ConnectionName
この属性を使用すると、任意のデータベース接続にシンボリック名を付けることができます。接続名は1つのプロセス内で一意です。
この属性は、クライアントの接続属性としても使用できます。
TimesTenでは、シンボリック名はttIsql
、ttXactAdmin
、ttStatus
などの様々な管理ユーティリティの接続を特定する場合に使用されます。これは、マルチスレッド・アプリケーション、リモート・クライアントの識別などのように、データベースに対して複数の接続を行うプロセスで特に有効です。
この属性の値は、接続文字列を使用して接続時に動的に定義します。デフォルト値は、接続の実行可能ファイル名です。また、DSN定義で静的に定義することもできます。ConnectionName
に使用する値は、SQL識別子構文ルールに従っている必要があります。
必要な権限
この属性の値の変更に権限は必要ありません。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。
設定
ConnectionName
は次のように設定します。
属性の設定場所 | 属性の表示 | 設定 |
---|---|---|
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicの |
|
接続の名前を表す最大30文字の文字列を入力します。指定した接続名またはデフォルトの接続名がすでに使用されている場合、TimesTenは |
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ |
「Oracle TimesTen client DSN Setup」ダイアログの「Connection」フィールド |
接続の名前を表す最大30文字の文字列を入力します。指定した接続名またはデフォルトの接続名がすでに使用されている場合、TimesTenは |