インスタンス構成属性のエクスポート(instanceConfigExport)

instanceConfigExportコマンドは、指定したバージョンのモデルから、instanceConfigImportを使用して以前にインポートした構成属性設定をエクスポートします。

 

オプション

instanceConfigExportコマンドには、次のオプションがあります。

オプション 説明

-current

現在のモデル(現時点でグリッドに適用されているモデル)にインポートされた構成属性設定をエクスポートします。

-latest

グリッドにまだ適用されていない最新モデルにインポートされた構成属性設定をエクスポートします。これはデフォルトです。

-version n

指定したバージョンのモデルにインポートされた構成属性設定をエクスポートします。

filepath

構成属性設定のエクスポート先ファイルのパスと名前。ファイルを指定しないと、情報はstdoutに書き込まれます。

この例では、次の項の「インスタンス構成属性のインポート(instanceConfigImport)」に示されているインポートの後に、モデルの現在のバージョンと最新(デフォルト)のバージョンのモデルから、構成属性設定をエクスポートします。エクスポート・ファイルの内容も表示されます。

% ttGridAdmin instanceConfigExport -current /tmp/instanceconfigexp1
% more /tmp/instanceconfigexp1
max_conns_per_server=500
% ttGridAdmin instanceConfigExport /tmp/instanceconfigexp2
% more /tmp/instanceconfigexp2
max_conns_per_server=1000

ノート

このコマンドは、以前にインポートされた設定のみをエクスポートし、timesten.confファイルのそれ以外の設定はエクスポートしません。