4 ハイブリッド・マルチクラウド管理 - Exadata Cloud
Enterprise Manager 13.5を使用すると、ハイブリッド・クラウド有効化機能を利用できます。この機能は、オンプレミス、Exadata Cloud、Oracle Cloud、その他のパブリック・クラウドなど、環境全体のリソースを利用して統合し、ハイブリッド・マルチクラウドと呼ばれる専用プライベート・クラウドを形成します。
Database-as-a-Serviceと呼ばれるデータベース管理のDevOpsモデルは、データベース管理の合理的かつ効率的なモデルを作成することで、このような部門間の壁を壊すのに役立ちます。同様に、DevOpsユーザーがPluggable Database-as-a-Service (PDBaaS)と呼ばれるハイブリッド・クラウド環境にオンデマンドでプラガブル・データベースをデプロイできるようにすることもできます。現在、Exadata CloudではPDBaaSのみがサポートされています。
PDBaaSをハイブリッド・マルチクラウド上にデプロイすることで、Hybrid Database-as-a-Serviceと呼ばれるデータベースの機動的かつ効率的でコスト効率の高い管理方法を実現できます。
DevOpsユーザーには、データベースを自分でプロビジョニングおよび管理するための専用のセルフサービス・ポータルも用意されています。専用のREST APIおよびCLIをAnsibleやTerraformなどのオーケストレーション・エンジンと統合して、繰返しタスクを自動化できます。
Pluggable Database-as-a-Service (PDBaaS)は、Exadata Cloudリソースの統合でプライベート・クラウドを形成し、PDB管理をクラウド・オファリングとして提供できるオンデマンド・プラットフォームです。
「セルフ・サービス」ユーザーは、いくつかの簡単な手順でPDBをプロビジョニングおよび管理できます。