2 このリリースの新機能
この章では、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analytics (GG for DAA)の特長、機能拡張および変更箇所について説明します。ソフトウェアのリリース後、リリース・ノートは定期的に更新されます。このドキュメントは発行された時点において正確です。
- 21.17.0.0.0リリース — 2025年3月
- 21.16.0.0.0リリース — 2024年12月
- 21.12.0.0.0リリース — 2023年10月
- 21.10.0.0.0 リリース — 2023年6月
- 21.9.0.0.0リリース — 2023年3月
- 21.8.0.0.0リリース — 2022年12月
- 21.7.0.0.0リリース — 2022年9月
- 21.6.0.0.0リリース — 2022年5月
- 21.5.0.0.0リリース — 2022年3月
- 21.4.0.0.0リリース — 2021年11月
- 21.3.0.0.0リリース — 2021年9月
- 21.1.0.0.0リリース — 2021年6月
- 非推奨の項目
2.1 21.17.0.0.0リリース — 2025年3月
Kafkaクライアント資格証明の暗号化のサポート
ユーザーはSASL-SCRAMを使用してKafka接続を作成できるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and AnalyticsドキュメントのKafkaプロデューサ・プロパティの暗号化を参照してください
Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analyticsでの複数の入力形式に対するMongoDBキャプチャのサポート
MongoDB Extractプロセスでは、oplogドキュメントのタイムスタンプ情報に表示されるtimestampおよびincrement形式を使用して、特定のLSNに位置付けできます。詳細は、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and AnalyticsドキュメントのExtractの位置付け(LSN: 特定のLSNへの位置付け)を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.2 21.16.0.0.0リリース — 2024年12月
Kafkaクライアント資格証明の暗号化のサポート
ユーザーはSASL-SCRAMを使用してKafka接続を作成できるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and AnalyticsドキュメントのKafkaプロデューサ・プロパティの暗号化を参照してください
Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analyticsでの複数の入力形式に対するMongoDBキャプチャのサポート
MongoDB Extractプロセスでは、oplogドキュメントのタイムスタンプ情報に表示されるtimestampおよびincrement形式を使用して、特定のLSNに位置付けできます。詳細は、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and AnalyticsドキュメントのExtractの位置付け(LSN: 特定のLSNへの位置付け)を参照してください。
様々な資格証明シナリオをサポートするためのKinesisイベント・ハンドラの更新
様々な資格証明シナリオをサポートするように、Kinesisイベント・ハンドラが変更されました。Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analytics (GG for DAA)では、一時資格証明の使用がサポートされ、STSを使用して接続する場合のアクセス・キーおよびシークレットの設定もサポートされます。詳細は、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and AnalyticsドキュメントのKinesis Streamsハンドラの構成に関する項を参照してください。
GG for DAAでのデータ変換フレームワークのサポート
GG for DAAでは、データ変換フレームワークがサポートされるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analyticsドキュメントのデータ変換フレームワークの構成を参照してください。
ターゲットUIの「ソース」ドロップダウン・リストが変更されました
GG for DAAでは、「ソース」ドロップダウン・リストからKafkaターゲットを選択するためのオプションが提示されるようになりました。Kafkaターゲットを選択すると、「Kafka接続」オプションがトグル・ボタンとして表示されるようになりました。
親トピック: このリリースの新機能
2.3 21.12.0.0.0リリース — 2023年10月
イベント・ハンドラ・スレッドのタイムアウトを分単位で処理する新しいパラメータeventHandlerTimeoutMinutesが導入されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analyticsドキュメントのファイル・ライター・ハンドラの構成を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.4 21.10.0.0.0リリース — 2023年6月
ElasticsearchハンドラがElasticsearch 8.xをサポートするように変更されました。
詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの記事でElasticsearchハンドラとElasticsearch 8の使用を参照してください。
Cassandra Captureで表レベルDDL変更を取得するためのTRACKSCHEMACHANGESのサポート。
TRANLOGOPTIONS TRACKSCHEMACHANGESを使用すると、Cassandra Extractで、実行時にソースから表レベルのDDL変更を取得できます。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの記事でCassandra Capture - スキーマ処理の発展を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.5 21.9.0.0.0リリース — 2023年3月
BigQuery: 複数のGoogle Cloud Platform(GCP)プロジェクト内のデータセットへのレプリケーション
BigQueryのステージングおよびマージ・ハンドラで、複数のGCPプロジェクトに存在するデータセットへのレプリケーションがサポートされるようになりました。表カタログ名をGCP projectIdにマップできます。詳細は、Oracle GoldenGate for Big DataでGoogle BigQueryデータセットおよびGCP ProjectIdマッピングと3部構成の表名を参照してください。
単一のデプロイメントで複数のソースをサポート
マイクロサービスの再起動やGLOBALSファイルの構成を必要とせずに単一デプロイメントにおける複数のソース(JMS/Cassandra/MongoDB/Kafka)からの取得をサポートするように、Cassandra、MongoDBおよびKafkaパラメータが拡張されました。
親トピック: このリリースの新機能
2.6 21.8.0.0.0リリース — 2022年12月
Redisハンドラ
RedisへのデータのプッシュをサポートするRedisハンドラが追加されました。このハンドラは、Redisハッシュマップ、RedisストリームおよびRedis JSONをサポートします。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのRedisハンドラ - Redisハンドラの使用を参照してください。
BigQueryのINSERTALLRECORDSサポート
INSERTALLRECORDS Oracle GoldenGateパラメータは、BigQueryターゲットでサポートされるようになりました。
スノーフレーク初期ロードCOPY SQLのサポート
スノーフレーク初期ロードでは、COPY SQL文を使用して、ターゲット表にレコードを挿入します。これにより、初期ロード・スループットが向上します。
単一のデプロイメントで複数のソースをサポート
Oracle GoldenGate for Big Dataでは、マイクロサービスの再起動やGLOBALSファイルの構成を必要とせずに、単一のデプロイメントで複数のソース(JMS/Cassandra/MongoDB/Kafka)からのキャプチャをサポートするようになりました。
DSE Cassandra 6.xキャプチャに対してサポートが追加されました
DSE Cassandra 6.xバージョンからのキャプチャを構成できるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのチェンジ・データ・キャプチャのExtractの使用 - DSE Cassandra SDK (DSE Cassandra 6.xバージョンと互換性あり)を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.7 21.7.0.0.0リリース — 2022年9月
区切り文字付きテキスト・フォーマッタを更新しました
区切り文字付きテキスト・フォーマッタは、ファイル・ヘッダーを作成できるように変更されました。ファイル・ヘッダーは、区切り文字付きテキスト出力の各フィールドに名前を付ける区切り文字付き行です。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドの 区切り文字付きテキスト・フォーマッタ構成プロパティ(gg.handler.name.format.metaColumnsTemplate)にあるgg.handler.name.format.metaColumnsTemplateを参照してください。
JSONフォーマッタを更新しました
JSONフォーマッタは、JSONフォーマットで作成されたファイルをJSON配列として表すことができるように変更されました。これにより、生成されたファイルは、操作データを表すJSONがJSON配列内の要素となる単一のJSONドキュメントとして表すことができます。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのJSONフォーマッタ構成を参照してください。
メタ列をサポートするHBaseハンドラを更新しました。
HBaseハンドラによって、構成可能なメタ列データを伝播できる機能が追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのHBaseハンドラ構成を参照してください。
Snowflake内部ステージングのパフォーマンス向上設定
内部ステージングの使用時にSnowflakeの初期ロード・スループットを向上させるために、次の新しいパラメータが追加されました: gg.eventhandler.snowflake.putSQLThreadsおよびgg.eventhandler.snowflake.putSQLAutoCompress。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのスノーフレーク・イベント・ハンドラ構成を参照してください。
Snowflake、Synapse、Autonomous DatawarehouseおよびRedshiftのINSERTALLRECORDSサポート
INSERTALLRECORDS Oracle GoldenGateパラメータは、次のBigDataターゲットでサポートされるようになりました。
- Snowflake
- Synapse
- Autonomous Datawarehouse
- Redshift
ステージングおよびマージ・ターゲットの初期ロード・サポート
- Autonomous Datawarehouse。ADWイベント・ハンドラの初期ロードを参照してください
- AWS Redshift。Redshiftイベント・ハンドラの初期ロードを参照してください
- Snowflake。スノーフレーク・イベント・ハンドラ初期ロードを参照してください
- Synapse。Microsoft Azure Synapse Analyticsイベント・ハンドラ初期ロードを参照してください
INSERTALLRECORDSを使用します。
OCI Object Storage自動構成
自動構成を使用して、OCI Object Storageターゲットの構成を簡略化できます。パラメータgg.target をociに設定して、この機能を有効にすることができます。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのOCIイベント・ハンドラ - 自動構成を参照してください。
AWS S3 Transfer Acceleration
Amazon S3 Transfer Accelerationを有効にすると、ファイルをS3バケットへ長距離にわたって迅速かつ安全に転送できます。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのS3ハンドラの構成にあるgg.eventhandler.s3.enableAccelerateModeを参照してください。
Apache Cassandra 4.0キャプチャに対してサポートが追加されました
Apache Cassandra 4.0からキャプチャを構成できるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのOracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのApache Cassandra 4x SDK (Apache Cassandra 4.0バージョンと互換性あり)を参照してください。
BigQueryメタデータ・プロバイダに対してサポートが追加されました。
Google BigQueryターゲットのメタデータ・プロバイダに対してサポートが追加されました。Replicatパラメータ・ファイルを使用して、ソースからBigQueryターゲットへのBigQueryハンドラおよびBigQueryイベント・ハンドラを操作するように構成できます。サポートされているデータ型の詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのサポートされているBigQueryのデータ型を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.8 21.6.0.0.0リリース — 2022年5月
スノーフレークの公開/秘密キー・ペア認証のサポート
スノーフレークの公開/秘密キー・ペア認証のサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのスノーフレークのキー・ペア認証のトピックを参照してください。
生成されたKafka Connectハンドラですべてのフィールドをnull許容に設定するためのサポートが追加されました。
生成されたKafka Connectハンドラですべてのフィールドをnull許容に設定するためのサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのKafka Connectハンドラの構成のgg.handler.name.enableNonnullableを参照してください。
Oracle GoldenGate証跡のJSONおよびXMLソース列タイプをSnowflake VARIANTにマップするためのサポートが追加されました。
詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのスノーフレーク・イベント・ハンドラのソースJSON/XMLからSnowflake VARIANTへのマッピングを参照してください。
IDENTITY列を含むSynapse表のレプリケーションのサポートが追加されました。
詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのトラブルシューティングおよび診断 - Microsoft Azure Synapse Analyticsイベント・ハンドラを参照してください。
BigQueryステージングおよびマージがGoogle BigQuery SDK 2.xと連携するようになりました
詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのGoogle BigQuery ClassPath構成を参照してください。
MongoDBデータベースに接続するためのMongoDBキャプチャのサポートが追加されました。
詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのMongoDB Cassandraキャプチャ・クライアント依存性を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.9 21.5.0.0.0リリース — 2022年3月
BigQuery Bignumericデータ型のサポート
BigQueryハンドラは、BigQuery Bignumericデータ型のサポートを追加しました。BigQuery Bignumericデータ型は、BigQuery数値データ型よりも大きいスケールおよび精度をサポートします。
ステージングおよびマージを使用したBigQueryレプリケーション
ステージングおよびマージ・フレームワークを使用してデータをBigQueryに複製するためのサポートが追加されました。
チェンジ・データ・レコードは、Google Cloud StorageにステージングされてからBigQuery表にマージされます。BigQueryイベント・ハンドラは、BigQuery問合せジョブを使用し、BigQueryストリーミングAPIを使用しません。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのGoogle BigQueryイベント・ハンドラの使用を参照してください。
MongoDBキャプチャ
MongoDBから操作を取得し、Oracle GoldenGate抽出プロセスを使用して証跡に書き込むためのサポートが追加されました。Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのMongoDB用のOracle GoldenGateキャプチャの使用を参照してください。
AJDおよびATPデータベースのサポート
Mongo DBハンドラを使用して、Oracle GoldenGateからAutonomous JSONデータベース(AJDおよびATPデータベース)にトランザクション・データを複製するためのサポートも追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのMongoDBハンドラの使用を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.10 21.4.0.0.0リリース — 2021年11月
Azure Blob Storage (ABS)イベント・ハンドラ
Azure Blob Storage (ABS)を使用してAzure Data Lakeにオブジェクトを格納するためのサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのAzure Blob Storageイベント・ハンドラの使用を参照してください。
スノーフレーク・イベント・ハンドラ。
スノーフレーク・イベント・ハンドラを使用してデータをスノーフレークに複製するためのサポートが追加されました。スノーフレーク・ターゲットへのレプリケーションにコマンド・イベント・ハンドラおよびマージ・スクリプトを使用することは推奨されなくなりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのスノーフレーク・イベント・ハンドラの使用を参照してください。
Google Cloud Storageイベント・ハンドラ。
Google Cloud Storageイベント・ハンドラを使用して、Google Cloud Platformにオブジェクトを格納するためのサポートが追加されました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのGoogle Cloud Storageイベント・ハンドラの使用を参照してください。
Oracle GoldenGate for Big Dataは、Java 11 Long-Term-Support (LTS)ランタイムで動作することが認定されています。
詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataユーザー・ガイドのJavaブート・オプションを参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.11 21.3.0.0.0リリース — 2021年9月
Kafka Capture
Kafkaからメッセージを取得し、GoldenGate抽出プロセスを使用してトレイルに書き込むためのサポートが追加されました。
Oracle NoSQLハンドラは、新しいNoSQL SDKクライアントを使用するように変更されました。
新しいNoSQL SDKクライアントは、Oracle NoSQLのオンプレミス・インスタンスとOracle Cloud Infrastructureインスタンスの両方への接続をサポートしています。
新しいターゲット: Azure Synapse Analytics。
Oracle GoldenGate for Big Dataは、Azure Synapse Analyticsにネイティブで配信できるようになりました。Synapseへのレプリケーションでは、ステージングおよびマージのデータ・フローを使用します。変更されたデータはAzure Data Lake Storage (ADLS) Gen 2でステージングされ、最終的にSynapseにマージされます。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用ガイドのMicrosoft Azure Synapse Analyticsイベント・ハンドラの使用を参照してください。
Confluent Schema Registryと統合するConfluent Protobuf Converterのサポート。
Kafka Connectハンドラは、Confluent Schema Registryと統合するConfluent Protobuf Converterをサポートするように変更されました。
親トピック: このリリースの新機能
2.12 21.1.0.0.0リリース — 2021年6月
Oracle GoldenGate Microservices Architecture
Oracle GoldenGate Microservices Architectureが、Oracle GoldenGate for Big Dataで利用できるようになりました。
パーティション化のサポートがファイル・ライター・ハンドラに追加されました。パーティションはテンプレート化された文字列に基づいて構成できます。また、HDFSハンドラのパーティション化機能も、テンプレート化された文字列を使用してパーティション化を制御するように変更されました。
詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用ガイドのテンプレート・キーワードを参照してください。
文字セットがPASSTHRUに設定されている場合のchar列のバイナリへの変換がサポートされています。
SOURCECHARSET PASSTHRUを指定せず、一部の列にCOLCHARSET (PASSTHRU)を指定した場合、これらの各列はバイナリ・データとして書き込まれます。PASSTHRUオプションを使用したSOURCECHARSETの詳細は、Oracle GoldenGateリファレンスfor Oracle GoldenGateのSOURCECHARSETを参照してください。
JMSハンドラのOracleウォレット機能が有効になっています。
ORACLEWALLETUSERNAMEおよびORACLEWALLETPASSWORDの詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用ガイドの資格証明ストアにアクセスするためのプロパティの構成を参照してください。
各種統合用のサードパーティ依存関係ライブラリをダウンロードするためのユーティリティ・スクリプトが追加されました。特定のタイプおよびバージョンの統合に対して正しいサードパーティの依存関係ライブラリを取得することは困難でした。依存関係ダウンロード・ユーティリティ・スクリプトを使用すると、統合バージョンを引数として提供する特定の統合のサード・パーティ依存関係をダウンロードできます。
ユーティリティ・スクリプトは、{OGGBD install}/DependencyDownloaderディレクトリにあり、サポートされている様々なOracle GoldenGate for Big Data統合のクライアント依存性jarをダウンロードします。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataのインストールとアップグレード・ガイドの依存関係ダウンロードを参照してください。
OCI Object Storageでの暗号化サポートが提供されました。
新しいプロパティgg.handler.name.SSEKeyにより、OCIにロードされたデータファイルの暗号化を制御できるようになりました。詳細は、Oracle GoldenGate for Big Dataの使用ガイドのOracle Cloud Infrastructureイベント・ハンドラの構成を参照してください。
親トピック: このリリースの新機能
2.13 非推奨の項目
Oracle GoldenGate for Distributed Applications and Analytics (GG for DAA)のこれらのリリースでは、次の機能およびプロパティが非推奨になりました:
2.13.1 リリース21.3.0.0.0 — 2021年8月
Oracle GoldenGate Classic Architectureは非推奨
ビッグ・データ・プラットフォーム用のOracle GoldenGate Classic Architectureは非推奨であり、将来のリリースではサポートされなくなり、使用できなくなる可能性があります。Oracle GoldenGate Microservices Architectureの使用をお薦めします。
親トピック: 非推奨の項目
2.13.2 リリース 21.3.0.0.0 — 2021年6月
Oracle GoldenGate for Big Data 21.1.0.0.0リリースでは、次の機能およびプロパティが非推奨になりました。
- Elasticsearch 2.xおよび5.xへの接続のサポートは、バージョンが終了しているため削除されました。
- Hiveハンドラのサポートが削除されました。
- 次のプロパティは、区切り文字付きテキスト・フォーマッタで非推奨になりました:
gg.handler.name.format.includeOpTimestampgg.handler.name.format.includeCurrentTimestampgg.handler.name.format.includeOpTypegg.handler.name.format.includeTableNamegg.handler.name.format.includePosition
gg.handler.name.format.metaColumnsTemplate - 次の構成プロパティは、Kafka接続ハンドラから非推奨となりました:
gg.handler.name.includePrimaryKeysgg.handler.name.includeTableNamegg.handler.name.includeOpTypegg.handler.name.includeOpTimestampgg.handler.name.includeCurrentTimestampgg.handler.name.includePositiongg.handler.name.iso8601Format
出力のメタ列データを制御するには、次のプロパティを使用します:
gg.handler.name.metaColumnsTemplate - 次の構成プロパティはJSONフォーマッタから非推奨になりました:
gg.handler.name.format.includeTableNamegg.handler.name.format.includeOpTypegg.handler.name.format.includeOpTimestampgg.handler.name.format.includeCurrentTimestampgg.handler.name.format.includePositiongg.handler.name.format.includePrimaryKeysgg.handler.name.format.iso8601Format
出力のメタ列データを制御するには、次のプロパティを使用します:
gg.handler.name.format.metaColumnsTemplate。
親トピック: 非推奨の項目