ttXactIdGet

このプロシージャは、ロック・メッセージを解釈するためのトランザクションID情報を返します。ttXactIdGetの2つの結果列を組み合せて使用すると、データベースのトランザクションを一意に識別できます。最初の列は接続IDを表し、2番目の列は同じトランザクションIDのトランザクション数の増加を表します。個々に使用される列は対象になりません。結果は、トランザクション情報の他のソースと相関させる目的にのみ使用します。数値に厳密なパターンはありません。

必要な権限

このプロシージャには、権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。

TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。

TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。

関連ビュー

このプロシージャには、次の関連ビューがあります。

SYS.GV$XACT_ID

SYS.V$XACT_ID

構文

ttXactIdGet()

パラメータ

ttXactIdGetにパラメータはありません。

結果セット

ttXactIdGetは次の結果セットを返します。

説明

xactID

TT_INTEGER

接続ID。

counter

TT_BIGINT

同じトランザクションIDの連続するトランザクションを区別するために使用される、累増する数値。

Command> autocommit 0;
Command > call ttXactIdGet();
<2,11>
1 row found.
Command> commit;
Command> call ttXactIdGet();
<3, 12>
1 row found.

ノート:

出力は、ロック・エラー・メッセージで表示された値およびttXactAdminロック情報の出力と相互に関連があります。

関連項目