TransactionTimeout

この属性を使用し、ユーザー・トランザクションが完了するまでの制限時間を秒単位で指定します。

トランザクションがタイムアウトすると、TimesTenは、次のいずれかを示すエラーを返します。

  • TimesTenはユーザーのかわりにトランザクションをロールバックしました。または

  • ユーザーはトランザクションをロールバックする必要があります。

SQLQueryTimeout/SQLQueryTimeoutMsec値はTransactionTimeout値より小さくする必要があります。TransactionTimeout値はTTC_Timeout値より小さくする必要があります。

ノート:

  • トランザクション・タイムアウトが指定されている場合、TimesTenの動作はベストエフォート・ベースです。タイムアウトが指定された時間内に実際に発生することは保証できません。

  • トランザクション・タイムアウトは、トランザクションのアクティブなフェーズ中に適用されます。ただし、コミット、再利用、インダウト・トランザクションのリカバリなどの非アクティブなフェーズでは、トランザクションはタイムアウトしません。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

TransactionTimeoutは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

TransactionTimeout

n - ユーザー・トランザクションが完了するまでの制限時間(秒)。nの値には、0 (ゼロ)以上の任意の整数を指定できます。デフォルト値は0で、トランザクションがタイムアウトしないことを示します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし