使用する接続方法の設定(tnsnamesまたは簡易接続ネーミング・メソッド)

sqlnet.oraファイルが存在する場合、このファイルは、試行するネーミング・メソッドおよびその試行順序を指定します。

ODP.NETは次の優先順位でsqlnet.oraファイルを検索します。

  1. TNS_ADMIN環境変数が設定されている場合、ODP.NETではその指定場所が検索されます。

  2. TNS_ADMINが設定されていない場合、Oracle Databaseのデフォルトの場所は、Oracle Database Net Servicesリファレンスsqlnet.oraファイルのパラメータの説明のとおりにODP.NETによって検索されます。

sqlnet.oraが検出された場合、そこに示されるネーミング・メソッドのみを使用できます。sqlnet.oraが検出されない場合、tnsnamesまたは簡易接続ネーミング・メソッドのいずれかを使用できます。

TimesTenでは、tnsnames.oraおよびsqlnet.oraファイルのサンプル・コピーはtt_installation_dir\network\admin\samplesディレクトリにあります(ここで、tt_installation_dirはTimesTenインストールのルート・ディレクトリです)。次にTimesTenで用意されている、tnsnamesネーミング・メソッドと簡易接続ネーミング・メソッドの両方をサポートするsqlnet.oraファイルを示します。

# To use ezconnect syntax or tnsnames, the following entries must be
# included in the sqlnet.ora configuration.
NAMES.DIRECTORY_PATH= (TNSNAMES, EZCONNECT)

この設定では、ODP.NETはまず接続文字列からtnsnames構文を検索します。tnsnames構文を検索できない場合は、簡易接続文字列を検索します。

ノート:

ODP.NETには、Oracle Databaseネットワーク・ライブラリが含まれます。TimesTen環境では、ODP.NETはTimesTen付属のInstant Clientに含まれるOracle Databaseネットワーク・ライブラリのコピーを使用しません(参考: TimesTenリリースが同梱されて出荷されるOracle Database 19c Instant Clientの場合、tt_installation_dir\ttoracle_home\instantclientにあります。)