初期接続属性
インスタンス管理者が作成したデータベースがメモリーにロードされたとき、TimesTenによって初期接続属性が設定され、この設定は、初期接続および後続のすべての接続に対して、このデータベースへの最後の接続がクローズされるまで保持されます。
初期接続属性を変更できるのは、TimesTenデータベースがアンロードされるときのみです。その後、インスタンス管理者は初期接続属性の新しい値に再接続されます。
初期接続属性の設定と異なる属性を使用してデータベースに接続しようとした場合、新しい接続が拒否されるか、属性値が無視されることがあります。ただし、既存の接続であるサイズのLogFileSize
を指定した後に、新しい接続で別のサイズのLogFileSize
を指定すると、TimesTenは新しい値を無視して警告を返します。
初期接続属性の値を現在有効な値以外に変更できるのは、インスタンス管理者のみです。初期接続属性の値を変更するには、最初にデータベースを停止してからADMIN
権限で接続する必要があります。ただし、AutoCreate
とForceConnect
の変更に権限は不要です。
初期接続属性については、次で詳しく説明します。