ttCacheAutorefIntervalStatsGet

ttCacheAutorefIntervalStatsGet組込みプロシージャは、特定の自動リフレッシュ間隔の過去10回の自動リフレッシュ・サイクルについての統計情報を返します。

必要な権限

このプロシージャには、権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttCacheAutorefIntervalStatsGet (autoRefInterval, isStatic)

パラメータ

ttCacheAutorefIntervalStatsGetには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

autoRefInterval

TT_BIGINTNOT NULL

autorefreshIntervalは統計を収集するキャッシュ・グループ(この自動リフレッシュ間隔値のキャッシュ・グループ)を指定します。

自動リフレッシュ間隔(ミリ秒単位)の整数値は、自動リフレッシュの頻度を示すために自動リフレッシュ・キャッシュ・グループが作成されたときに最初に指定した値と同じ値です。

isStatic

TT_INTEGER

指定された間隔の値で静的キャッシュ・グループの情報を取得するか、動的キャッシュ・グループの情報を取得するかを示します。

0 - 動的キャッシュ・グループ

1 - 静的(非動的)キャッシュ・グループ

デフォルトは静的です。

結果セット

ttCacheAutorefIntervalStatsGetは、特定の自動リフレッシュ間隔の過去10回の自動リフレッシュ・サイクルについての統計情報を返します。

説明

autorefInterval

TT_BIGINT

自動リフレッシュ間隔(ミリ秒)。

isStatic

TT_INTEGER

指定された間隔値で静的キャッシュ・グループまたは動的キャッシュ・グループの情報を示します。

0 - 動的キャッシュ・グループ

1 - 静的(非動的)キャッシュ・グループ

autorefNumber

TT_BIGINT

自動リフレッシュ番号。

startTimestamp

TT_TIMESTAMP

自動リフレッシュ開始時間。

selectLimit

TT_BIGINT

増分自動リフレッシュ・キャッシュ・グループの行の制限セットを選択します。

numRows

TT_BIGINT

リフレッシュされる行数。

numOps

TT_BIGINT

処理中のSQL操作の数。

numCommits

TT_BIGINT

コミット数。

commitBufSize

TT_BIGINT

最大コミット・バッファ・サイズ(バイト)。

commitBufMaxReached

TT_BIGINT

コミット処理に使用されたメモリー量(バイト)。

commitBufNumOverflows

TT_BIGINT

各トランザクションに対してオーバーフローしたコミット・バッファの回数。

totalNumRows

TT_BIGINT

自動リフレッシュ・スレッドが開始してからリフレッシュされた行数。

totalNumOps

TT_BIGINT

自動リフレッシュ・スレッドが開始してからSQL操作が実行された回数。

totalNumCommits

TT_BIGINT

自動リフレッシュ・スレッドが開始してからのコミット数。

totalNumRollbacks

TT_BIGINT

自動リフレッシュ・スレッドが開始してからのsの数

totalNumSnapshotOld

TT_BIGINT

自動リフレッシュ・スレッドが開始してから受信した「Snapshot too old」エラーの数。

次の例では、静的であり7秒の間隔があると定義された自動リフレッシュ・キャッシュ・グループの統計を取得するための、ttCacheAutorefIntervalStatsGet組込みプロシージャを実行する方法を示しています。

Command> call ttCacheAutorefIntervalStatsGet(7000,1);

< 7000, 1, 41, 2013-04-25 15:17:00.000000, 0, 0, 0, 1, 0, 0, <NULL>, 
132121, 132121, 13, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 40, 2013-04-25 15:16:53.000000, 0, 0, 0, 1, 0, 0, <NULL>, 
132121, 132121, 12, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 39, 2013-04-25 15:16:46.000000, 0, 0, 0, 1, 0, 0, <NULL>, 
132121, 132121, 11, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 38, 2013-04-25 15:16:39.000000, 0, 0, 0, 1, 0, 0, <NULL>, 
132121, 132121, 10, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 37, 2013-04-25 15:16:32.000000, 0, 6305, 6305, 1, 0, 131072, 
<NULL>, 132121, 132121, 9, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 36, 2013-04-25 15:16:24.000000, 0, 15616, 15616, 1, 0, 131072, 
<NULL>, 125816, 125816, 8, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 35, 2013-04-25 15:16:17.000000, 0, 18176, 18176, 1, 0, 131072, 
<NULL>, 110200, 110200, 7, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 34, 2013-04-25 15:16:10.000000, 0, 14336, 14336, 1, 0, 131072, 
<NULL>, 92024, 92024, 6, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 33, 2013-04-25 15:16:03.000000, 0, 15360, 15360, 1, 0, 131072, 
<NULL>, 77688, 77688, 5, 21, 0, 0, 0, 0 >
< 7000, 1, 32, 2013-04-25 15:15:56.000000, 0, 11520, 11520, 1, 0, 131072, 
<NULL>, 62328, 62328, 4, 21, 0, 0, 0, 0 >

10 rows found.
このプロシージャは、キャッシュ操作でのみ使用可能です。