。

  • -input_file - データの転送に必要なプロパティを含むファイルの場所。詳細は、表43-30を参照してください。

例:

emcli data_transfer -input_file=data:/u01/files/data_transfer.props

emcli data_transfer

-input_file

次の表で、データを転送するために入力ファイルとして使用する必要のあるプロパティ・ファイルの必須パラメータおよび値について説明します。

表43-30 データを転送するためのサンプル・プロパティ・ファイル

パラメータ サンプル値 説明

必須パラメータ

SOURCE_LOCATION

SOURCE_LOCATION=/tmp/newp/PDB_Backup_1428003803938

ソース・ホストのデータの場所。

SRC_HOST

SRC_HOST=bl.example.com

データを含むソース・ホスト。

SRC_HOST_CREDS

SRC_HOST_CREDS=NC_HOST_SHY:SYS

データがあるホストの資格証明。ソース・ホストがOracle Cloud上に存在する場合、この値は、ホストSSH資格証明である必要があります。

DEST_HOST

DEST_HOST=slc0.example.com

データをコピーする宛先ホスト。

DEST_HOST_CREDS

DEST_HOST_CREDS=NC_SLO_SSH

データをコピーするホストの資格証明。宛先ホストがOracle Cloud上に存在する場合、この値は、ホストSSH資格証明である必要があります。

DEST_LOCATION

DEST_LOCATION=/scratch/app3/oradata/migda

データをコピーする宛先ホストの場所。

プラガブル・データベースのデータファイルおよびメタデータのバックアップ

プラガブル・データベースのデータファイルおよびメタデータのバックアップに使用するEM CLI動詞の詳細は、次のとおりです。

表43-31 プラガブル・データベースのデータファイルおよびメタデータのバックアップのためのEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli pdb_backup

指定されたプラガブル・データベースのデータファイルおよびメタデータのXMLのバックアップを取得します。

  • -input_file - PDBのバックアップの取得に必要なプロパティを含むファイルの場所。詳細は、表43-32を参照してください。

例:

emcli pdb_backup -input_file=data:/u01/files/pdb_backup.props

emcli pdb_backup

-input_file

次の表で、プラガブル・データベースのデータファイルおよびメタデータのバックアップのために、入力ファイルとして使用する必要のあるプロパティ・ファイルの必須パラメータおよび値について説明します。

表43-32 プラガブル・データベースのデータファイルおよびメタデータのバックアップのためのサンプル・プロパティ・ファイル

パラメータ サンプル値 説明

必須パラメータ

TARGET_HOST_LIST

TARGET_HOST_LIST=xyz.abccorp.com

ターゲット・コンテナ・データベース(CDB)/プラガブル・データベース(PDB)がホストされるホスト。

HOST_NORMAL_NAMED_CRED

HOST_NORMAL_NAMED_CRED=XYZ_CRED:CRED_OWNER

ホスト資格証明。

SRC_CDB_NAMED_CRED

SRC_CDB_NAMED_CRED=CDB1_CRED:CRED_OWNER

ソースCDBのSYSDBA資格証明。

SRC_CDB_TARGET_NAME

SRC_CDB_TARGET_NAME=CDB1

PDBをホストするCDBのターゲット名。

SRC_CDB_TARGET_TYPE

SRC_CDB_TARGET_TYPE=oracle_database

CDBターゲット・タイプ。

SRC_PDB_TARGET_NAME

SRC_PDB_TARGET_NAME=CDB1_PDB1

バックアップが必要なPDBのターゲット名。

BACKUP_LOCATION

BACKUP_LOCATION=/scratch/pdbBackup

バックアップがコピーされるファイル・システムのパス。

WORK_DIR_LOCATION

WORK_DIR_LOCATION=/tmp

ソース・ホストの一時ステージングの場所。

ORACLE_HOME_LOC

ORACLE_HOME_LOC=/scratch/d121hmcasm/product/12.1.0/dbhome_1

CDBのOracleホーム。

エクスポート・ダンプからデータベースへのデータのインポート

エクスポート・ダンプからデータベースへのデータのインポートに使用するEM CLI動詞の詳細は、次のとおりです。

表43-33 エクスポート・ダンプからデータベースへのデータのインポートのためのEM CLI動詞

動詞 説明 書式

emcli dbimport

エクスポート・ダンプから指定されたデータベース・ターゲットにデータをインポートします。

  • -input_file - エクスポート・ダンプからのデータのインポートに必要なプロパティを含むファイルの場所。詳細は、表43-34を参照してください。

例:

emcli dbimport -inputFile=data:/u01/files/dbimport.props

emcli dbimport

-input_file

次の表で、エクスポート・ダンプからデータベースへのデータのインポートのために、入力ファイルとして使用する必要のあるプロパティ・ファイルの必須パラメータおよび値について説明します。

表43-34 エクスポート・ダンプからデータベースにデータをインポートするためのサンプル・プロパティ・ファイル

パラメータ サンプル値 説明

必須パラメータ

DESTINATION_TARGET

DESTINATION_TARGET=SS_OPC_DB

スキーマがインポートされる宛先PDBターゲット(またはDBターゲット)。

DESTINATION_TARGET_TYPE

DESTINATION_TARGET_TYPE=oracle_database

宛先ターゲット・タイプ。

DATABASE_CREDENTIAL

DATABASE_CREDENTIAL=SYSDBA:SYS

ターゲットのSYSDBA資格証明。

HOST_NAMED_CREDENTIAL

HOST_NAMED_CREDENTIAL=AE_NC:SYS

宛先ターゲットがホストされるホストの資格証明。

PROFILE_LOCATION

PROFILE_LOCATION=Database Provisioning Profiles/12.1.0.1.0/linux_x64/Export Dump of Sample schemas10

エクスポート中に作成されるプロファイルの場所。

REMAP_SCHEMA_LIST.(x)

REMAP_SCHEMA_LIST.0=HR:HR

REMAP_SCHEMA_LIST.1=OE:OE

REMAP_SCHEMA_LIST.2=PM:PM

REMAP_SCHEMA_LIST.3=IX:IX

REMAP_SCHEMA_LIST.4=SH:SH

REMAP_SCHEMA_LIST.5=BI:BI

インポートする必要のあるスキーマのリスト。

REMAP_TABLESPACE_LIST.(x)

REMAP_TABLESPACE_LIST.0=EXAMPLE:MYTBSP1

REMAP_TABLESPACE_LIST.1=USERS:MYTBSP1

REMAP_TABLESPACE_LIST.2=SYSTEM:MYTBSP1

スキーマ・インポート用のスキーマの対応する表領域。

DEGREE_OF_PARALLELISM

DEGREE_OF_PARALLELISM=1

データをパラレルにインポートする必要があるかどうかを示します。

DUMP_FILE_LIST.(x)

DUMP_FILE_LIST.0=/scratch/aime/dumpdir/samplschemas.dmp

宛先ホストのダンプ・ファイルの場所。

IMPORT_LOG_FILE_DIRECTORY

IMPORT_LOG_FILE_DIRECTORY=DATA_PUMP_DIR

ログ・ファイルが格納される場所。これは、データベース内のディレクトリ・オブジェクトです。

FORWARDER_HOST

FORWARDER_HOST=slo.us.example.com

フォワーダ・ホストを示します。

FORWARDER_CRED

FORWARDER_CRED=AIME_NC:SYSMAN

フォワーダ・ホスト資格証明を示します。

WORKING_DIRECTORY

WORKING_DIRECTORY=/tmp

ソース・ホストの一時ステージングの場所。

EM CLI動詞db_clone_managementの使用

emcli db_clone_managementは、データベース管理の様々なタスクに使用できる、包括的なEM CLI動詞です。動詞を変えずに様々なアクションに使用するため、動詞中のコマンドは変化します。詳細は、次の表を参照してください。

表43-35 EM CLI動詞db_clone_managementの説明

動詞 説明 書式

emcli db_clone_management <コマンド> <オプション>

データベース・クローンのライフサイクル管理用の動詞。

コマンド:

  • -createFullClone - フル・クローン・データベースを作成します。

  • -createTestMaster - テスト・マスター・データベースを作成します。

  • -createCloneDB - CloneDBデータベースを作成します。

  • -createSnapClone - スナップ・クローン・データベースを作成します。

  • -createSnapshotClone - Exadata Sparseクローン・データベースを作成します。

  • -cloneToCloud - データベースをOracle Cloudにクローニングします。

  • -enableTestMaster - テスト・マスターとしてデータベースを有効化します。

  • -disableTestMaster - テスト・マスター・データベースを無効化します。

  • -refreshDatabase - ソースからデータベースをリフレッシュします。

  • -deleteDatabase - データベースを削除し、Enterprise Managerからターゲットを消去します。

  • -listClones - データベースのクローンをリストします。

  • -listTestMasters - テスト・マスター・データベースをリストします。

  • -listDatabaseBackups - データベースのRMANバックアップおよびイメージ・プロファイルをリストします。

  • -listDatabaseSnapshots - データベースのスナップショット・プロファイルをリストします。

オプション:

  • -target_name - データベース・ターゲットの名前。

    -target_type - データベース・ターゲットのタイプ。指定できる値は、単一インスタンス・データベースの場合は、oracle_database、RACデータベースの場合は、rac_databaseです。

    -target_nameオプションが指定されている場合は、このオプションを指定する必要があります。

  • -clone_type - クローンのタイプ。使用可能な値は、ライブ・クローンを実行するにはLIVE、前のポイント・イン・タイム・クローンを実行するにはPOINT_IN_TIMEです。

  • -input_file - 入力プロパティを含むファイルのパス。

helpのオプション:

  • -print_properties - データベース・クローン手順で必要な入力プロパティをリストします。このオプションを使用するには、-target_nameおよび-target_typeが存在する必要があります。

  • -usage - このオプションを使用して、動詞の使用状況の詳細を表示します。

emcli db_clone_management <コマンド>

-target_name="データベース・ターゲット名"

-target_type="データベース・ターゲット・タイプ - oracle_database | rac_database>”

[-clone_type="クローン・タイプ - <LIVE | POINT_IN_TIME>”]

{-input_file="入力プロパティ・ファイルのパス" | -print_properties="入力ファイルの出力プロパティ"}

{-usage}

EM CLI動詞を使用したREST APIの起動

emcli invoke_wsは、REST APIを起動してREST APIで可能なアクションを実行するために使用されるEM CLI動詞です。ただし、Enterprise Managerコマンドライン・インタフェースを通じて使用します。

表43-36 EM CLI動詞を使用したREST APIの起動

動詞 説明 書式

emcli invoke_ws

この動詞を通じて渡されるREST APIに従って動作するEnterprise Manager Webサービスを起動します。

オプション:

  • -wsname - リソースのURIを示します。

  • -method - RESTメソッドの指定。

  • -payload - json/xml入力ペイロードを示します。

  • -accept - ペイロード・タイプ。これらは標準のREST API値です。

  • -type - 標準のREST APIレスポンス・タイプ。

  • -param - このオプションは、フォーム/問合せパラメータ値を渡すために使用されます。たとえば、-param="name:value"などです。複数のパラメータを指定できます。たとえば、-param="name:value" -param="zip:12345"などです。

    パラメータはファイルを通じて提供できます。たとえば、file.txtという名前のテキスト・ファイルにパラメータを指定し、コマンドのオプションとして-param="name:tag" -input_file="tag:file.txt"を指定すると、パラメータnameによって入力ファイルfile.txtから値が導出されます。

  • -input_file - このオプションを使用して、payloadまたはparam値をファイルで渡します。

例:

  • emcli invoke_ws -wsname=/em/websvcs/restful/emws/core/v0/list/dataservice -method=get -param="name:Administrators"

    リスト・リソースを呼び出してすべての管理者を取得します。

  • emcli invoke_ws -wsname=/em/websvcs/restful/emws/core/v0/list/dataservice -method=get -param="name:tag" -input_file="tag:file.txt"

    リスト・リソースを呼び出してすべての管理者を取得します。nameパラメータはfile.txtから読み取られます。

emcli invoke_ws

-wsname=<WebService Name>

-method=<method name>

[-payload=<Payload>]

[-accept=<accept type>

[-type=response type]

[-param=Query Parameters]

[-input_file=<Input File for payload data>]

file.txtの内容のサンプルは、次のとおりです。

Name:Administrators
Zip:23456