31 DBaaSクラウドでのPDBのオンボーディング
この章では、DBaaSクラウドでPDBのオンボーディングを行う機能について説明します。内容は次のとおりです。
概要
現在、マルチテナント・データベース・アーキテクチャ用のDatabase as a Serviceは、作成/削除、起動/停止、バックアップ/リストア、パッチ適用などのプラガブル・データベース・ライフサイクル操作をサポートしています。既存のプラガブル・データベースがあるEM環境でPDBaaSを導入すると、データベースを所有しているセルフ・サービス・ユーザーに既存のプラガブル・データベースを割り当て、セルフ・サービス・ポータルからのPDBの管理を行うことができるようになります。
前提条件
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Enterprise Managerによってターゲット・プラガブル・データベースを検出する必要があります
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プラガブル・データベース・ホストを宛先PaaSインフラストラクチャ・ゾーンに追加する必要があります。
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プラガブル・データベースの親コンテナ・データベースを宛先プラガブル・データベース・プールに追加する必要があります。
DBaaSクラウドでのPDBのオンボーディング: EMCLIコマンドおよび入力ファイルのプロパティ
この項では、EMCLIコマンドを使用してDBaaSクラウドでPDBのオンボーディングを行う方法について説明します。
$ emcli db_cloud_maintenance -relocateService –discoverOnly=”true” –input_file=”data:<absolute_path_to_input_file>”
入力ファイルのプロパティ:
DEST_PDB_NAME=<EM Target name of the Pluggable Database>
DEST_CDB_TARGET_NAME=<EM Target name of the destination Container Databas>
DEST_CDB_TARGET_TYPE=<oracle_database|rac_database>
PDBSERVICE_NAME=<Name of the service to be created for the target Pluggable Database>
DEST_CDB_POOL_NAME=<Destination Pluggable Database Pool name>
DEST_CDB_CRED=<EM Named Credential for Target Container Database SYS user in the format CREDENTIAL_NAME:CREDENTIAL_OWNER>
MASTER_USER_CREDS=<EM Named Credential for Master Account user to be created in Target Pluggable Database in the format CREDENTIAL_NAME:CREDENTIAL_OWNER>
PDBAAS_SSA_USER=<Username of EM SSA user with EM_SSA_USER role privileges>
ノート:
これは、EM_SSA_ADMINISTRATORロール権限を持つEM管理者により開始される管理者主導型の操作です。