ChildServer接続属性を使用した子サーバー・プロセスの識別
クライアント/サーバー環境では、TimesTenは複数のTimesTen子サーバー・プロセスを作成してクライアントからの着信リクエストを処理できます。ChildServer
接続属性を使用して、ttCacheConnPoolGet('current')
またはttCacheConnPoolApply
組込みプロシージャなど、特定のキャッシュ接続プール管理機能の実行時に、特定の子サーバー・プロセスを識別できます。
ターゲット子サーバー・プロセスは、ChildServer=
n
接続属性を使用して指定された値により識別されます。ここで、n
は、1から実行中の子サーバー・プロセスの数の範囲までの数です。ChildServer
接続属性を指定すると、クライアント・プロセスは、識別された子サーバー・プロセスを使用して接続します。属性が指定されていない場合、クライアント・プロセスはランダムに選択された子サーバー・プロセスを使用して接続します。
『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』の「ttCacheConnPoolApply」および「ttCacheConnPoolGet」を参照してください。「キャッシュ接続プールの管理の例」を参照してください。