TimesTenオペレータ・デプロイメントのカスタマイズについて
operator.yaml YAMLファイルは、ネームスペーススコープの環境でTimesTenオペレータを実行するデプロイメントを定義し、cluster_operator.yaml YAMLファイルは、クラスタスコープの環境でTimesTenオペレータを実行するデプロイメントを定義します。これらのファイルを使用して、特定の環境用にカスタマイズできます。ネームスペーススコープの環境でもクラスタスコープの環境でも、指定できるカスタマイズ内容は同じです。
ttoperatorおよびttclusteroperator Helmチャートでは、Helmを使用してTimesTenオペレータのデプロイメントを定義します。Helmを使用する場合は、「TimesTen Kubernetesオペレータ環境でのHelmの使用」を参照してください。
次の情報は、YAMLマニフェスト・ファイルに固有の情報です:
operator.yamlまたはcluster_operator.yamlファイルを変更します(ネームスペーススコープの環境ではoperator.yamlを変更し、クラスタスコープの環境ではcluster_operator.yamlを変更します)。変更内容は次のとおりです:
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image: 実行するコンテナ・イメージ。 -
imagePullSecrets:imageのイメージ・レジストリにアクセスするための資格証明を含むイメージ・プル・シークレット。 -
replicas: 実行するTimesTenオペレータ・ポッドの数。 -
affinity: TimesTenオペレータをamd64ノードで実行するか、arm64ノードで実行するかを定義できるセクション。これらのノード設定は、マルチアーキテクチャのKubernetes環境での実行に固有のものです。「マルチアーキテクチャKubernetesクラスタでのデプロイについて」を参照してください。 -
TimesTenオペレータの環境変数。デフォルト設定を変更しないことをお薦めしますが、次の環境変数は必要に応じてカスタマイズできます:
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CREATE_SERVICEMONITOR: 「TimesTen Kubernetesオペレータからのメトリックの公開」を参照してください。 -
EXPOSE_METRICS: 「TimesTen Kubernetesオペレータからのメトリックの公開」を参照してください。 -
EXPOSE_PROBES: 「準備状況および有効性プローブについて」を参照してください。 -
METRICS_SCHEME: 「TimesTen Kubernetesオペレータからのメトリックの公開」を参照してください。 -
TT_MAX_RECONCILES: 「TimesTen Kubernetesオペレータの環境変数」を参照してください。
TimesTenオペレータ環境変数の詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータの環境変数」を参照してください。
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