ttContext
このプロシージャは、現在の接続のコンテキスト値を
BINARY(8)
値として返します。コンテキストを使用して、ttStatusユーティリティおよびttDataStoreStatus組込みプロシージャによって提示される接続リストから、データベースに一意の接続を関連付けることができます。
必要な権限
このプロシージャには、権限は必要ありません。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。
TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。
TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。
構文
ttContext()
パラメータ
ttContext
にパラメータはありません。
結果セット
ttContext
は次の結果セットを返します。
列 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
現在の接続のコンテキスト値。 |
例
CALL ttContext ();
ノート:
コンテキスト値の番号は1つのプロセス内でのみ一意です。データベース全体では一意ではありません。したがって、異なるプロセスで同じコンテキスト値が使用されている可能性があります。
関連項目