Preallocate

Preallocate属性では、データベースの作成時にTimesTenがデータベースのチェックポイント・ファイル用にディスク領域を事前割当てするかどうかを決定します。この属性を設定すると、データベースをファイル・システムに保存するときに、データベース用に十分な領域が保証されます。

TimesTenでは、データベース作成、ttRepAdmin -duplicateおよびttRestoreなど、新しいチェックポイント・ファイルを作成するすべての処理に対してPreallocate属性の設定が考慮されます。

必要な権限

インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

Preallocateは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

Preallocate

0 - データベースの作成時にチェックポイント・ファイルにディスク領域を事前に割り当てません。

1 (デフォルト) - チェックポイント・ファイルにディスク領域を事前に割り当てます。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし

ノート:

大きなデータベースのディスク領域の再割当てには長時間かかる場合があります。