3 Oracle Database Appliance 19.13のパッチ
このリリースのOracle Database Applianceのパッチ、ダウンロードの場所およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。
- 以前のリリースからのパッチ適用
Oracle Database Applianceの以降のリリースにパッチ適用するための最小バージョンを理解します。 - 最小ソフトウェア・バージョン要件
このリリースのOracle Database Applianceをインストールするための最小ソフトウェア・バージョン要件を確認します。 - Oracle Database Applianceベア・メタル・システムおよびKVMのパッチ
My Oracle SupportでOracle Database Applianceに使用可能なパッチをダウンロードし、前提条件およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。 - Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームのパッチ
My Oracle SupportでOracle Database Appliance仮想化プラットフォームに使用可能なパッチをダウンロードし、前提条件およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。
以前のリリースからのパッチ適用
Oracle Database Applianceの以降のリリースにパッチ適用するための最小バージョンを理解します。
以前の4つのリリース内のOracle Database Applianceデプロイメントにパッチを適用することをお薦めします。特定のリリースへのアップグレードには、パッチレベルの最小要件が存在する場合があります。このリリースのOracle Database Applianceでは、パッチ適用手順がいくつか変更されています。ハードウェア・モデルのOracle Database Applianceデプロイメントおよびユーザーズ・ガイドに記載されている、アプライアンスにパッチを適用する一連の手順に従ってください。
次の表をリリースへのパッチ適用の最小要件のインジケータとして使用します。
表3-1 Oracle Database Applianceリリースの最小パッチ要件
Oracle Database Applianceのリリース(パッチ適用先リリース) | パッチ適用先のサポートされている最早リリース(このリリースをお薦めします) |
---|---|
19.13.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
仮想化プラットフォーム・デプロイメントの場合:
|
19.12.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.11.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.10.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.9.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
仮想化プラットフォーム・デプロイメントの場合:
|
19.8.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
仮想化プラットフォーム・デプロイメントの場合:
|
19.7.0.0 |
|
19.6.0.0 |
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18.8.0.0 |
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18.7.0.0 |
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18.5.0.0 |
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18.3.0.0 |
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12.2.1.4.0 |
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12.2.1.3.0 |
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12.2.1.2.0 |
注意: 12.2.1.2.0は、仮想化プラットフォームではサポートされていません。 |
12.1.2.12 |
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12.1.2.11 |
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12.1.2.10 |
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12.1.2.9 |
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12.1.2.5 | 12.1.2.0から12.1.2.4 |
12.1.2.0.0 | 2.2.0.0.0から2.10.0.0.0 |
2.2.0.0.0 | 2.1.0.3.1以前 |
リリース12.2.1.1.0はX7–2モデルでのみサポートされているため、表にはリストされていません。
最小ソフトウェア・バージョン要件
このリリースのOracle Database Applianceをインストールするための最小ソフトウェア・バージョン要件を確認します。
Oracle Database Applianceベア・メタル・システムでは、Oracle Database Applianceリリース19.13をプロビジョニングできます。Oracle Database Applianceリリース19.13のパッチを適用できるベア・メタル・システムは、Oracle Database Applianceリリース19.9以降です。また、KVM上のOracle Database Appliance DBシステムにパッチを適用してリリース19.13にすることもできます。
仮想化プラットフォームの場合、Oracle Database Applianceリリース19.13をプロビジョニングするか、Oracle Database Applianceリリース19.8からパッチ適用できます。
Oracle Database Applianceベア・メタル・システムおよびKVMのパッチ
My Oracle SupportでOracle Database Applianceに使用可能なパッチをダウンロードし、前提条件およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。
My Oracle Supportからパッチをダウンロードするときに、リリース・リストからOracle Database Applianceリリース19.13を選択します。
表3-2 Oracle Database Applianceリリース19.13のOracle Database Applianceのパッチ
パッチ・タイプ | パッチ番号 | 説明 | リソース |
---|---|---|---|
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceサーバー・パッチ |
サーバー・パッチを使用して、デプロイメントをOracle Database Applianceリリース19.13に更新します。デプロイメントをリリース19.13に更新するには、サーバー・パッチ、Oracle Grid Infrastructureクローン・ファイルおよびOracle Databaseクローン・ファイルをダウンロードする必要があります。 |
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ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceグリッド・インフラストラクチャ・クローン |
パッチ30403673を使用して、デプロイメントをOracle Database Applianceリリース19.13に更新します。このパッチを使用して、Oracle Database Applianceの初期デプロイメントも実行します。このバンドルには、リリース19.13のOracle Database Appliance ISOイメージでOracle Database Applianceを再イメージ化した後、Oracle Database Applianceにデプロイする最新のOracle Grid Infrastructureおよびデータベース・コンポーネントが含まれています。 |
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ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン19.13.0.0.211019 |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン19.13.0.0.211019を使用して、ODACLI/DCSスタック用の19.13データベース・ホームを作成します。 |
データベース・クローン・ファイルを使用したOracle Database Applianceリポジトリの更新 | |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン12.2.0.1.211019 |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン12.2.0.1.211019を使用して、19.13 ODACLI/DCSスタック用の12.2.0.1データベース・ホームを作成します。 |
データベース・クローン・ファイルを使用したOracle Database Applianceリポジトリの更新 | |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン12.1.0.2.211019 |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン12.1.0.2.211019を使用して、19.13 ODACLI/DCSスタック用の12.1.0.2データベース・ホームを作成します。 |
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Oracle Database Appliance ISOイメージ |
ISOイメージを使用して、Oracle Database Appliance 19.13のオペレーティング・システムを再イメージ化します。サーバーを再イメージ化すると、そのサーバーのローカル・ディスクに新しいオペレーティング・システムがインストールされます。 |
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Oracle Database Appliance KVMデータベース・システム・テンプレート |
KVMデータベース・システム・テンプレートを使用して、Oracle Database Appliance 19.13のKVMベースの仮想化をデプロイします。 |
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DBシステム用のOracle Database Appliance 21.4.0.0.211019 GIクローン |
Oracle Grid Infrastructure 21cクローン・ファイルを使用して、Oracle Database 21cデータベースをDBシステムにデプロイします。 |
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DBシステム用のOracle Database Appliance 21.4.0.0.211019データベース・クローン |
Oracle Database Appliance 21.4.0.0.211019クローン・ファイルを使用して、Oracle Database 21cデータベースをDBシステムにデプロイします。 |
Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームのパッチ
My Oracle SupportでOracle Database Appliance仮想化プラットフォームに使用可能なパッチをダウンロードし、前提条件およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。
注意:
この表のパッチは、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームにのみ適用できます。
表3-3 仮想化プラットフォーム用のOracle Database Applianceのパッチ
パッチ・タイプ | パッチ番号 | 説明 | リソース |
---|---|---|---|
仮想化プラットフォーム用のOracle Database Applianceサーバー・パッチ |
サーバー・パッチを使用して、デプロイメントをOracle Database Applianceリリース19.13に更新します。 |
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VM ISOイメージ(DOM0) |
ドロップダウン・リストから19.13を選択します。 |
Oracle Database Applianceを仮想化プラットフォームとして再イメージ化するために使用します。 |
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VMテンプレート(ODA_BASE) |
ドロップダウン・リストから19.13を選択します。 |
仮想化プラットフォームのODA_Baseをデプロイするために使用します。デプロイメント用のGI + データベース・クローン・ファイルが含まれます。 VMテンプレートをデプロイする前に、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームISO (パッチ16186163)を使用してシステムを再イメージ化します。 |
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仮想化プラットフォーム用のOracle Database Appliance RDBMSクローン19.13.0.0.211019 |
仮想化プラットフォーム用のOracle Database Appliance RDBMSクローン19.13.0.0.211019を使用して、仮想化プラットフォームの19.13データベース・ホームを作成します。 |
データベース・クローン・ファイルを使用したOracle Database Applianceリポジトリの更新 | |
仮想化プラットフォーム用のOracle Database Appliance RDBMSクローン12.2.0.1.211019 |
仮想化プラットフォーム用のOracle Database Appliance RDBMSクローン12.2.0.1.211019を使用して、19.13仮想化プラットフォームの12.2.0.1データベース・ホームを作成します。 |
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仮想化プラットフォーム用のOracle Database Appliance RDBMSクローン12.1.0.2.211019 |
仮想化プラットフォーム用のOracle Database Appliance RDBMSクローン12.1.0.2.211019を使用して、19.13仮想化プラットフォームの12.1.0.2データベース・ホームを作成します。 |
データベース・クローン・ファイルを使用したOracle Database Applianceリポジトリの更新 |