ttSetUserColumnID

このプロシージャは、ユーザー指定の列IDを明示的に設定します。トランザクション・ログAPIによってアプリケーションに渡された更新には、表の列に関する情報が含まれることがあります。この列情報には、システム指定の列番号とユーザー指定の列識別子が含まれます。ユーザー指定の列IDは、このコールによって明示的に設定されるまで、値は0です。

システムは、CREATE TABLE処理またはALTER TABLE処理で各列にIDを割り当てます。ユーザーによって割り当てられた値を列IDに設定すると、データベース全体にわたり一意の列番号セットを設定したり、指定された表に対して固有の列番号方式を設定することができます。

必要な権限

このプロシージャには、XLA権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttSetUserColumnID('tblName', 'colName', repID)

パラメータ

ttSetUserColumnIDには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

tblName

TT_CHAR (61) NOT NULL

表名。

表名の指定にシノニムは使用できません。

colName

TT_CHAR (30) NOT NULL

列名。

repID

TT_INTEGERNOT NULL

整数値の識別子。

結果セット

ttSetUserColumnIDは結果を返しません。

CALL ttSetUserColumnID('APP.SESSION', 'SESSIONID', 15);

関連項目