WindowsでのDSN接続の構成

Windows上で実行されているOracle GoldenGateプロセスのデータベース接続を作成する前に、Microsoft ODBC Driver 17 for SQL ServerまたはMicrosoft ODBC Driver 18 for SQL Serverのいずれかの最新バージョンをインストールします。

次のステップに従って、Oracle GoldenGateがインストールされているWindowsサーバーにシステムDSNを作成します。

SQL ServerのDSNの作成手順:

  1. 「ODBC データ ソース (64 ビット)」アプリケーションを開きます。
  2. 「ODBC データ ソース アドミニストレーター」ダイアログ・ボックスで、「システム DSN」タブを選択し、「追加」をクリックします。
  3. 「データ ソースの新規作成」で、ODBC Driver {version} for SQL Serverを選択し、「完了」をクリックします。SQL Serverに接続するための新規データソースを作成するウィザードが表示されます。
  4. 次の詳細を入力し、「次へ」をクリックします。
    • 名前: 任意の名前にできます。Windowsクラスタで、クラスタ内のすべてのノードにわたって同じ名前を使用します。
    • 説明: (オプション)このデータ・ソースの説明を入力します。
    • サーバー: SQL Server接続文字列またはサーバー\インスタンス名を入力します。Always On接続の場合は、Always On可用性グループのリスナー\インスタンス名を使用します。
  5. ログイン認証の場合は、「SQL Server authentication」を選択し、ログインIDおよびパスワード情報を指定して、「Next」をクリックします。
  6. Microsoft ODBC Driver 18 for SQL Serverを使用して接続を構成する場合は、再度「次」をクリックして、最後の構成ページに移動します。次のステップでデフォルトのデータベースを選択する前に、まずトラスト・サーバー証明書を有効にする必要があるため、「サーバー証明書を信頼」のオプションを選択し、「戻る」をクリックして続行します。
  7. 「既定のデータベースを以下に変更する」を選択し、リストからソース・データベースまたはターゲット・データベースを選択します。「Use ANSI」設定を有効にし、「Next」をクリックします。
  8. ウィザードの次のページをそのままにして、「Finish」をクリックします。
  9. 「データ ソースのテスト」をクリックし、接続をテストします。
  10. テストが成功したら、確認ボックスと「データ ソースの新規作成」ボックスを閉じます。
  11. Oracle GoldenGateプロセスが接続するSQL Serverのソースおよびターゲットの各データベースに対して、この手順を繰り返します。