アクティブ・スタンバイ・ペア内のデータベースの識別
最初のコンポーネントは、アクティブ・マスター・データベース、スタンバイ・マスター・データベースおよび任意のサブスクライバ・データベースを識別します。最初のデータベース名は、アクティブ・マスター・データベースを指定します。2番目のデータベース名は、スタンバイ・マスター・データベースを指定します。読取り専用サブスクライバ・データベースは、SUBSCRIBER
句によって識別されます。
「データベースのDSNの定義」で説明されている完全なデータベース名を使用します。
CREATE ACTIVE STANDBY PAIR master1, master2 SUBSCRIBER subscriber1;
高可用性システムを実現するには、アクティブ・マスター・データベースとスタンバイ・マスター・データベースは別々のホストに存在する必要があります。読取り専用のサブスクライバは、ローカルまたはリモートのいずれにもできます。リモート・サブスクライバによって、サイト固有の障害から保護されます。
また、IPアドレスまたは二重引用符で囲まれたホストのリテラル名を使用して、データベースが存在するホストを指定できます。FullDatabaseName
の一部としてホストIDを指定します。
DatabaseName [ON Host]
Host
は、IPアドレスまたはホストのリテラル名のいずれかです。hostname
オペレーティング・システム・コマンドから返された値を使用します。ホスト名は二重引用符で囲むことをお薦めします。たとえば:
CREATE ACTIVE STANDBY PAIR repdb1 ON "host1", repdb2 ON "host2";