3 インストール後の作業

お使いのデータベースにOracle GoldenGate Classic Architectureをインストールした後に必要になる可能性があるインストール後の作業について学習します。

Classic ArchitectureでのPostgreSQLのDataDirectドライバのインストール

Oracle GoldenGate for PostgreSQLをインストールした後、ExtractおよびReplicatプロセスはDataDirect ODBCドライバを使用してPostgreSQLデータベースに接続します。

このドライバはOracle GoldenGateにパッケージされており、個別にインストールおよび構成する必要があります。

Windowsへのインストール
Oracle GoldenGate for PostgreSQLをWindowsにインストールした後、次の手順を実行します。
  1. 「管理者として実行」オプションを使用してコマンド・プロンプトを開きます。

  2. ディレクトリをOracle GoldenGateインストール・フォルダに変更します。

  3. 次のコマンドを実行してドライバをインストールします。
    INSTALL ADDDRIVERS
Linux版のインストール

LinuxにOracle GoldenGate for PostgreSQLをインストールすると、DataDirectドライバが自動的にインストールされますが、ODBCINI変数を設定する必要があります。

Classic Architectureの場合は、ODBCINIという新しいセッション変数を作成し、その変数をodbc.iniファイルのパス(デフォルトは/etc/odbc.ini)に割り当てる必要があります。
export ODBCINI=/etc/odbc.ini