ttIndexAdviceCaptureOutput

この組込みプロシージャは、指定したレベルで最後に記録された取得の索引の推奨リストを返します。また、推奨された索引を作成するための実行可能CREATE INDEX SQL文も返します。

このプロシージャおよびこれに関連するプロシージャをIndex Advisorと呼びます。これらのプロシージャの使用方法の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「索引アドバイザを使用した索引の推奨」を参照してください。

接続レベルの取得の場合は、その取得が開始された接続と同じ接続でこのプロシージャを実行します。データベース・レベルの取得の場合は、ADMIN権限のある接続でこのプロシージャを実行します。

必要な権限

このプロシージャは接続レベルの取得に関する出力を取得するための権限を必要としません。

このプロシージャではデータベース・レベルの取得に関する出力を取得するためにADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。

TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。

TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。

関連ビュー

このプロシージャには、次の関連ビューがあります。

SYS.GV$INDEX_ADVICE_OUTPUT

SYS.V$INDEX_ADVICE_OUTPUT

構文

ttIndexAdviceCaptureOutput([captureLevel])

パラメータ

ttIndexAdviceCaptureOutputには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

captureLevel

TT_INTEGER

取得レベルでサポートされる値は次のとおりです。

0 - 現在の接続の接続レベルで索引アドバイスを出力します。これはデフォルト値です。

1 - データベース・レベルで索引アドバイスを出力します。

結果セット

ttIndexAdviceCaptureOutputは次の結果セットを返します。

説明

stmtCount

TT_INTEGER

この索引が存在していた場合はその索引を利用した可能性がある、取得ワークロードでの文の数。

createStmt

TT_VARCHAR(8300) NOT NULL

推奨された索引を作成できる実行可能文。

次の例は、HR.PURCHASE表のPURCHASE_i1と呼ばれる索引のCREATE INDEX文を示しています。このSQLワークロードの索引を利用する可能性のある文は、4つ、別々にあります。

CALL ttIndexAdviceCaptureOutput();
< 4, create index PURCHASE_i1 on HR.PURCHASE(AMOUNT); >
1 row found. 

ノート:

返されるすべての名前はスキーマの完全修飾名です。