TTC_Random_Selection

TimesTenクライアントが必要に応じてTTC_ServerN属性設定に指定されているリストから代替サーバーを選択することを指定します。選択したサーバーにクライアントが接続できない場合、クライアントはリストされているサーバーのいずれかに正常に接続するまでリダイレクトし続けます。選択したサーバーのいずれにもクライアントが接続できない場合、TimesTenはエラーを返します。

  • 1 (デフォルト): 最初に、TTC_ServerN接続属性によって指定されているフェイルオーバー・サーバーのリストがランダム化されます。その後、最初の接続およびその後の任意のクライアント・フェイルオーバー・リクエストで、クライアントはランダム化されたリストから順次選択します。

  • 0: クライアントはTTC_ServerN接続属性で指定された最初のサーバーを選択します。

自動クライアント・フェイルオーバーの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「自動クライアント・フェイルオーバーの使用」を参照してください。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

TTC_Random_Selectionは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

TTC_Random_Selection

0 = クライアントは、TTC_ServerN属性に指定された最初のサーバーを選択します。

1 (デフォルト) = 最初に、TTC_ServerN接続属性によって指定されているフェイルオーバー・サーバーのリストがランダム化されます。その後、最初の接続およびその後の任意のクライアント・フェイルオーバー・リクエストで、クライアントはランダム化されたリストから順次選択します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし