管理インスタンスのステータスの表示(mgmtStatus)
mgmtStatus
コマンドは、管理インスタンスのステータス情報を表示します。
ttGridAdmin mgmtStatus
(「管理インスタンスの調査(mgmtExamine)」も参照してください。mgmtExamine
コマンドは、レポートされた管理インスタンスの問題を修復するための処理を推奨します。)
例
% ttGridAdmin mgmtStatus Host Instance Reachable RepRole(Self) Role(Self) Seq RepAgent RepActive ----------- --------- --------- ------------- ---------- --- -------- --------- mysys1host gridmgmt1 Yes Active Active 554 Up Yes mysys2host gridmgmt1 Yes Standby Standby 554 Up No
インスタンスごとに次が表示されます。
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HostおよびInstanceは、インスタンスの名前およびそのインスタンスが存在するホストの名前を示します。
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Reachableは、インスタンスの状態を判別するためにコマンドがインスタンスに正常に到達できたかどうかを示します。
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RepRole(Self)は、管理インスタンス間でデータをレプリケートする際に記録されたインスタンスのロール(ある場合)を示します。
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Role(Self)は、記録されたインスタンスのロール(ある場合)を示します。
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Seqは、インスタンスに対する最新の変更の順序番号です。
Seq
値が同じ場合、2つの管理インスタンスは同期されます。それ以外の場合、Seq
値の大きい方が最新のデータを保持します。 -
RepAgentは、レプリケーション・エージェントがインスタンスで実行されているかどうかを示します。
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RepActiveは、
mgmtStatus
コマンドがインスタンス上の管理データに加えた変更が正常に完了したかどうかを示します。mgmtStatus
コマンドは、各管理インスタンスの管理データを変更することを試みますが、このことは、スタンバイ管理インスタンスでは機能しません(読取り専用であるため)。 -
Messageには、インスタンスに関する追加の情報があります。(この例では、簡略にするため、この列は表示していません。)