タスク2: Oracle Databaseでのキャッシュ管理ユーザーの作成

OracleデータベースからTimesTenデータベースに表をキャッシュできるようにするには、OracleデータベースとTimesTenデータベースの両方にOracleデータベースのキャッシュ管理ユーザーを作成します。

Oracleデータベースのキャッシュ管理ユーザーは、キャッシュ環境の管理に使用される情報を格納するOracleデータベース・オブジェクトを作成および保守します。

次の例では、非自律型Oracle Databaseにcacheadminユーザー(パスワードはcacheadmpwd)を作成し、キャッシュ管理オブジェクトのデフォルト表領域cachetblspを指定します:

SQL> CREATE USER cacheadmin IDENTIFIED BY cacheadmpwd
                DEFAULT TABLESPACE cachetblsp QUOTA UNLIMITED ON cachetblsp;
User created.
トランザクション処理ワークロード・タイプの場合、次の例ではキャッシュ管理ユーザーを作成します:
SQL> CREATE USER cacheadmin IDENTIFYED BY cacheadmpwd QUOTA UNLIMITED ON DATA;

後で、TimesTenデータベースに同じ名前のキャッシュ管理ユーザーを作成して、OracleデータベースとTimesTenデータベースの間のデータのキャッシュを調整します。