A キャッシュ処理のキャッシュ管理ユーザーに必要な権限
キャッシュ管理ユーザーが必要とする権限は、作成するキャッシュ・グループおよびそのキャッシュ・グループに対して実行する処理のタイプによって異なります。
表A-1では、Oracleキャッシュ管理ユーザーに必要な権限を1つ目の列に、各キャッシュ処理についてTimesTenキャッシュ管理ユーザーに必要な権限を2つ目の列に示しています。
CACHE_MANAGER
権限によって、次の権限が付与されることに注意してください:
-
CREATE ANY CACHE GROUP
-
ALTER ANY CACHE GROUP
-
DROP ANY CACHE GROUP
-
FLUSH ANY CACHE GROUP
-
LOAD ANY CACHE GROUP
-
UNLOAD ANY CACHE GROUP
-
REFRESH ANY CACHE GROUP
-
FLUSH
(オブジェクト) -
LOAD
(
オブジェクト)
-
UNLOAD
(
オブジェクト)
-
REFRESH
(
オブジェクト)
CACHE_MANAGER
権限には、キャッシュ・エージェントおよびレプリケーション・エージェントを開始および停止する権限も含まれます。
『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』の権限の階層を参照してください。
表A-1 キャッシュ処理に必要なOracle DatabaseおよびTimesTenのユーザー権限
キャッシュ処理 | Oracle Databaseキャッシュ管理ユーザーに必要な権限(1) | TimesTenキャッシュ管理ユーザーに必要な権限(2) |
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必要な最小権限 |
Oracleキャッシュ管理ユーザーには、少なくとも |
TimesTenキャッシュ管理ユーザーには、少なくとも |
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なし |
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なし |
Oracleキャッシュ管理ユーザーまたはTimesTenキャッシュ管理ユーザーの名前およびパスワードを設定します:
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Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセスが必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセスが必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
次のいずれかの方法でOracleキャッシュ管理ユーザーまたはTimesTenキャッシュ管理ユーザーの名前を取得します:
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なし |
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次のいずれかの方法でのキャッシュ・エージェントの起動
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キャッシュ・エージェントの停止
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なし |
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TimesTen Classicでは、次のいずれかを使用してキャッシュ・エージェント起動ポリシーを設定します。
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TimesTen Classicでは、キャッシュ・エージェント起動ポリシー設定を返します。
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なし |
TimesTen Classicでは、次のいずれかを使用してレプリケーション・エージェントを起動します。
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なし |
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TimesTen Classicでは、次のいずれかを使用してレプリケーション・エージェントを停止します。
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なし |
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TimesTen Classicでは、レプリケーション・エージェント起動ポリシーを設定します
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なし |
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TimesTen Classicの場合、 作成したキャッシュ・グループがAWTキャッシュ・グループである場合 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicでは、アクティブ・スタンバイ・ペアのレプリケーション・スキーム内でAWTキャッシュ・グループを使用する際に |
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なし |
|
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 (後続の行に示す異なる処理を参照) |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
TimesTen Classicの場合、 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
キャッシュ・グループを作成するには、Oracle Databaseのデフォルト表領域へのアクセス権が必要です。「Oracle Databaseユーザーおよびデフォルト表領域の作成」を参照してください。 |
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|
TimesTen Classicの場合、 |
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|
TimesTen Classicの場合、 |
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TimesTen Scaleoutの場合:
Oracle Database上の |
|
|
TimesTen Scaleoutの場合:
Oracle Database上の |
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|
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なし |
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|
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TimesTen Classicの場合、同期ライトスルーまたは伝播 |
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TimesTen Classicの場合、非同期ライトスルー |
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TimesTen Classicでは、 |
ノート: この権限は、非同期ライトスルー・キャッシュ・グループに必要な権限の1つです。 |
なし |
TimesTen Classicでは、 |
Oracle Database ノート: この権限は、非同期ライトスルー・キャッシュ・グループに必要な権限の1つです。 |
なし |
増分自動リフレッシュ |
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なし |
完全自動リフレッシュ |
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なし |
TimesTen Classicの場合、動的ロード |
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TimesTen Classicの場合、エージング |
なし |
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TimesTen Classicの場合、LRUエージング属性の設定
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なし |
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Oracle Database SQL文を生成することによるOracle Databaseオブジェクトの手動によるインストールまたはアンインストール
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TimesTen Classicの場合、コミットされたキャッシュ表更新のOracle Databaseへの伝播の無効化または有効化
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なし |
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自動リフレッシュを使用したキャッシュ・グループに対する、キャッシュ・エージェントのタイムアウトおよびリカバリ方法の構成
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TimesTen Classicの場合、AWTトランザクション・ログ・ファイルのしきい値の設定
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なし |
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TimesTen Classicの場合、AWTキャッシュ・グループの監視の有効化または無効化
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なし |
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キャッシュされたOracle Database表に対して発行されたDDL文の追跡の有効化または無効化
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脚注1 Oracleキャッシュ管理ユーザーには、少なくともCREATE TYPE権限が必要です。
脚注2 TimesTenキャッシュ管理ユーザーには、少なくともCREATE SESSION権限が必要です。
3
Oracleキャッシュ管理ユーザーが自動リフレッシュを使用したキャッシュ・グループを作成しない場合は、CREATE ANY TRIGGER
権限のかわりに、CREATE TRIGGER
権限を付与できます。
4
キャッシュ・エージェント起動ポリシーがalways
またはnorestart
に設定されている場合に必要です。
5
TimesTenキャッシュ・グループにキャッシュされる表のうち、Oracleキャッシュ管理ユーザーが所有している表を除くすべてのOracle Database表に必要です。
6
CACHE_MANAGER
権限には、CREATE [ANY] CACHE GROUP
権限が含まれます。TimesTenキャッシュ管理ユーザーが自身以外のユーザーが所有するキャッシュ・グループを作成する場合は、ANY
が必要です。
7
キャッシュ表のいずれかが、TimesTenキャッシュ管理ユーザー以外のユーザーによって所有される場合は、ANY
が必要です。
8
キャッシュ・グループの自動リフレッシュ・モードが増分に設定されており、初期の自動リフレッシュ状態がOFF
であり、Oracle Databaseデータのキャッシュ管理に使用されるOracle Databaseオブジェクトが自動的に作成されている場合に必要です。
9
キャッシュ・グループにアクセスするTimesTenユーザーがそのキャッシュ・グループを所有していない場合に必要です。
10
キャッシュ・グループの自動リフレッシュ・モードが増分の場合に必須です。
11
キャッシュ・グループにアクセスするTimesTenユーザーがそのキャッシュ表の一部を所有していない場合に必要です。
12
Oracle DatabaseユーザーがOracleキャッシュ管理ユーザーでない場合は、TimesTenキャッシュ管理ユーザーと同じ名前のOracle Databaseユーザーにこの権限が付与されている必要があります。
13
キャッシュ表にアクセスするTimesTenユーザーがその表を所有していない場合に必要です。