モデルのバージョンのエクスポート(modelExport)
modelExport
コマンドは、指定されたモデルのバージョンのグリッドに関する情報を、通常は指定されたファイルにJSON形式でエクスポートします。
ttGridAdmin modelExport [-latest|-current|-version n]
[filepath]
グリッド内での出力の階層は次のとおりです。
SQLNet
TNSNames
DataSpaceGroups
Hosts
Installations
Instances
Databases
Connectables
オプション
modelExport
コマンドには、次のオプションがあります。
オプション | 説明 |
---|---|
|
最新モデル(変更されているものの、まだグリッドに適用されていないモデル)をエクスポートします。これはデフォルトです。 |
|
現在のモデル(グリッドに最近適用されたモデル)をエクスポートします。 |
|
指定したバージョン番号のモデル内のデータベース定義オブジェクトをリストします。 |
|
モデルのJSON表現が書き込まれるファイルのパスと名前。ファイルを指定しないと、エクスポートは |
例
モデルの現在のバージョン(バージョン4)をエクスポートします。これは管理インスタンスから実行されます:
% pwd /sw/tten/grid/ttinstances/gridmgmt1/bin % ttGridAdmin modelExport -current /sw/tten/grid/models/model4export.json Model version 4 exported to /sw/tten/grid/models/model4export.json
モデルの最新バージョン(バージョン5)をエクスポートします。これがエクスポートするデフォルト・バージョンです。これはデータ・インスタンスから実行されます:
% pwd /sw/tten/grid/ttinstances/instance1/bin % ttGridAdmin modelExport /sw/tten/grid/models/model5export.json Model version 5 exported to /sw/tten/grid/models/model5export.json
出力ファイルは次のとおりです:
% pwd /sw/tten/grid/models % ls model4export.json model5export.json
ノート
-
メトリックとログはエクスポートされません。これらは、アクティブ管理インスタンスに存在しますが、このモデルの一部ではありません。
-
このコマンドは、管理インスタンスまたはデータ・インスタンスから実行できます。
-
modelExport
を使用して、モデルのバックアップを作成できます。