SSLClientAuthentication

SSLClientAuthentication属性は、SSLクライアント認証が必要(1の設定)であるか不要(デフォルトの0の設定)であるかを指定します。クライアント認証を使用する場合、サーバーはクライアントから提示されたアイデンティティを検証し、クライアント・ウォレット内のアイデンティティ(公開キーまたは秘密キー)を要求します。

クライアント認証の設定にかかわらず、サーバー認証が実行され、クライアントがサーバーを検証します。

この属性は、クライアントとサーバーの両方に対して設定する必要があります。クライアント認証の設定にかかわらず、サーバー認証が実行され、クライアントがサーバーを検証します。

詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』「クライアント/サーバー用のTLSの構成」を参照してください。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性はTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

設定

SSLClientAuthenticationは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル

SSLClientAuthentication

1 - クライアント認証が必要です

0 - 認証は必要ありません。(デフォルト)

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

「Oracle TimesTen Client DSN Setup」ダイアログの「SSL Client Authentication」フィールド。

1 - クライアント認証が必要です

0 - 認証は必要ありません。(デフォルト)