TimesTenオペレータのインストール
TimesTenコンテナ・イメージには、TimesTen Kubernetesオペレータ(TimesTenオペレータ)をインストールするためのTimesTen YAMLマニフェスト・ファイルおよびHelmチャートが含まれています。TimesTen YAMLマニフェスト・ファイルおよびHelmチャートを取得する方法の詳細は、「TimesTen YAMLマニフェスト・ファイルおよびHelmチャートの取得」を参照してください。
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TimesTenオペレータのサービス・アカウント、ロールおよびロール・バインディングをインストールします:
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service_account.yaml
: このファイルは、TimesTenオペレータを正しく実行するために必要なロール・バインディング、ロールおよびサービス・アカウントを定義します。サービス・アカウントには、ロールを介して付与される一連の権限が定義されている必要があります。ロール・バインディングは、サービス・アカウントにロールを割り当てます。 -
service_account_cluster.yaml
: 必須ではありませんが、このファイルをインストールすることをお薦めします。TimesTenオペレータの追加の特権および権限を定義します。ノード障害の検出時にTimesTenオペレータでTimesTenポッドおよびPVCを削除する場合は、これらの特権および権限が必要です。この機能の詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータによるノード障害の処理方法」を参照してください。このファイルをインストールする前に、
#namespace: <NAMESPACE>
を実際のネームスペースの名前に置き換えて変更する必要があります。この項の例では、この方法を示します。
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カスタマイズ内容に応じて
operator.yaml
ファイルを変更します。この例では、変更内容は次のとおりです:-
image
:container-registry.oracle.com/timesten/timesten:latest
をコンテナ・イメージに置き換えます。この例では、イメージをcontainer-registry.oracle.com/timesten/timesten:22.1.1.30.0
に変更します。 -
imagePullSecrets
:sekret
をイメージ・プル・シークレットの名前に置き換えます。この例では、イメージ・プル・シークレットの名前は変更しません。
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TimesTenオペレータをインストールします。