11 キャッシュ・グループおよびキャッシュ表の特性
この章では、キャッシュ表特性の表示について説明します。キャッシュ・グループの作成後に、キャッシュ・グループのタイプ、自動リフレッシュ属性およびエージング・ポリシー(ある場合)を含むキャッシュ・グループの特性を表示できます。また、自動リフレッシュ属性を変更することもできます。
ノート:
TimesTenキャッシュは、TimesTen Scaleoutデータベースではサポートされていません。
この項の内容は次のとおりです。
キャッシュ・グループの特性の表示
キャッシュ・グループの特性を表示するには、次の手順を実行します。
キャッシュ表の表示
キャッシュ・グループ内のキャッシュ表のリストを表示するには、次の手順を実行します。
- 「キャッシュ・グループ」ノードを右クリックします。
- そのキャッシュ・グループの名前が含まれているノードの左側にある「+」をクリックします。
キャッシュ・グループ定義の表示
CREATE CACHE GROUP
文を表示するには、次の手順を実行します。
- 「キャッシュ・グループ」タブを選択します。
- 「SQL」タブを選択します。
そのキャッシュ・グループが見つからない場合は、「TimesTenデータベース・オブジェクトの検索」を参照してください。
エージング属性の表示
「キャッシュ・グループ」タブ内にある「エージング属性」タブには、エージング・ポリシーが定義されたキャッシュ・グループのエージング・ポリシー・タイプ、エージング・サイクルおよびエージング状態が表示されます。
LRUエージング・ポリシーが適用されたキャッシュ・グループでは、TimesTenデータベースのメモリー使用量のしきい値が表示されます。LRUエージングおよびLRUしきい値の詳細は、「エージング・ポリシーの指定」を参照してください。
時間ベースのエージング・ポリシーが適用されたキャッシュ・グループでは、タイムスタンプ値(各行が追加された日時または最新の更新日時を示す)、および更新されていないデータが削除されない期間を格納するために使用する、NULL値を許可しないDATE
またはTIMESTAMP
列の名前が表示されます。
キャッシュ・グループの自動リフレッシュ属性の変更
自動リフレッシュが定義されている読取り専用キャッシュ・グループまたはユーザー管理キャッシュ・グループの自動リフレッシュ属性を変更できます。
キャッシュ・グループの自動リフレッシュの詳細は、Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイドのAUTOREFRESHキャッシュ・グループ属性を参照してください。