8 キャッシュ環境の作成およびアクセスの前提条件
TimesTenデータベースを作成した後、TimesTenデータベースでOracleデータベース・データをキャッシュする前に、次のタスクを実行する必要があります。
ノート:
TimesTenキャッシュは、TimesTen Scaleoutデータベースではサポートされていません。
Oracle DatabaseおよびTimesTenデータベースの構成
TimesTenデータベースで、Oracleデータベース・データをキャッシュする前に、SQL Developerの外部でSQL*PlusやttIsql
ユーティリティなどのコマンドライン・インタフェースを使用するか、SQL Developer内部でSQLワークシートを使用して、特定のタスクを実行する必要があります。
次のようなタスクがあります。
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TimesTenユーザーへのキャッシュ権限の付与
Oracleデータベース・ユーザーおよびTimesTenユーザーの作成の詳細は、Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイドのOracleデータベース・ユーザーの作成およびTimesTenユーザーの作成を参照してください。
OracleデータベースおよびTimesTenデータベースの構成の詳細は、Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイドのTimesTen ClassicにデータをキャッシュするためのOracleデータベースの構成およびOracleデータベース・データをキャッシュするためのTimesTenデータベースの構成を参照してください。
キャッシュ管理ユーザーの名前およびパスワードの設定
Oracle Databaseでキャッシュ管理ユーザーを作成する必要があります。このユーザーは、キャッシュ・グループの定義済動作を実行します。
Oracle Databaseでキャッシュ管理ユーザーを作成した後、TimesTenデータベースでそのユーザーに名前およびパスワードを設定する必要があります。
キャッシュ管理ユーザーの名前およびパスワードを設定するには、次の手順を実行します。
OracleデータベースをキャッシュするTimesTenデータベースごとに、キャッシュ管理ユーザー名およびパスワードを設定する必要があります。TimesTenデータベースを削除して再作成する場合、または Oracle Databaseでキャッシュ管理ユーザーを削除して再作成する場合は、TimesTenデータベースでキャッシュ管理ユーザー名およびパスワードをリセットする必要があります。
キャッシュ管理ユーザーの詳細は、Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイドのキャッシュ管理ユーザーの名前およびパスワードの設定を参照してください。
キャッシュ・エージェントの起動および停止
キャッシュ管理ユーザー名とパスワードを設定した後、TimesTenキャッシュ・エージェント・プロセスを開始する必要があります。キャッシュ・エージェント・プロセスでは、キャッシュ・グループのロードや自動リフレッシュなどの操作をキャッシュします。
キャッシュ・エージェントを起動するには、次の手順を実行します。
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TimesTenデータベースの接続名のノードを右クリックして、「キャッシュ・エージェントの開始/停止」を選択します。
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「キャッシュ・エージェントを開始中/停止中」ダイアログ・ボックスで、「プロンプト」タブの「エージェントの開始」を選択します。
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「適用」をクリックしてキャッシュ・エージェントを起動します。
実行中のキャッシュ・エージェント・プロセスを停止するには、次の手順を実行します。
- TimesTenデータベースの接続名のノードを右クリックして、キャッシュ・エージェントを起動したときと同じ方法で「キャッシュ・エージェントの開始/停止」を選択します。
- 「キャッシュ・エージェントを開始中/停止中」ダイアログ・ボックスで、「プロンプト」タブの「エージェントの停止」を選択します。
- 「適用」をクリックしてキャッシュ・エージェントを停止します。
キャッシュ・エージェント・プロセスの詳細は、Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイドのキャッシュ・エージェントの管理を参照してください。