ttWarnOnLowMemory

このプロシージャを使用すると、現在の接続で実行された処理で割り当てられたメモリーが少ない場合に警告が返されるようにアプリケーションで指定できます。値を設定した場合、メモリーが割り当てられる処理で、総メモリーの使用量が接続のしきい値(接続属性PermWarnThresholdおよびTempWarnThresholdで指定)を超えると、警告が返されます。

必要な権限

このプロシージャには、権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。

TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。

TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttWarnOnLowMemory(permanent, temporary)

パラメータ

ttWarnOnLowMemoryには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

permanent

TT_INTEGERNOT NULL

1: 永続データ・パーティションに対する警告を有効化

0 - 永続データ・パーティションに対する警告を無効化

temporary

TT_INTEGERNOT NULL

1: 一時データ・パーティションに対する警告を有効化

0 - 一時データ・パーティションに対する警告を無効化

結果セット

ttWarnOnLowMemoryは結果を返しません。

CALL ttWarnOnLowMemory(1, 0);

永続データ・パーティションに対してのみ、メモリーが少ない場合の警告を有効にします。

ノート:

デフォルトでは、TimesTenは、いずれのパーティションに対してもメモリーが少ない場合の警告を発行しません。これらの警告を受け取る必要のあるアプリケーションでは、このプロシージャをコールする必要があります。このプロシージャは、接続固有であるため、警告を受け取る必要のある接続ごとに発行する必要があります。また、現在の設定は、後続の接続では適用されません。