7 OracleデータベースからTimesTenデータベースへのデータのロード
SQL Developerでは、パラレル・スレッドを使用して、キャッシュ・グループまたはキャッシュ表を作成することなく、OracleデータベースからTimesTenデータベースにデータをロードできます。
ノート:
SQL Developerでは、ttLoadFromOracle
組込みプロシージャのファンクションを使用してOracleデータベースからTimesTenデータベースにデータをロードします。ttLoadFromOracle
ユーティリティの詳細は、Oracle TimesTen In-Memory DatabaseリファレンスのttLoadFromOracleを参照してください。
この章では、OracleデータベースからTimesTen表へのデータのロードについて説明します。
この項の内容は次のとおりです。
Oracleデータベース表からデータをロード
OracleデータベースからTimesTenデータベースにデータをロードする前に次を確認します。
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Oracle TimesTen In-Memory Databaseリリース11.2.2.4 (以上)を使用していること。
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TimesTen SQL developer接続に対しOracleデータベース接続情報(Oracle DatabaseパスワードおよびOracle Net Service名)を指定していること。TimesTenデータベース接続の定義の詳細は、「TimesTenデータベースの名前付きの接続の定義」を参照してください。
SQL Developerのメイン・ページを開き、TimesTen接続が展開されていることを確認します。
拡張
拡張モードを使用すると、TimesTenデータ型へのOracleデータベース・データ型のマッピングを選択し、圧縮分析によるデータ圧縮の推奨を取得できます。拡張モードを使用する前に、「Oracleデータベース表からデータをロード」のステップがすべて完了していることを確認してください。
ノート:
この項で設定したデータ型マッピングおよび圧縮設定は、Oracleデータベースからロードするすべての表に適用されます。
ノート:
工場出荷時のデフォルトのリセット・ボタンをクリックして、すべての構成値を工場出荷時のデフォルトに設定できます。
簡易
簡易モードでは、Oracleデータベース・データ型のTimesTenへのマッピングを選択せずに、Oracleデータベースからデータをロードできます。ただし、拡張モードを使用している場合は、データ型と圧縮のマッピングを指定した後に、これらの指示に従うことができます。
拡張モードを使用している場合は、「拡張」のステップがすべて完了していることを確認してください。
簡易モードを使用している場合は、「Oracleデータベース表からデータをロード」のステップがすべて完了していることを確認してください。
このダイアログでは、Oracleデータベースからデータをロードする表を選択する必要があります。デフォルトでは、ダイアログにはOracleデータベース・スキーマの表が表示されます。オプションで、他のデータベース・スキーマから表を選択できるように、次の操作を実行できます。
他のデータベース・スキーマから表を選択しない場合は、表のロード手順に直接移動できます。
Oracleデータベース・スキーマの削除
Oracleデータベース・スキーマを削除するには、次のステップを実行します。この手順では、Oracleデータベース・スキーマは、「Oracleからロード」データベース機能で使用可能な状態から削除されるだけです。接続ユーザーのOracleデータベース・スキーマを削除することはできません。
Oracleデータベース表から既存のTimesTen表へのデータのロード
Oracleデータベース表から既存のTimesTen表にデータをロードするには、次のステップを実行してください。SQL Developerのメイン・ページを開き、TimesTen接続が展開されていることを確認します。