TimesTenオペレータ・メトリックの公開について

デフォルトでは、TimesTenオペレータは、独自の機能およびTimesTenClassicオブジェクトのステータスに関するメトリックをPrometheusまたはその他のスクレイプ・メカニズムに自動的に公開します。デフォルトの動作と、これらのメトリックを公開するためのオプションがあります。デフォルトの動作を受け入れることをお薦めしますが、環境に最適な動作を決定できます。

operator.yaml YAMLマニフェスト・ファイルは、TimesTenオペレータ・メトリックのデフォルトの環境変数を設定します。次に例を示します。

vi operator.yaml

...
spec:
  ...
    spec:
      ...
          ports:
          - name: probes
            containerPort: 8081
            protocol: TCP
          - name: metrics
            containerPort: 8080
            protocol: TCP
      ...
          env:
            ...
            - name: EXPOSE_METRICS
              value: "1"
            - name: METRICS_SCHEME
              value: "https"
            - name: EXPOSE_PROBES
              value: "1"
            - name: CREATE_SERVICEMONITOR
              value: "1"
 ...

次の環境変数は、TimesTenオペレータ・メトリックのデフォルト値を設定します:

  • EXPOSE_METRICS: "1"の値は、TimesTenオペレータ・メトリックが公開されることを示します。

  • METRICS_SCHEME: "https"の値は、TimesTenオペレータ・メトリックがhttpsを使用して公開されることを示します。
  • EXPOSE_PROBES: "1"の値は、TimesTenオペレータ・プローブが公開されることを示します。

  • CREATE_SERVICEMONITOR: "1"の値は、TimesTenオペレータがServiceMonitorオブジェクトを作成することを示します。

TimesTenオペレータ・メトリックの詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータからのメトリックの公開」および「TimesTen Kubernetesオペレータの環境変数」を参照してください。