ttCacheAutorefresh
このプロシージャは、Oracle Databaseで更新が発生した場合に、次のスケジュールされた自動リフレッシュの前にキャッシュ・グループを更新したいときに役立ちます。
既存のトランザクションにロックされている表オブジェクトがあり、それらの表オブジェクトが自動リフレッシュの対象となる一連のキャッシュ・グループに属している場合、このプロシージャは何もアクションを行わずにエラーを返します。このプロシージャは、そのセッションで他の処理を実行する前にコミットまたはロールバックが必要であるという条件を設定します。
必要な権限
このプロシージャには、CACHE_MANAGERまたはADMIN権限が必要です。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。関連ビュー
このプロシージャには関連ビューはありません。
構文
ttCacheAutorefresh ('cgOwner', 'cgName', synchronous)パラメータ
ttCacheAutorefreshには、次のパラメータがあります。
| パラメータ | 型 | 説明 |
|---|---|---|
|
|
|
キャッシュ・グループの所有者の名前。 |
|
|
|
キャッシュ・グループの名前。 |
|
|
|
データを同期または非同期のどちらで更新するかを指定します。
|
結果セット
ttCacheAutorefreshは結果を返しません。
例
この例では、testcacheキャッシュ・グループおよび同じ自動リフレッシュ間隔を持つすべてのキャッシュ・グループに対して自動リフレッシュを行います。プロシージャは同期して戻ります。
Command> call ttcacheautorefresh('user1','testcache', 1);ノート
指定したキャッシュ・グループAUTOREFRESHの状態をONにする必要があります。関連する他のキャッシュ・グループは任意の状態にできますが、自動リフレッシュがON状態でない場合はリフレッシュされません。指定された関連キャッシュ・グループの自動リフレッシュを実行できません。このプロシージャはアクティブ・スタンバイ・ペアのスタンバイ・ノードではコールできません。
このプロシージャは、キャッシュ操作でのみ使用可能です。