B Oracle Application Expressの制限事項

Oracle Application Expressコンポーネントに関連した制限事項について学習します。

Oracle Application Express開発環境には、ワークスペース数や特定のワークスペース内に存在できるユーザー数に関する制限はありません。

B.1 コンポーネントの制限事項

次の表は、対話モード・レポート、クラシック・レポート、フォーム、表形式フォームなど、Oracle Application Expressコンポーネントに関連した制限事項を示しています。

表B-1 コンポーネントの制限事項

コンポーネント 制限事項 さらに学習するには...

データ・ロード

データ・ロード時の列の最大数は45です。

レガシー・データ・ロード機能を使用したアプリケーションの管理

外部プリント・サーバーを使用した対話モード・レポートおよびクラシック・レポートのエクスポート

外部プリント・サーバーを使用する場合、生成されるレポート・テンプレート・ヘッダー・サブテンプレートには32kの制限があります。また、列の別名の長さによって異なりますが、約26の(またはそれより少ない)列がサポートされます。

アプリケーションおよびアプリケーション・コンポーネントのエクスポート

フォーム

32767バイトのテキスト領域またはリッチ・テキスト・エディタ・アイテム。

主キー用に2列(組込みDMLプロセスを使用する場合)。主キー列が3つ以上定義されているユーザーの場合、ROWIDも指定できます。

フォームの開発

対話モード・レポート

列ヘッダー・フィルタごとに999行(列属性にカスタムLOVが指定されていない場合)。対話モード・レポート内のチャートは、最大10000個のデータ・ポイントをレンダリングできます。

レポートの開発

アイテム名

アイテム名は30文字以下にする必要があります。30文字を超えるアイテムは、バインド変数構文を使用して参照できません。

バインド変数構文を使用したセッション・ステートの参照

アイテムのネーミング規則について

表形式フォーム

ページごとに1つのウィザード生成表形式フォーム(組込みDMLを使用)

50の編集可能な表形式フォーム列(apex_application.g_f01-apex_application.g_f50)。apex_itemまたは組込み表形式フォーム表示タイプによって生成されます。

レガシー表形式フォームの管理

検証

検証に対して入力するテキストは、3,950文字以下にする必要があります。

検証の理解