Oracle Databaseのキャッシュ・メタデータのクリーン・アップ
TimesTenデータベースに特定のタイプのキャッシュ・グループを作成したときに、TimesTenは、そのキャッシュ・グループに関するメタデータをOracle Databaseに格納します。その後、そのTimesTenデータベースを削除しても、TimesTenはOracle Database内のメタデータを自動的に削除することはありません。その結果、Oracle Databaseにメタデータが蓄積される可能性があります。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』の自動リフレッシュを使用したキャッシュ・グループで使用されているOracle Databaseオブジェクトの削除を参照してください。
ただし、Kubernetes環境では、TimesTenClassicオブジェクトを最初に作成するときにcacheUser
メタデータ・ファイルとcachegroups.sql
メタデータ・ファイルを指定すると、そのTimesTenClassicオブジェクトを削除した場合にOracle Databaseメタデータがオペレータによって自動的にクリーン・アップされます。
オペレータがOracle Databaseを自動的にクリーン・アップしないようにするには、TimesTenClassicオブジェクト定義のcacheCleanup
フィールドをfalse
に設定します。詳細は、表19-3のcacheCleanup
エントリを参照してください。また、cacheUser
ファイルとcachegroups.sql
ファイルの詳細は、「構成メタデータの詳細について」を参照してください。