Oracle GoldenGate Microservices Architectureのアンインストール
Linux、UNIXおよびWindows環境のホストからのOracle GoldenGate Microservices Architectureプロセスおよびファイルのアンインストールについて学習します。
この手順は、Oracle GoldenGateの証跡内のデータが不要であること、現在のOracle GoldenGate環境を保持する必要がないことを前提としています。現在の環境およびデータを保持するには、手順を開始する前にOracle GoldenGateディレクトリおよび全サブディレクトリのバックアップをとってください。
Oracle GoldenGate Microservices Architectureをアンインストールする前に、サービス・マネージャおよびすべてのデプロイメントを停止する必要があります。
トピック:
- デプロイメントおよびサービス・マネージャの削除
- 手動で削除するファイル
- Oracle Universal Installerを使用したMicroservices Architectureのアンインストール
- サイレント・モードを使用したMicroservices Architectureのアンインストール
親トピック: インストールおよびパッチ
デプロイメントおよびサービス・マネージャの削除
OGGCAを使用してデプロイメントを削除する方法について学習します。
トピック:
Oracle GoldenGate Configuration Assistantを使用したデプロイメントおよびサービス・マネージャの削除
Oracle GoldenGate Configuration Assistant (OGGCA)を使用してデプロイメントを削除するには、次の手順を実行します。
-
削除するすべてのデプロイメントのAdministration Serverに接続し、実行中のExtractおよびReplicatを停止します。
-
Linuxシステムでは、
$OGG_HOME/bin
ディレクトリからコマンド./oggca.sh
を実行して、Oracle GoldenGate Configuration Assistant (OGGCA)を起動します。Windowsシステムでは、oggca.bat
ファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択します。このファイルは、OGG_HOME\bin
ディレクトリにあります。 -
「既存のサービス・マネージャ」オプションを選択し、「次」をクリックします。
-
既存のOracle GoldenGateの削除デプロイメントを選択し、「次」をクリックします。
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OGGCAウィザードで次の手順を実行して、デプロイメントを削除します。
-
ステップを繰り返して、複数のデプロイメントおよびサービス・マネージャを削除します。
親トピック: デプロイメントおよびサービス・マネージャの削除
Oracle GoldenGate Configuration Assistantの使用 - サイレント
サイレント・モードでConfiguration Assistantを実行するには、-silent -responseFile fullPathToResponseFile
フラグを設定して実行します。
CONFIGURATION_OPTION,
DEPLOYMENT_NAME,
ADMINISTRATOR_USER,
ADMINISTRATOR_PASSWORD,
HOST_SERVICEMANAGER,
PORT_SERVICEMANAGER,
SECURITY_ENABLED,
REMOVE_DEPLOYMENT_FROM_DISK
親トピック: デプロイメントおよびサービス・マネージャの削除
手動で削除するファイル
オペレーティング・システム | 既存のService Managerを登録解除するために手動で削除するファイル |
---|---|
Linux 6 ノート: Linux 6は、Oracle GoldenGate 21c (21.3.0)に対して動作保証されていません。この情報は、アップグレードまたはダウングレードを実行しようとしたときに必要になる場合があります。 |
|
Linux 7およびLinux 8 |
/etc/systemd/system/OracleGoldenGate.service |
Oracle Universal Installerを使用したMicroservices Architectureのアンインストール
ノート:
Oracle GoldenGateのホーム・ディレクトリをアンインストールする前に、すべてのデプロイメントを削除することが重要です。-
次のディレクトリに移動します。
/$OGG_HOME/deinstall/
-
次のコマンドを実行します。
UNIXおよびLinuxの場合:
./deinstall.sh
Windowsの場合:
\deinstall.bat
手動での実行が必要になる可能性があるステップについては、手動で削除するファイルを参照してください。
サイレント・モードを使用したMicroservices Architectureのアンインストール
ノート:
Oracle GoldenGateのホーム・ディレクトリをアンインストールする前に、すべてのデプロイメントを削除することが重要です。手動での実行が必要になる可能性があるステップについては、手動で削除するファイルを参照してください。
-
次のディレクトリに移動します。
cd /$OGG_HOME/deinstall/
アンインストールはサイレントでプロンプトが表示されないため、
OGG_HOME
変数が正しく設定されていることを確認してください。 -
次のコマンドを実行します。
deinstall.sh -silent
出力は次のとおりです。ALERT: Ensure all the processes running from the current Oracle Home are shutdown prior to running this software uninstallation script. Proceed with removing Oracle GoldenGate home: /net/xyz02/scratch/scott/view_storage/scott_x21300x/local/ggtest/install_202214 (yes/no)? [no] yes Starting Oracle Universal Installer... Checking swap space: must be greater than 500 MB. Actual 11648 MB Passed Preparing to launch Oracle Universal Installer from /tmp/OraInstall2022-08-19_10-52-30AM. Please wait ... Oracle Universal Installer, Version 21.1.3.0 Production Copyright (C) 1999, 2022, Oracle. All rights reserved.Starting deinstall Deinstall in progress (Wednesday, August 19, 2022 10:52:33 AM PDT)............................................................... 100% Done. Deinstall successful