TimesTenオペレータ構成について

接続マネージャを使用してクライアント/サーバーのパフォーマンスを最適化するためのTimesTenオペレータ構成を次に示します。
  • TT_CONNECTION_MANAGER: この環境変数を定義して、1に設定すると、接続マネージャが有効になります。operator.yamlおよびcluster_operator.yaml YAMLマニフェスト・ファイル内で、この値はデフォルトで1に設定されます。

    connectionManager: ttoperatorまたはttclusteroperator Helmチャートで、これを定義してtrueに設定すると、接続マネージャが有効になります。デフォルトはtrueで、ttoperatorおよびttclusteroperator Helmチャートで設定されます。

    TimesTenオペレータに対してメトリックを無効にした場合、またはメトリックにhttpsを使用していない場合、接続マネージャは有効になりません。たとえば、METRICS_SCHEMEhttpに設定する、またはEXPOSE_METRICS0 (またはHelmチャート内で同等のもの)に設定すると、TT_CONNECTION_MANAGER (およびconnectionManager)は無視され、0 (またはfalse)として処理されます。

  • TT_CONNECTION_MANAGER_NODEPORT環境変数(operator.yamlおよびcluster_operator.yaml内)およびoperatorNodePort値(ttoperatorおよびttclusteroperator Helmチャート内): クラスタ外部のアプリケーションが接続マネージャAPIを使用するときのポート番号を変更する場合に使用します。デフォルトは32625です。

  • TT_OPERATOR_SAN環境変数(operator.yamlおよびcluster_operator.yaml内)およびoperatorSAN値(ttoperatorおよびttclusteroperator Helmチャート内): TimesTenオペレータ・メトリックおよび接続マネージャAPIへのアクセスを制御する目的でTimesTenオペレータによって作成されるTLS証明書にサブジェクト代替名(SAN)を追加する場合は、この環境変数を使用します。
    • メトリックおよび接続マネージャAPIをクラスタ内からしか使用しない場合は、YAMLマニフェスト・ファイルでこの環境変数を定義する必要はありません(またはHelmチャートで値を定義する必要はありません)。

    • クラスタの外部からメトリックまたは接続マネージャAPI (あるいはその両方)を使用する場合は、クラスタ内のノードのSANを定義する必要があります。デフォルトでは、SANは指定されていません。

詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータの環境変数」および「TimesTen KubernetesオペレータのHelmチャート」を参照してください。

通常のHTTPエラー・コードは、リクエストが無効かどうかを示します。

有効なリクエストを受信すると、次の形式のJSONオブジェクトが返されます:
{ "status": 0 [, "error": "the error"] [, "connstr": "TTC_SERVER1=..."]}
説明:
  • status: リクエストが成功したかどうかを示す数値です。値が0の場合は、成功です。

  • error: status0と等しくない場合、これはエラーを説明する文字列です。

  • connstr: status0と等しい場合、これは返された接続文字列です。