NLS_NCHAR_CONV_EXCP

NLS_NCHAR_CONV_EXCP属性は、NCHAR/NVARCHAR2データとCHAR/VARCHAR2データの間で暗黙的または明示的なキャラクタ・タイプの変換が行われる際、データ損失が発生した場合にエラーを報告するかどうかを指定します。

変換できない文字は置換文字に置き換えられ、CHARとNCHAR間の暗黙的および明示的な変換がサポートされます。

NLS_NCHAR_CONV_EXCPは、ALTER SESSION SQL文(『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』を参照)を使用して変更できます。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

NLS_NCHAR_CONV_EXCPは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表記方法 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

NLS_NCHAR_CONV_EXCP

0 (デフォルト) - キャラクタ・タイプの変換時にデータ損失が発生した場合、エラーを報告しません。

1 - キャラクタ・タイプの変換時にデータ損失が発生した場合、エラーを報告します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし