ttDBWriteConcurrencyModeGet

ttDBWriteConcurrencyModeGet組込みプロシージャは、データベースの書込み同時実行モードおよび書込み同時実行モード処理とトランザクションの状態についての情報を返します。

必要な権限

このプロシージャには、権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

関連ビュー

このプロシージャには、次の関連ビューがあります。

SYS.GV$DB_WRTE_CONCURRENCY_MODE

SYS.V$DB_WRTE_CONCURRENCY_MODE

構文

ttDBWriteConcurrencyModeGet()

パラメータ

ttDBWriteConcurrencyModeGetにパラメータはありません。

結果セット

ttDBWriteConcurrencyModeGetは次の結果セットを返します。

説明

ts

TIMESTAMP NOT NULL

ステータス情報が収集された時刻。

mode

TT_INTEGER NOT NULL

書込み同時実行モード。

0 - ヒントおよび標準的な最適化技術に従って最適化します。

1: 同時書込み処理を最適化します。

operation

VARCHAR2 (50)

書込み同時実行モードの移行状態。次のいずれかです:

NULL - 移行していません。

TRANSITIONING TO MODE=n (n= 0または1)。

status

VARCHAR2 (100) NOT NULL

書込み同時実行モードの移行状態。次のいずれかです:

IN TRANSITIONまたはCOMPLETE

msg

VARCHAR2 (5000)

NULLまたはステータスの説明メッセージ。

次の例では、データベースが同時書込み処理用に最適化されたかを確認する方法を示します。

CALL ttDBWriteConcurrencyModeGet();

< 2013-09-23 13:48:21.207599, 1, <NULL>, COMPLETE, <NULL> >
1 row found.

結果は、2013年9月23日午後1時48分ごろにデータベースが同時書込み処理のために最適化されたことを示しています。モードは移行していません。