20.1.16での変更点

Oracle NoSQL Databaseリリース20.1.16 Enterprise Editionで次の変更が行われました。

バグとパフォーマンスの修正

  1. IN演算子のバグ修正。非標準バージョンのIN演算子(右側に1つの式がある演算子)を使用するときに、左側が主キーである場合、コンパイラは、問合せがALL_PARTITIONSではなくSINGLE_PARTITION問合せであると誤って判断します。この結果、問合せが単一のパーティションに送信され、他のパーティションからの結果が失われます。たとえば、idが表Fooの主キー列の場合、このバグは次の問合せに適用されます。
    declare $arr array(int);
    select * from Foo where id in $arr[]
    [#28145]
  2. DEFAULTキーワードがIDENTITY列の値として使用される場合のINSERT文のバグが修正されました。この場合、INSERT文によって例外がスローされます。バグが存在するのは、プロキシが使用されている場合のみです。

    [NOSQL-224]