PLSQL_OPEN_CURSORS

この属性は、1つのセッションで一度にオープンできるPL/SQLカーソルの最大数を指定します。

これはセッションが過剰な数のカーソルをオープンしないようにするために使用します。デフォルトは50 PL/SQLカーソルです。

この属性の値の更新は、現行の接続ではなく次の接続で有効になります。この値はttDBConfig組込みプロシージャを使用してデータベース・レベルで設定することも可能で、将来の接続にデフォルトを提供します。

この値を減らし、現在オープン・カーソルの数が新しい設定以上である場合、オープン・カーソルの合計数が新しい設定より少なくなるまで、新しいカーソルはオープンできません(つまり、現在オープンしているカーソルの一部をクローズする必要があります)。

0の値は、PL/SQLカーソルをオープンできないことを示します。(ただし、PL/SQLコードを含むキャッシュされたPL/SQLカーソルがある場合は、それらを実行できます。)

ノート:

この属性の機能は、Oracle DatabaseのOPEN_CURSORSと同じです。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

PLSQL_OPEN_CURSORSを次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

PLSQL_OPEN_CURSORS

1つのセッションで一度にオープンできるカーソル数を表す0から65535の正の整数。

デフォルト値は50です。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし