制限されたコマンドおよびSQL文
Oracle ClusterwareをTimesTenと組み合せて使用する場合、アクティブ・スタンバイ・ペア・レプリケーション・スキームはアクティブ・データベース上で作成(ttCWAdmin -create
コマンドを使用)および削除(ttCWAdmin -drop
コマンドを使用)されます。
ttCWAdmin -create
コマンドとttCWAdmin -drop
コマンドの間には、いくつかのコマンドまたはSQL文は実行できません。
ただし、これらのコマンドまたはSQL文は、ttCWAdmin -beginAlterSchema
コマンドとttCWAdmin -endAlterSchema
コマンドを使用するときに実行できます(「スキーマの変更」を参照)。
次のコマンドまたはSQL文は実行できません:
-
CREATE ACTIVE STANDBY PAIR
、ALTER ACTIVE STANDBY PAIR
およびDROP ACTIVE STANDBY PAIR
のSQL文によるアクティブ・スタンバイ・ペアの作成、変更または削除。 -
ttAdmin
ユーティリティの-repStart
オプションおよび-repStop
オプション、またはttRepStart
またはttRepStop
の組込みプロシージャのいずれかによる、レプリケーション・エージェントの起動または停止。詳細は、「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。 -
ttAdmin
ユーティリティの-cacheStart
オプションおよび-cacheStop
オプション、またはttCacheStart
およびttCacheStop
の組込みプロシージャのいずれかによる、アクティブ・スタンバイ・ペア作成後のキャッシュ・エージェントの起動または停止。 -
ttRepAdmin
ユーティリティの-duplicate
オプションによるデータベースの複製。
また、ttCWAdmin -shutdown
をコールする前にttDaemonAdmin -stop
をコールしないでください。
Oracle Clusterwareと統合されたTimesTenでは、このような操作は、ttCWAdmin
ユーティリティおよびcluster.oracle.ini
ファイルで指定された属性によって行われます。