ミドルウェア・デプロイメント・プロシージャのスケール・アップまたはスケール・アウト

既存のマシン上のクラスタにさらにサーバー・インスタンスを追加したり、新規サーバー・インスタンスをホストするためのマシンをクラスタに追加したりして、クラスタの能力を強化するプロセスは、スケール・アップと呼ばれます。管理対象サーバーのスケール・アップおよびスケール・アウトは、Enterprise Manager 13cのEM CLIコマンドを使用してコマンドラインから実行できます。

このユースケースでは、SCALEUPプロシージャのインスタンスGUIDを取得してから、それを使用して、プロシージャのそのインスタンスの入力プロパティ・ファイルを取得します。プロパティ・ファイルに必要な更新(ユーザーフレンドリ値の追加など)を行ってから、更新済プロパティ・ファイルを入力としてプロシージャを発行します。

ステップごとのステップを次に示します。

  1. デプロイメント・プロシージャのGUIDを取得するには、次のコマンドを実行します。
    ./emcli get_procedures | grep SCALEUP_       
    
    The output appears in the following format:
    <proc_guid>, <procedure_type>, <Procedure_name>, <Dsplay name>, <version>, <Parent procedure name>
    
    For example:
    ./emcli get_procedure | grep SCALEUP
    B35E10B1F154B4EEE040578CD78179DC, FMW Provisioning, SCALEUP DP, Scale up/Scale out Middleware, 2.0, ORACLE
    
  2. 前のステップで取得されたインスタンスGUIDを使用して、プロシージャのインスタンスの入力プロパティを取得します。
    ./emcli get_instance_data -instance=<instance_guid> -exec=<execution_guid>
    
    For example:
    
    emcli get_instance_data -instance=B35E10B1F140B4EEE040578CD78179DC > instanceData.properties
    A properties file with the name instanceData.properties is created.

    ノート:

    このステップが有効なのは、プロシージャのインスタンスが使用可能な場合のみです。つまり、これまでに少なくとも1回はプロシージャが発行されていることが必要です。プロシージャを1回も発行していない場合は、次のようなエラー・メッセージが表示されます。

    GUID=<guid>のインスタンスがリポジトリにありません。値が正しいことを確認してから再試行してください。

  3. エディタを使用して、生成されたプロパティ・ファイルinstanceData.propertiesを開き、プロパティ・ファイルの既存の値を更新します。

    たとえば、こちらは更新された値を使用したサンプル・プロパティ・ファイルです。これらのパラメータの詳細は、表A-2を参照してください。

    COHERENCE_ENABLED=false
    DOMAIN_TARGET_NAME=/Farm03_base_domain/base_domain
    ONLINE_MODE=true
    DOMAIN_TYPE=General
    TEMPLATE=template.jar
    TEMPLATE_NAME=mytemplate
    APPS_ARCHIVE=apps.zip
    ADMIN_HOST_NAME=example.com
    ADMIN_LISTEN_ADDRESS=10.240.34.37
    ADMIN_LISTEN_PORT=7002
    ADMIN_PROTOCOL=t3
    ADMIN_WLS_USERNAME=weblogic
    ADMIN_WLS_PASSWORD=<password>
    ADMIN_WORK_DIR_LOC=/tmp/scaleUpSrc
    FARM_PREFIX=Farm03
    OMS_WORK_DIR_LOC=/tmp
    ARCHIVE_FILE_NAME=archive.jar
    CLONING_JAR_NAME=cloningclient.jar
    SESSION_TS_LOC=/20151013122409043
    REF_PREREQ_ZIP=prereq.zip
    REF_SIZE_FILE=sizeprereq
    IS_CLONE=false
    IS_PLAIN=true
    NOT_WINDOWS=true
    USE_OWNER_CREDENTIALS=true
    APPS_LIST_FILE_NAME=files.list
    PREREQ_ONLY_DP=false
    COMPUTE_SKIP_CLONE=true
    USE_EXISTING_HOME=false
    IS_OHS_EXIST=false
    IS_CUSTOM_LOCAL_DOMAIN=false
    IS_SERVER_MIGRATION=false
    WLS_VERSION=10.3.6.0
    IS_EXEC_PREREQ=false
    CONFIGURE_JOC=false
    ADMIN_HOST.0.name=example.com
    ADMIN_HOST.0.type=host
    ADMIN_HOST.0.normalHostCreds=NAME:<password>:user1
    ADMIN_HOST.0.SERVER_ADDRESS=example.com
    ADMIN_HOST.0.IS_SERVER_MIGRATABLE=false
    ADMIN_HOST.0.ORACLE_HOME=n/a
    ADMIN_HOST.0.SERVER_PORT=19030
    ADMIN_HOST.0.DOMAIN_HOME_ADMIN_HOST=/scratch/oracle_wls/mwBase/domains/base_domain
    ADMIN_HOST.0.MIDDLEWARE_HOME=/scratch/oracle_wls/mwBase/middleware
    ADMIN_HOST.0.TLOG_DIR=/scratch/oracle_wls/mwBase/domains/base_domain/servers/Managed_Server1/tlogs
    ADMIN_HOST.0.CLUSTER_NAME_ADMIN_HOST=Cluster_1
    ADMIN_HOST.0.JDK_LOC=/ade_autofs/gd29_3rdparty/nfsdo_generic/JDK7/MAIN/LINUX.X64/150608.1.7.0.85.0B015/jdk7/jre
    ADMIN_HOST.0.SSL_PORT=0
    ADMIN_HOST.0.EX_PATTERN=*.mem
    ADMIN_HOST.0.MS_OVERRIDE_PORT=0
    ADMIN_HOST.0.CLONE_MODE=true
    ADMIN_HOST.0.WORK_DIR_LOC_ADMIN_HOST=/tmp/scaleUpSrc
    ADMIN_HOST.0.MACHINE_NAME_ADMIN_HOST=Machine_1
    ADMIN_HOST.0.WLS_HOME_ADMIN_HOST=/scratch/oracle_wls/mwBase/middleware/wlserver_10.3
    ADMIN_HOST.0.SOURCE_SERVER_NAME=Managed_Server_1
    ADMIN_HOST.0.SERVER_NAME_ADMIN_HOST=Managed_Server1
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.name=example.com
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.type=host
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.normalHostCreds=NAME:<password>:user1
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.START_SERVER_REQUIRED=true
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.JOC_PORT=9988
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.WLS_HOME_DEST_MANAGED_SERVERS=/scratch/oracle_wls/mwBase/middleware/wlserver_10.3
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.MACHINE_NAME=Machine_1
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.SERVER_NAME_DEST_MANAGED_SERVERS=Managed_Server1
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.JRE_LOC=/usr/local/packages/jdk7
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.START_NM=false
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.START_MS_USE_NM=true
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.NM_LISTEN_ADDRESS=example.com
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.CLUSTER_NAME_DEST_MANAGED_SERVERS=Cluster_1
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.DOMAIN_HOME_DEST_MANAGED_SERVERS=/scratch/oracle_wls/mwBase/domains/base_domain
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.NM_LISTEN_PORT=5558
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.FMW_HOME_DEST_MANAGED_SERVERS=/scratch/oracle_wls/mwBase/middleware
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.WORK_DIR_LOC_DEST_MANAGED_SERVERS=/tmp/scaleUpDest
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.MS_PORT_DETAILS=19030:Listen Port
    DEST_MANAGED_SERVERS.0.DEST_MANAGED_SERVER_LISTEN_ADDRESS=example.com
    

    表A-2に、前述の例で使用されているパラメータを示します。

    表A-2 WebLogic Serverのスケール・アップまたはスケール・アウトのためのプロパティ・ファイルで使用されるパラメータの説明

    パラメータ 説明

    COHERENCE_ENABLED

    Trueに設定すると、デプロイメント・プロシージャでコヒーレンスが構成されます。Falseに設定すると、デプロイメント・プロシージャでコヒーレンスは構成されません。

    DOMAIN_TARGET_NAME

    ドメイン・ターゲットの名前。

    ONLINE_MODE

    Trueに設定すると、他のサーバーおよびアプリケーションが稼働しているときに、スケール・アップ操作が実行されます。Falseに設定すると、他のサーバーおよびアプリケーションが稼働していないときに、スケール・アップ操作が実行されます。

    DOMAIN_TYPE

    ドメイン・タイプ。wlsの場合、値はGeneralです。SOAの場合、値はsoaです。

    TEMPLATE

    サーバー・テンプレートjarファイル名。たとえば、template.jar。

    TEMPLATE_NAME

    サーバー・テンプレート名。たとえば、mytemplate。

    APPS_ARCHIVE

    アプリケーションのアーカイブ・ファイル名。たとえば、apps.zip。

    ADMIN_HOST_NAME

    管理サーバーが実行されているホストの名前。

    ADMIN_LISTEN_ADDRESS

    管理サーバーのリスニング・アドレス(管理サーバーが実行されているホスト名/IPアドレス)。

    ADMIN_LISTEN_PORT

    管理サーバーのリスニング・ポート

    ADMIN_PROTOCOL

    管理サーバーによって使用されるプロトコルのタイプ。

    ADMIN_WLS_USERNAME

    Weblogicドメインに接続するためのユーザー名。

    ADMIN_WLS_PASSWORD

    Weblogicドメインに接続するためのパスワード。

    ADMIN_WORK_DIR_LOC

    管理サーバーの作業ディレクトリへの絶対パス。

    FARM_PREFIX

    サーバーを追加するドメインのファーム接頭辞。

    OMS_WORK_DIR_LOC

    OMSの作業ディレクトリへの絶対パス。

    ARCHIVE_FILE_NAME

    アーカイブ・ファイルの名前。たとえば、archive.jar。

    CLONING_JAR_NAME

    クローニング・クライアントjar名。たとえば、cloningclient.jar。

    SESSION_TS_LOC

    セッションのタイムスタンプ。たとえば、/20151013122409043。

    REF_PREREQ_ZIP

    前提条件zipファイル名。たとえば、prereq.zip。

    REF_SIZE_FILE

    参照の前提条件サイズ・ファイル。たとえば、sizeprereq。

    IS_CLONE

    デフォルトでFalseに設定されています。

    IS_PLAIN

    ドメインがプレーンwlsの場合、Trueに設定します。

    NOT_WINDOWS

    ドメインがWindowsボックス上に存在する場合は、Falseに設定します。ドメインがWindowsボックス上に存在しない場合は、Trueに設定します。

    USE_OWNER_CREDENTIALS

    同じ所有者の資格証明を設定するには、Trueに設定します。

    APPS_LIST_FILE_NAME

    値をfiles.listに設定します。files.listには、サーバー上で実行されているすべてのアプリケーションのリストが含まれます。

    PREREQ_ONLY_DP

    前提条件モード。trueに設定した場合、デプロイメント・プロシージャは

    前提条件チェックのみを実行し、それらのチェックを確認できるように一時停止します。

    COMPUTE_SKIP_CLONE

    デフォルトでは、Trueに設定されているため、クローニングをスキップします。クローニングをスキップしない場合は、falseに設定します。

    USE_EXISTING_HOME

    ミドルウェア・ホームがすでに存在している同じホスト上にサーバーを作成する場合は、Trueに設定します。そうでない場合は、Falseに設定し、mwhを作成します。

    IS_OHS_EXIST

    ドメインがOHSのフロントエンドである場合は、Trueに設定します。そうでない場合は、Falseに設定します。

    IS_CUSTOM_LOCAL_DOMAIN

    カスタム・ローカル・ドメインが存在する場合は、Trueに設定します。デフォルト値はFalseです。

    IS_SERVER_MIGRATION

    サーバーが移行可能な場合は、Trueに設定します。サーバーが移行可能でない場合は、Falseに設定します。

    WLS_VERSION

    Oracle WebLogic Serverのバージョン。

    IS_EXEC_PREREQ

    OUI (製品固有)の前提条件を宛先サーバーのホスト上で実行する必要がある場合は、Trueに設定します。そうでない場合は、Falseに設定します。

    CONFIGURE_JOC

    スケール・アップするサーバー上でJavaオブジェクト・キャッシュを構成する必要がある場合は、Trueに設定します。そうでない場合は、Falseに設定します。

    ADMIN_HOST.0.name

    管理サーバーのホスト名

    ADMIN_HOST.0.type

    管理サーバーのホストのタイプ。

    ADMIN_HOST.0.normalHostCreds

    管理サーバー・ホストのログイン資格証明。

    ADMIN_HOST.0.SERVER_ADDRESS

    管理サーバーのホスト・アドレス。

    ADMIN_HOST.0.IS_SERVER_MIGRATABLE

    管理サーバーのホストが移行可能な場合は、Trueに設定します。管理サーバーのホストが移行可能でない場合は、Falseに設定します。

    ADMIN_HOST.0.ORACLE_HOME

    管理サーバーのOracleホームの場所。

    ADMIN_HOST.0.SERVER_PORT

    管理サーバーのリスニング・ポート。

    ADMIN_HOST.0.DOMAIN_HOME_ADMIN_HOST

    管理サーバー・ホストに存在するドメイン・ホームの場所。

    ADMIN_HOST.0.MIDDLEWARE_HOME

    管理サーバー・ホストに存在するミドルウェア・ホームの場所。

    ADMIN_HOST.0.TLOG_DIR

    管理サーバー・ホストに存在するTLOGディレクトリの場所。

    ADMIN_HOST.0.CLUSTER_NAME_ADMIN_HOST

    管理サーバー・ホストに存在するクラスタ名。

    ADMIN_HOST.0.JDK_LOC

    管理サーバー・ホスト上のJDKホームへの絶対パス。

    ADMIN_HOST.0.SSL_PORT

    管理サーバー上にSSLが構成されている場合は、SSLリスニング・ポート。

    ADMIN_HOST.0.EX_PATTERN

    値は、'*.memです。

    ADMIN_HOST.0.MS_OVERRIDE_PORT

    管理サーバー上にSSLが構成されている場合は、管理対象サーバーのオーバーライド・ポート。

    ADMIN_HOST.0.CLONE_MODE

    スケール・アップするサーバーが別のサーバーからクローンされている場合は、Trueに設定します。そうでない場合は、Falseに設定します。

    ADMIN_HOST.0.WORK_DIR_LOC_ADMIN_HOST

    管理サーバー・ホストの作業ディレクトリの場所。

    ADMIN_HOST.0.MACHINE_NAME_ADMIN_HOST

    管理サーバー・ホストに存在するマシン名。

    ADMIN_HOST.0.WLS_HOME_ADMIN_HOST

    管理サーバー・ホストのWeblogicホーム。

    ADMIN_HOST.0.SOURCE_SERVER_NAME

    Trueに設定し、ソース・サーバー名を指定します。

    ADMIN_HOST.0.SERVER_NAME_ADMIN_HOST

    スケール・アップするサーバーのサーバー名。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.name

    宛先管理対象サーバーのホスト名。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.type

    宛先管理対象サーバーのタイプ。

    値はhostです。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.normalHostCreds

    宛先管理対象サーバー・ホストのログイン資格証明。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.START_SERVER_REQUIRED

    ドメインへの追加後にサーバーを起動する必要がある場合は、Trueに設定します。そうでない場合は、Falseに設定します。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.JOC_PORT

    宛先管理対象サーバー用に構成する必要がある場合は、Javaオブジェクト・キャッシュのポート番号を9988に設定します。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.WLS_HOME_DEST_MANAGED_SERVERS

    宛先管理対象サーバーのWebLogicホーム。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.MACHINE_NAME

    宛先管理対象サーバーのマシン名。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.SERVER_NAME_DEST_MANAGED_SERVERS

    宛先管理対象サーバーの名前。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.JRE_LOC

    宛先ホスト上のJDKホームの絶対パス。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.START_NM

    宛先管理対象サーバーを実行状態の既存マシンに関連付ける場合は、START_NMをFalseに設定します。宛先管理対象サーバーを新しいマシンに関連付ける場合は、Trueに設定し、マシンを起動します。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.START_MS_USE_NM

    宛先管理対象サーバーをマシンに関連付ける場合は、Trueに設定します。そうでない場合は、Falseに設定します。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.NM_LISTEN_ADDRESS

    宛先管理対象サーバーに関連付けられているマシンのノード・マネージャのリスニング・アドレス。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.CLUSTER_NAME_DEST_MANAGED_SERVERS

    宛先管理対象サーバーがクラスタに含まれている場合は、クラスタ名を指定します。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.DOMAIN_HOME_DEST_MANAGED_SERVERS

    ドメイン・ホームの場所。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.NM_LISTEN_PORT

    宛先管理対象サーバーがマシンに関連付けられている場合は、ノード・マネージャのリスニング・ポートを指定します。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.FMW_HOME_DEST_MANAGED_SERVERS

    宛先管理対象サーバーのミドルウェア・ホーム。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.WORK_DIR_LOC_DEST_MANAGED_SERVERS

    宛先管理対象サーバー・ホストの作業ディレクトリの場所。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.MS_PORT_DETAILS

    宛先管理対象サーバーのリスニング・ポート。

    DEST_MANAGED_SERVERS.0.DEST_MANAGED_SERVER_LISTEN_ADDRESS

    宛先管理対象サーバーのリスニング・アドレス。

  4. 生成されたプロパティ・ファイルを入力としてプロシージャを発行します。
    ./emcli submit_procedure -input_file=data:<input_properties_file> -procedure=<proc_guid> -instance_name=<optional_DP_Instance_Name>
    
    ./emcli submit_procedure -input_file=data:instanceData.properties -procedure=B35E10B1F140B4EEE040578CD78179DC