ttIndexAdviceCaptureStart
ttOptEstimateStats
を使用して統計を更新し、'invalidate'
パラメータを'yes'
に設定することをお薦めします。この方法で統計を更新することにより、統計を最新の状態にしておくことができ、取得中に文を強制的に再作成できます。かわりに、統計を既知の値に設定するには、'invalidate'
パラメータを'yes'
に設定してttOptSetTblStats
をコールします。
このプロシージャおよびこれに関連するプロシージャをIndex Advisorと呼びます。これらのプロシージャの使用方法の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の「索引アドバイザを使用した索引の推奨」を参照してください。
必要な権限
このプロシージャでは接続レベルの取得を開始するために権限を必要としません。
このプロシージャでは、データベース・レベルの取得を開始するためにADMIN
権限が必要です。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。
TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。
TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。
関連ビュー
このプロシージャには関連ビューはありません。
構文
ttIndexAdviceCaptureStart([captureLevel], [captureMode])
パラメータ
ttIndexAdviceCaptureStart
には、次のオプションのパラメータがあります。
パラメータ | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
取得レベルでサポートされる値は次のとおりです。
|
|
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取得モードでサポートされる値は次のとおりです。
|
結果セット
ttIndexAdviceCaptureStart
は結果を返しません。
例
次の例では接続レベルでIndex Advisorの収集を開始します。
CALL ttIndexAdviceCaptureStart(0,0);
ノート:
索引アドバイスがcaptureLevel
パラメータで指定されたレベルで、またはレベルが指定されていない場合には接続レベルですでに取得されている場合に、このプロシージャをコールするとエラーになります。接続レベルの取得は、競合せずに独立した接続で並行的に実行できます。データベース・レベルの取得の開始時に、残っている進行中の接続レベルの取得は予定どおりに終了します。