第III部 Exadata Cloudライフサイクル管理
コンプライアンス管理によるセキュリティ体制の作成、パッチ適用、クローニング、再配置、強化などのデータベース・ライフサイクル管理アクティビティを実行し、Exadata Cloudのハイブリッド環境全体でプラガブル・データベースの構成の標準化を確立します。また、PDB-as-a-Service (PDBaaS)を設定し、Exadata Cloud環境でデータベース・デプロイメントのDevOpsモデルを採用することもできます。
Database Lifecycle ManagementおよびCloud Management Packの機能を使用できます:
- Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer (ExaCC)のEnterprise Manager 13.5リリース更新10以降。
- Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaCS)のEnterprise Manager 13.5リリース更新21以降。
始める前に
Exadata Cloudデータベース・ターゲットのデータベース・ライフサイクル管理アクティビティを開始する前に、Oracle Enterprise Managerで起動および検出されていることを確認する必要があります。「Exadata Cloudの検出」を参照してください。
Exadata Cloudライフサイクル管理の操作を実行するには、Oracle Database 19.6以上が必要です。
アセットを検出するには、まずExadata Cloudリソースにエージェントをインストールする必要があります。詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』のOCIリソースへのエージェントのデプロイを参照してください。
エージェントがデプロイされたら、Enterprise Managerでターゲットを検出します。詳細は、「Exadata Cloudの検出」を参照してください。