22 TimesTen Kubernetesオペレータの環境変数

環境にあわせて設定できるTimesTen Kubernetesオペレータ(TimesTenオペレータ)の環境変数があります。

operator.yaml YAMLマニフェスト・ファイルとttoperator Helmチャートを使用すると、これらの環境変数を変更できます。変数にはデフォルト設定があり、必要に応じて変更できます。TimesTen Kubernetesオペレータの詳細は、「TimesTenオペレータの概要」を参照してください。

次の表では、これらの変数について説明します。

表22-1 TimesTenオペレータの環境変数

環境変数 説明

CREATE_SERVICEMONITOR

TimesTenオペレータがKubernetes ServiceMonitorオブジェクトを作成するかどうかを決定します。

有効な値は次のとおりです。
  • "1" (デフォルト): TimesTenオペレータはServiceMonitorオブジェクトを作成します。

  • "0": TimesTenオペレータはServiceMonitorオブジェクトを作成しません。

EXPOSE_METRICS"0"に設定され、CREATE_SERVICEMONITOR"1" (デフォルト)に設定されている場合、CREATE_SERVICEMONITOR"0"に設定されているかのように処理されます。

EXPOSE_METRICS

TimesTenオペレータ・メトリックがTimesTenオペレータのポッドの外部で公開されるかどうかを決定します。

有効な値は次のとおりです。
  • "1" (デフォルト): メトリックをTimesTenオペレータ・ポッドの外部で公開します。

  • "0": メトリックをTimesTenオペレータ・ポッドの外部で公開します。

EXPOSE_METRICS"0"に設定され、CREATE_SERVICEMONITOR"1" (デフォルト)に設定されている場合、CREATE_SERVICEMONITOR"0"に設定されているかのように処理されます。

また、EXPOSE_METRICS"0"に設定されている場合、METRICS_SCHEMEの値は無視され、httpが常に使用されます。

EXPOSE_PROBES

有効性プローブをTimesTenオペレータのポッドの外部に公開するかどうかを決定します。

有効な値は次のとおりです。
  • "1" (デフォルト): プローブを公開します。

  • "0": プローブを公開しません。

METRICS_SCHEME

TimesTenオペレータ・メトリックをhttpsまたはhttpで使用可能にするかどうかを決定します。

有効な値は次のとおりです。
  • "https" (デフォルト): httpsを使用します。

  • "http": httpを使用します。

EXPOSE_METRICS"0"に設定されている場合、METRICS_SCHEMEの値は無視され、httpが常に使用されます。

TimesTenオペレータの環境変数の詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータからのメトリックの公開」を参照してください。