23 DockerfileのARG
TimesTenコンテナ・イメージを取得するためのオプションがいくつかあります。これらのオプションの1つは、独自のTimesTenコンテナ・イメージを作成することです。TimesTenは、この目的のためにDockerfileを提供します。TimesTenコンテナ・イメージの詳細は、「TimesTenコンテナ・イメージおよびコンテナ・レジストリのオプションについて」を参照してください。
Dockerfileでは、多数のARGがサポートされています。これらのARGを使用すると、Dockerfileの属性(およびその結果のイメージ)をオーバーライドできます。これらのARGは、docker
build
コマンドラインで指定します。
次の表に、サポートされているARGを示します:
表23-1 DockerfileのARG
ARG名 | デフォルト値 | 説明 |
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ベース・イメージの名前。 |
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TimesTenディストリビューションの解凍に使用されるイメージの名前。 |
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コンテナ・イメージに含めるTimesTenディストリビューションの名前。 マルチアーキテクチャKubernetesクラスタへのTimesTen Kubernetesオペレータのデプロイの詳細は、「マルチアーキテクチャKubernetesクラスタでのデプロイについて」を参照してください。 |
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コンテナ・イメージで作成されるLinuxユーザーの名前。これは、TimesTenを実行するユーザーです。 TimesTenを実行する別のユーザーを定義するには、 |
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コンテナ・イメージで作成されるLinuxグループの名前。これは、TimesTenユーザー・グループの名前です。 TimesTenグループに別の名前を定義するには、 |
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デフォルト値はありません。 |
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