TimesTenClassicStatus

TimesTenClassicStatusはTimesTenClassicに表示されます。オペレータは、TimesTenClassicStatusに様々な永続情報を格納します。

kubectl getコマンドおよびkubectl describeコマンドの出力には、TimesTenClassicStatusの情報が表示されます。この情報には、次のものが含まれます。

  • awtBehindMb: AWT (非同期WriteThrough)が使用されている場合にのみ表示されるフィールド。このフィールドは、Oracle DatabaseにまだプッシュされていないTimesTenに存在するログのMB数を表します。AWTキャッシュ・グループの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』キャッシュ・グループの概要を参照してください。

  • アクティブ・スタンバイ・ペアの高レベル状態: アクティブ・スタンバイ・ペアの高レベル状態を示す文字列。

  • 各ポッドのTimesTenの詳細な状態。次のものが含まれます。

    • TimesTenエージェントが稼働しているかどうか。

    • TimesTenメイン・デーモンが稼働しているかどうか。

    • TimesTenレプリケーション・エージェントが稼働しているかどうか。

    • TimesTenキャッシュ・エージェントが稼働しているかどうか。

    • インスタンスにデータベースがあるかどうか。

    • データベースがロードされているかどうか。

    • データベースが更新可能か読取り専用かどうか。

    • データベースにレプリケーション・スキームがあるかどうか。

    • このデータベースのレプリケーションの状態。

    • このデータベースはピアのレプリケーション状態をどのように認識しているか。

    • このポッド(アクティブまたはスタンバイ)のTimesTenのロール。

    • ポッドの高レベル状態。

ノート:

たとえば、エージェントが実行されていない場合や、ポッドが使用できない場合、不明な値が発生することがあります。